春霞けぶる頃〜ハンパな近場探索〜08.3/8

この日は、本来は思いっきり遠出を企んでおりました。
しかし、前日が寿退社した同僚の送別会で、深夜までカラオケで騒いで喉を痛め、
さすがにそのまま突撃するという元気は残っておらず、断念。
それならば、近場で気になっていたところを何箇所か巡ろう。
そう決意してウロウロしてきたんですが、嬉しい出会いはあったものの、全体に
空振り率が高かったり、間が悪かったりの連続技で、なんとも不完全燃焼。
途中から体調も悪くなってダブルパンチという一日でした。
春霞けぶる、いい塩梅の小春日和でしたが、なかなかうまくはいかないものです。

<1>飛竜の滝

  
朝も早くからうろつくと、谷ごとに春霞が漂い(左)、たいへんいい雰囲気。
そんな中、思い立って足を伸ばしたのは飛竜の滝。なんでここに来たかというと、
知人にセツブンソウの見れる近場のポイントを聞かれたので探しに来た次第です。
目をつけていた沢沿いを歩くと、サワガニ(右)が闊歩してたりしました。

  
やたらと華奢なオオハナワラビ?(左)も発見。別の種類なのかな?
そうやって見ていると、怪しげなツル植物(右)を発見。これ、ホウライカズラかなぁ
と思っているんですけど、花の時期にもう一度来てみようかな〜。

  
このあたりは、稀算種のコツゲ(左)の群落がたくさんあるのも特徴です。
株によっては赤く紅葉?(右)していて、これはこれで見ごたえあり。

  
よくみると、花芽?(左)のついている株もそれなりにありました。
近くには面白そうな雰囲気のキノコ(右)も発見。チャワンタケの類かな?

  
さらにうろうろすると、面白そうなシダ類がたくさん出てきます。
まずはコウヤコケシノブ(左)と、なんとも見事な雰囲気のハカタシダ(右)。

  
何度見てもカッコイイと思う、ヒメカナワラビ(左)を見ていると、
イワヒバ(右)も発見。じっくりと探せばもっと面白い出会いがあるんだろうけどな〜。

  
ちょっと驚いたのは、滝のそばで風に揺られていたオオサンショウソウ(左)。
こんな場所にもあるんですね〜。ミヤコアオイ(右)も花をつけていました。

  
さらにうろうろすると、クリハラン(左)も発見。ヒロハヤブソテツ(右)もあちこちに
ありました。やっぱりシダもメジャーどころくらいは覚えたいな〜。 

  
コショウノキ(左)も既に花が咲き始めていましたが、開いている花はまだ少数派。
ちょっと面白かったのは、近くの葉裏で見つけたアオバハゴロモ?脱皮殻(左)。
しかし、何箇所か狙いをつけていた場所を回りましたが、今年もセツブンソウは
見つからず来年の課題になったのでした。おっかし〜な〜(^^;00

<2>東播磨某所

  
お次に来訪したのは東播磨の某所。先週、噂の鳥を空振りしたあたりなのですが、
地図をにらんでいると、どうもあやしそうなポイントがあったので突撃した次第。
枝からぶら下がるモミジバフウの実(左)なんぞ眺めながら歩くと、大砲の行列発見!
おっしゃ!と思ってデジスコを向けると、やはりいました、ヤツガシラ(右)です!
それも、シャッターを押すとすぐに、なんと冠のご開帳!ピンボケだけど…

  
このヤツガシラ君は、警戒心も少ないのか、ちょいと距離はあったものの、
同じようなあたりをウロウロして餌を獲ってくれたのでバシバシ撮影しまくりでした。
一昨年のときはロクに撮影できなかったから、リベンジ成功で嬉しい限り♪


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