<1>宍道湖周辺 続き |
グリーンパークを出て、少し離れた辺りまで移動していると、途中で上空を怪しい影(左)。
うわ、ナベヅルじゃないっすか、こんなとこにいるんだ!
んでよく見るとかわの中洲に群れ(右)を発見。よくみたら6羽いたみたいです。
しばらくすると、コハクチョウの群れ(左)も上空を舞いました。
水田地帯では、ハイイロチュウヒ♀(右)も出現してくれてちょっとビックリ。遠かったけど。
そのあたりでもマガンの群れがいたので、頑張ってカリガネを探しますが
結局この日は1羽も見つかりませんでした。混ざってるらしいという話なんですがね〜。
さらにうろうろしてると、ノスリ(左)やら、ミサゴ(右)やら、いい雰囲気の猛禽類が
次々と出現します。やっぱりこのあたりは何度来ても面白いな〜。
そう思っていると、はるか遠くをなんとケアシノスリが舞いました。ここにもいたんだ!
目で追うと川の対岸の木に止まったので、大慌てでそちらに向かい、何枚か撮り
ましたが、警戒心も強くてこれが最大値。かなり遠方からでもこっちに気付いて逃げる…
しばらく粘りましたが、これ以上成果はなく、泣く泣く諦めることに。
最後に日没直前、最初に見つけたハチジョウツグミが気になったのでそちらに行くと、
すっかり暗くなった中、なんとか数枚撮影に成功♪自己発見なのでなんか嬉しい感じ☆
今年はあちこちで噂を聞きますからハチジョウはかなりの数が飛来してるんですね。
そのあと、日没後の斐伊川河口でしばらく魚捕りして遊びました。
すると、面白そうなテナガエビ類(左)なんかにまじって、初手からカワヒガイ(右)をGET!
#ここから先の写真は全て翌日に撮影したものです。だってもう真っ暗だったし#
砂地の場所では、小さなカマツカ(左)も捕れました。ヌマチチブ(右)のほか、
写真を撮る前に逃げられましたがシモフリシマハゼも捕れて、なんか面白い感じ。
砂地では小さなハゼ類(左)が沢山捕れました。しかし、これが図鑑を見ても
よくわかんないんですよね〜。ヒメハゼの小さなやつなのかな?
同じ場所でシマドジョウ(左)も捕れました。これって、面白い組み合わせですね。
イソコツブムシ(左)も捕れました。よく捕れるんだけど、最近ようやく名前が判明。
あと、面白かったのは、なぜか網に入っていた陸上昆虫(右)。
多分オサムシかなんかの幼虫なんだろうとおもいますが、なんかすごい造形ですよね。
もちろんヤゴも捕れました。しかし、ミヤマサナエ(左)やら、ダビドサナエ(右)やらが
捕れるのはなんか不思議な感じ。明らかに汽水混じってる場所ですしね〜。
砂底あたりでは、キイロヤマトンボ(左)がザクザク捕れて、かなりビックリしました。
そして、しばらくガサゴソやってると、網の中に細長いヤゴ(右)
…………えっと、これは………うぉ!なんとナゴヤサナエじゃないですか!
というわけで、予想外に簡単に、憧れのナゴヤサナエをGETできたのでした。
いや、もちろん斐伊川で魚捕りしたのはこれが狙いの一つだったんですが、深い場所にいる
という先入観が強かったので、本当に捕れるなんて思ってなかったんですよね。感激!
まだ小さな弱齢幼虫(左)はけっこうたくさん捕れました。中には、体長数ミリの
初齢?という大きさの個体(右)までいて不思議な感じ。成虫まで数年かかるのかな?
ついでに恒例の自宅水槽から。まずは、いまだに種類が判然としない
テナガエビ類(左)と、ケガをしていたカワヒガイ(右)。ちなみにカワヒガイは、
九州産の個体に比べると体色がかなり薄いように思います。地域差なのかな?
汽水水槽からは、小さな小さなヌマチチブ(左)と、ヒメハゼ?(右)。
右は全く自信なし。だれか分かる方いらっしゃったら教えてくださいませ〜!
というわけで、あてずっぽで突撃したわりには、あれこれと
妙に濃厚な成果のあった一日でした。たまにゃこんなのもいいもんだ。
憧れのイズモコバイモにも出会えたし、鳥方面もケアシノスリにナベヅルに
ハチジョウツグミと予想以上にいいものが見れちゃいましたし、
なんといっても、ナゴヤサナエが大ヒット!本当に捕れるなんて!
そう考えると、無理だと思い込んでいるだけで、場所を選べばメガネやオオサカや
はてはウチワヤンマまで、頑張れば捕れちゃうんじゃないか?
そんな妄想がひた走る今日この頃です。近日中に挑戦してみよっと♪
でもシンジコハゼが捕れなかったのはちょっと残念だし、島根ならではの
魚もまだ狙いたいものは多数なので、I君、次は出張のない時に行くからね!