春眠不足〜フラツク一日〜08.4/12

<2>雪彦山系某所 続き

  
うろうろすると、花を開き始めたミヤマカタバミ(左)も発見。
タチネコノメソウ(右)は沢沿いにわさっと固まって咲いていました。

  
天下の貴品、オチフジ(左)も葉を伸ばし始めてました。花ももうすぐなんですよね。
意外だったのは、そのあたりにもかなりみつかったユキワリイチゲ(右)。ここにもあるんだ〜。

  
スズシロソウ(左)もありましたが、なぜかほんの2〜3株でした。普通は群生してるのにね。
何度見ても奇妙奇天烈なコチャルメルソウ(右)もいいカンジに花盛りです。

  
そして、期待していた蝶も出現してくれました。スギタニルリシジミです。
おっしゃ!と思ったものの、途中で寝ちまったおかげで開翅の披露タイムはすでに終了時刻。
しかも、やはり出始めだったようで見れたのは数匹だけでした。残念無念。

  
ハイホラゴケ?という雰囲気のおもしろそうなシダ類(左)も発見。
ニョキニョキと伸び始めた、不思議な雰囲気のムロウテンナンショウの芽生え(右)もありました。

  
うろうろしてると、艶やかなアカタテハ(左)が目の前に出現してくれたり、
これまた大満開のヤマルリソウ(右)に会えたりします。結構楽しいなぁ。

  
葉に筋の入るマダラナガタタチツボスミレ(左)もたくさんありました。
そして、ちょい悔しかったのは、近くに出現したオオルリ(右)。デジスコどころか、テレコンも
車に忘れていたので、撮れたのがこの1枚だけなんですよね。残念無念。

  
面白かったのは、ある一角にだけ群生していたサツマイナモリ。
花は全く開いていませんでしたが、地元で見るのは初めでちょっと小躍りしたり。

  
コショウノキ(左)も結構満開の株がありました。道端の湿った斜面には
ショウジョウバカマ(右)もポツポツと咲いていたり、なかなか面白いもんですね〜。

<3>加古川市周辺

  
お次に来たのは、加古川市周辺。春の妖精、ギフチョウ探しという予定です。
うろつくと、ニオイタチツボスミレ(左)なんかに混じって、明らかに怪しい色合いの
シハイスミレ(右)を発見。えらくハンパな色合いだけど、なんかの雑種なのかな?

  
シロバナナガバノタツボスミレ(左)もありました。公園の一角には、カンヒザクラ(右)の
かなり立派な株があって、しばらく見惚れてみたりとか。コイツ好きなんですよね〜。

  
雑木林の中を歩くと、ハグロシハイスミレ(左)があちこちにありました。
そして、斑入りのハグロシハイスミレ(右)も発見。花色も薄いし。

  
斑入りで白っぽい花をつけている株もあちこちにありました。葉裏はしっかり紫色でしたが、
これもシハイスミレの範疇でしょうか?一見するととてもそうは見えませんけどね…

  
うろうろすると、ツバメシジミ(左)なんかは出現しましたが、予想していた場所では
カンアオイが全然見つからず、そうこうしているうちに一気に雲が出てきて怪しい空模様。
お次に来訪した林ではヒメヤシャブシ(右)が綺麗に咲いていましたが、
このころにはうすら寒くなってきて、こりゃもうダメだという雰囲気濃厚(^^;

  
アリアケスミレ(左)があったり、カナビキソウ(右)があったり、あれこれと
面白い出逢いは続くんですが、さすがにもう蝶が飛ぶ雰囲気じゃないので涙を呑むばかり。

  
小さな水たまりではコセアカアメンボ(左)がゆうゆうと泳いでいました。その近くで
林の中に満開のタムシバ(右)を見つけたあたりで、耐えていた眠気も限界に到達。
車に戻った途端、久しぶりに頭の中のレジがチ〜ンとなって
「残高¥0」と表示される音を聞いた気がしました。
そのまま、次に正気に戻った時にはなんと夜の9時なのでした(笑

というわけで、やっぱりどうにしまらない一日でした。
まぁまぁ楽しめたんですが、さすがにこうも眠いと気合がはいらない…
しかも、あとあとで考えると、地元→スギルリ→ギフチョウとまわったわけですが、
これをスギルリ→ギフチョウ→地元と回れば成果がもう少しあったわけで、
頭が回らない時というのはどうしようもないもんです、はい。
しかし、一晩遅くまで起きてたくらいでこうなるなんてトシですかね(^^;
酒もめっきり弱くなっちまいましたし、ビール3缶くらいで翌日にひびいてる
ようじゃぁ、肝臓でもわるいんじゃないかと疑っちゃいそうです。
HP開設当初のようなムリが効かなくなってきているのを実感するこの頃。
とはいっても、この日も目覚めてすぐに焼肉食べ放題に行って
エネルギー充填して、そのまま遠征に出たりしたンですけどね(笑


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