この日は、ハンパな予定しか組んでいませんでした。
というのは、前日が新入社員歓迎会でシコタマ呑み騒ぎした翌日だったので、
当然ながら前日にも朝一にも移動できず、ゆっくり昼前からのスタート。
さらにいえば、10以上(!)歳の離れてしまった新入社員に混じって空元気を
振りまき、つがれる杯をグングン呑み干し、カラオケで吼え、したわけで、
微量の二日酔いと、気疲れからくる気だるさを道連れなわけです(笑
それでもせっかくだからと、数箇所の狙いをつけ、あれこれと走り回って
みましたが、こんな日に限って天気もコロコロかわりやがるし、なんやかんやと
汗かいたわりには成果はショボイものばかりという〆括りでゲンナリ。
ま、前日にカワイイ新入社員に混じって騒いだバチが当たったということかな(^^;
<1>たつの市周辺 |
さて、最初に歩いてみたのは、宴会場の裏手の山。
歩き始めると、トラフシジミ(左)がいたり、あちこちにコナラの芽吹き(右)があったり。
シロバナアケビ(左)も咲いていました。ちょっと面白かったのは、
沢に作られた池に大量に泳いでいたカワムツ(右)。えらいことのんびりしてるなぁ〜。
ヒメコウゾ(左)の不思議な形の花があったり、クヌギ(右)がよい雰囲気の花をつけていたり
しましたが、草花方面はオモシロそうな成果がかなり期待薄と段々わかってきます。
ハンパに整備しすぎてたり、逆に林床が暗すぎたりと、環境がイマイチなんですよね。
ウロウロしてみても、キチョウ(左)やら、シオヤトンボ(右)やらが出る程度でイマイチ。
こりゃダメだ、別の場所へ行こう。そう思って車まで戻ったら、宿でのんびりしていたらしき
新入社員たちにバッタリ出くわしてちょいとビックリ。
コイツ何でまだいるんだろう、なんかカメラぶら下げてるし、みたいな疑惑の視線を
満身に感じつつ、背中に汗をかきつつ大慌てで逃亡。いやはや、どう思われたことやら(笑
<2>やしろの森公園 |
お次に足を伸ばしたのは、やしろの森公園。歩き始めると、コバノガマズミ(左)が
いいカンジで咲き誇っていたり、コシアブラ(右)のいい雰囲気の若葉がみつかったりします。
そして、水辺からはかなり離れた尾根だったんですが、期待通り、歩き初めて
さほどたたないうちから、タベサナエ(左)、フタスジサナエ(右)ともにバシバシ登場♪
なんかものすごくいい雰囲気に花をびっしりつけたヒメハギ(左)も発見。すごいゾ。
コシアブラ(右)には早くも花芽をたくさんつけている株もありました。
ちょっと驚いたのは、早くも出ていたサトキマダラヒカゲ(左)。さすがにピカピカです。
そのかわり、ミヤマセセリ(右)にはこれでもかというくらいボロボロな個体も発見。
そっかそろそろ1月近く頑張ってるんだもんね。でも、これでもきちんと飛んでたんですよ。
湿地では、すっかり色づいたシオヤトンボ(左)も発見。期待していた
オグマサナエ(右)も出現しましたが、数は多くないようで数回見ただけ。しかも、
なんかやたらと警戒心が強く、なんとか撮れたのはこの1枚だけでした。
うろうろすると、大満開のミツバツチグリ(左)やら、色変わりなんでしょうか、薄ピンクの
レンゲソウ(右)やら、面白い出逢いは次々とやってきます。
この日も、ホソミオツネントンボ(左)はカップルを多数見ました。この♀は青タイプですね。
タベサナエ(右)は本当に多く、あちこちで賑やかに飛び交っていました。
こちらも早いなぁと思ったのは、コチャバネセセリ(左)。出たてかな?
フタスジサナエ(右)も個体数は相当多いようでした。タベと一緒に飛ぶので見分けるのが大変。
早くも思いっきり満開に咲いていたキンラン(左)やら、清楚な雰囲気が大変
よい雰囲気のマルバアオダモ(右)等も咲いていましたが、期待していた蝶などは
あまり成果がなく、さっさと次のポイントへ移動することにしたのでした。