青空の但馬で〜雪国に感嘆〜08.4/27

この日は、久しぶりの但馬に突撃して来ました。早春のあれこれ狙いです。
今年は雪深かったとは聞いていましたが、いくらなんでもそろそろ春慢欄で
あれやこれやと以前から狙っていたようなものが楽しめるかなぁ〜
などといういつも通りの皮算用をたんまりショイこんで来たんですが…
昨日に続いて、天気はドン曇りから真夏日までコロコロ変わり、これまた
狙ったような成果はなかなか手に届かず、なんとも無念。
まぁ、例年どおりの成果はありましたという感じだったですかねぇ。
さらに標高の高い辺りでは、まだまだ雪がたっぷり残り、早春が始まったばかり
という風情にビビッてみたりもしました。さすがは雪深き但馬国ですね(^_^;

<1>三川山周辺

  
さて、早朝から歩き始めると、まだニワトコ(左)が咲いていてちょっとビックリ。
イカリソウ(右)もなんともいい雰囲気で咲いている株がありました。

  
ヤナギ類(左)やら、シデ系の花(右)やら、面白そうな木々の花はてんこ盛り
なれども、まだまだ識別能力に難ありで正体が見極められないのがなんとも残念。

  
そうやって悩んでいると、賑やかな歌声とともにオオルリ(左)が出現。
しばらく待っていると、ふいに目の前(右)にも止まってくれました。

  
クロモジ(左)なんかの花を見ていると、今年もウスギヨウラク(右)を発見。
最初に見つけたときは大感動しましたが、最近はアチコチで見るような気がします(^^;

  
キンキマメザクラ(左)も、ピンクの濃い株が大満開でなんとも見事でした。
タムシバ(右)はちょっと盛りを過ぎた感じで、季節の進みを感じます。

  
小さな沢をのぞき込むと、あちこちにエンレイソウ(左)が咲いていました。
今年もサワハコベ(右)のいいカンジの群落があったので、ちょっとアップで切り取ってみたり。

  
うろうろすると、今年もサンインネコノメを発見。ちょうど満開でいい雰囲気でした。
ちなみに各種図鑑を睨んでこの名前と判断してますが、あってるかどうかチョイ自信ナシ。

  
花の中央が黄色だった?という雰囲気のネコノメ類(左)も発見。こちらはすでに
実になっているけど、別の種類かな?ウワバミソウ(右)も咲いていました。

  
花の白っぽいシハイスミレ?(左)もありました。色がハンパでなんかの雑種かも。
山陰型コタチツボスミレ(右)もポツポツと見れました。昨年までは気付かなかったな〜。

  
もちろん、スミレサイシン(左)はあちこちでいい雰囲気に咲いていました。
ミヤマカタバミ(右)もあちこちで花盛り。日が差すとパカッと開いていいカンジです。

  
そうこうするうちに、ようやく狙いのスギタニルリシジミ(左)を発見。
しばらく粘りましたが、一向に開翅はしてくれず、ただ無駄に時間が流れていきます…
ふと気付くと、思いっきり体を倒して日光浴している個体(右)を発見。
こんなこともするんだ〜。これじゃちょっと開翅は厳しそうだなぁ(^^;

  
そう思って諦めかけていると、道端のクモの巣に、なんとスギタニルリシジミ(左)が
かかっていました。というわけで、とりあえずは翅表は撮れましたが……いやこれじゃなぁ。
また来年の宿題とするしかないようです。とほほのほ。
周辺にはコツバメ(右)もたくさんいましたが、こちらの開翅なんて生涯かけても撮れないナ…

  
ニリンソウ(左)や、キクザキイチゲ(右)なども差し始めた光の中、
ゆっくりと花を広げていい雰囲気でした。それでは、ということで場所を移動することに。


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