広島堪能〜ヒョウモンモドキ観察会〜08.6/14
この日は、久しぶりのヒョウモンモドキ観察会に参加です。
昨年はサボったので2年ぶり、というわけで、ちょっとドキドキ。
世羅台地周辺はいろいろと出会いが多い場所なんで楽しみだった
わけですが、やっぱり想像以上の各種成果を上げることができました。
さらに本来は、某氏と共にちょっとした挑戦をする予定だったの
ですが、よんどころなき事情により延期になったのは残念無念。
それでも観察会終了後に一人で突撃してあれこれ探索してみたりと
なかなか濃厚な時間を過ごすことができたのでした♪
<1>西条市周辺 |
まず早朝から訪れたのは、西条市周辺のため池。
薄暗いうちからウロウロすると、キイトトンボ(左)多数。そして、予想外にも
コバネアオイトトンボ(右)にも会えました。一瞬の出逢いは暗くてブレブレでしたが…
池の縁には、どこにもかしこにもスゲドクガ(左)がたくさんいていい雰囲気でした。
つい最近羽化したのかなぁという雰囲気のギンヤンマ羽化殻(右)もポツポツ発見。
久しぶりのキンイロネクイハムシにも会えました。何度見てもいい質感♪
そういえば、ネクイハムシ系もあれこれ見てみたいと思いながら全然実現してませんね〜。
ちょっと驚いたのは、ジャスト羽化中のアオイトトンボ類(左)。ちょうど脱いでるとこ。
さらに探すと、今から羽化しますというヤゴ(右)も見れました。
時期的に遅めだし、これもコバネアオイトだったりしますかね?この状態じゃわからなくて…
早くもトノサマバッタ(左)が飛び跳ねてたのもちょっぴりビックリでした。
少し不思議だったのが、人家脇にあったオオダイコンソウ(右)。自生?植栽?
水田を覗き込むと、コミズムシ類の幼虫(左)を発見。しかしゴミが多くて
なかなか上手く撮影できないなぁ、と思いつつ、よくよくみると、そのゴミと思って
いたものは、ミジンコ類(右)だったのでビックリ。ドアップ撮影に挑戦してみましたが…
お次のポイントでは、初手から交尾中のモノサシトンボ(左)を発見。
池の縁には、スズサイコの大株(右)があって、これもまたなんとも嬉しくなります。
うろうろすると、羽化直後のコシアキトンボ(左)を発見。
さらに、予想外にもこちらも羽化直後のチョウトンボ(右)がかなりの数見れたんです♪
というわけで、新鮮ピカピカのチョウトンボ(左)も多数撮影できてウハウハ状態。
ちょっと驚いたのは、すでに活動をはじめていたノシメトンボ(右)。早いねキミ。
うろうろしていると、オオチャバネセセリ(左)が出現したり、なんとも
納得のいかないウソ臭い造形のコウモリガ(右)がいたりしましたが、目的のトンボは
なかなか見つからないまま、タイムアップ。
本当に縁がないナァ、と思いながら帰り始めた時、足元を見た私はフリーズしました。
え??……おっしゃ!アオヤンマだ!
というわけで、憧れつづけたトンボとの出逢いは、すぐ足元。
それも、気付かずに踏み出していたら、そのまま踏んづけていたに違いない場所(笑
まぁ、得てして出逢いというのはこういうものかもしれませんが、なんか拍子抜け…
ちなみに、アオヤンマにはずっとなぜかしら縁がなくて、今回が初撮影。
予想以上の鮮やか過ぎる色合いに感激しましたが、先方はそうは思わなかった
ようで、数カット撮ったらビュンと飛び立ってはるかかなたの林の中に。
まぁ、いずれにせよ大願成就というわけです。いやぁ、朝から調子がいいナァ♪
ほくほくしつつ、観察会の会場へ急いでいると、車窓から不思議な花を発見。
急いで車を止めてみると、あきらかに怪しいコウホネ類です。
西条市あたりっていろいろあったよなぁと、頭の中で検索表を必死で読み出してみたり。
とりあえず、花柱が鮮やかな赤(左)なのと葉の形等から、サイジョウコウホネなのでしょう。
全国でもこのあたりでしか見れないという貴重品との出逢いに感激!
近くにはジュンサイの花(右)があったのでドアップで撮影したりして遊んでると、
すっかり時間的にヤバくなり、大慌てでスットばす羽目になったんでした(笑
<2>世羅台地某所 |
というわけで、微妙に遅刻でヒョウモンモドキの観察会に参加。
コアジサイ(左)が咲き誇る湿地を歩くと、遠くにヒョウモンモドキ(右)が姿を見せます。
なお、この写真は、偶然ですが、一応飛びモノが撮れておりました。ブレてるけど。
なかなか近くには出現してくれないなぁとボヤいていると、なぜか砂利敷きの道で
チョコチョコと舞う♀を発見。参加者一同いろめきたち、大撮影会になってみたりとか。
面白かったのは、目の前で巣穴を掘ってくれたジガバチ類(左)。これはサトジガバチかな?
ヒメキマダラセセリ(右)なんかも出現して、やっぱり今回もなかなか賑やかな感じでした。