<1>阪神間各地 続き |
水田地帯をうろうろしていると、電線にものすごい数の鳥の群れ(左)を発見。
それが、よくよくみると、ニュウナイスズメ(右)なので二度びっくりしてみたりとか。
実はニュウナイスズメはじっくり撮影するチャンスがなかなかなかったので、バシバシと
大笑いしながら撮影しまくりました。時々うなるような勢いで群れが飛ぶのですが
その様子はうまいこと撮影できなかったのが残念。でも、まぁ嬉しい出会いです。
さらに面白かったのは、オジロトウネンの5羽の群れに会えたこと。
小さい&あまり近づかないで、ドアップとはいきませんでしたが、このあたりには
この時期だとそれなりに越冬しているんですね〜。
しかし、肝心の水路はというとなかなかいい場所がありません。メチャ深かったり、
生活排水で汚灰色だったり、いい雰囲気の場所はなかなかないもんですね。
そうこうするうちに、木曽川にぶつかったので、思い切って川辺のわんどっぽい
場所に挑戦。すると、すぐに捕れたのは、ドデかいドブガイ。手のひらの数倍です。
さすがに持ち帰れなかったので、細かなチェックはできてませんが、カラスガイじゃない
と思うんですけど、生貝での区別点ってよくわかんないんですよね(^^;
さらにびっくりしたのは、殻ばかりでしたが、かなりの数を見ることのできた
トンガリササノハガイ(左)。ドブガイの幼貝(右)もみつかりました。
次いで捕れたのは、大きなウキゴリ(左)。こいつは水槽内生態系の破滅に繋がるのでリリース(笑
ここでもモツゴ(右)は何匹か捕れました。濃尾平野だと天然分布になるの?
やがて、タモロコ(左)なんかに混じって、小さな小さなモロコ類(右)も多数GET!
場所的にデメモロコだと嬉しいなぁとか考えてましたが、どうやらコウライモロコ
みたいな雰囲気ですね。同じようなサイズばかりゴソッと捕れました。
ここらでも、タイリクバラタナゴ(左)はポロポロと捕れました。
そして、ある一角だけで次々と捕れたのが、なんとゼゼラ(右)!!
泥底が好きそうな顔でもなさそうに思いますが、一角で10匹ほどまとまって捕れました。
前回九州で捕った時は持ち帰る前に☆になったので、リベンジ成功な気分。
別の一角では、越冬中のウシガエル(左)が次々と出現。でも、そうこうするうちに
夕日は悠々と西の空に沈んで(右)、この日のトライアルは終了となりました。
う〜ん、楽しかった、そう思って帰路につきはじめると、また一気にドッと
風邪の諸症状が出てきて、フラフラになりながら運転。
うん、実に都合のよい、コドモみたいな精神構造してるんだなと痛感した一日でした。
恒例の自宅水槽から、また数点。たまには普通種もまとめてご紹介してみましょう。
というわけで、ドキッとさせてくれたモツゴ(左)と、タモロコ(右)。
そういえばこんなのも捕れましたということで、スジエビ(左)と、小さくてかわいい
テナガエビ(右)。それ以外には、ミナミヌマエビっぽいのも捕れました。
たくさん捕れたタイリクバラタナゴ(左)と、嬉しい成果ゼゼラ(右)。
しかし、ゼゼラは何度観てもかわいい。今回はほとんどの個体が元気に持ち帰れた
ので、水槽で眺めていると時を忘れそうです。ちなみに、ツチフキ、カマツカ、と
3兄弟がそろってていい光景になってます。あとはヨドゼゼ捕りに行かなきゃな〜。
こちらはめちゃくちゃ小さなコウライモロコ?
検索表からするとデメではなさそうですが、まだ小さい個体なので正直よくわかりません。
じっくり育てたらわかるようになるかなぁと現在のんびり構えているところ。
そして、肝心のヨシノボリ類ですが、各種資料をみても判然としませんが、どうやら
今回の個体はすべてトウヨシノボリだった様子。ウシヨシノボリはもう少し
鼻先が短く、体側の模様が薄く、第一背びれの模様が目立つんだとか。ありゃりゃ。
でも、濃尾平野だとウシヨシは広域分布らしんで、次回は必ずGETしてみせます!
というわけで、風邪ッピキながら、なかなか楽しめた一日でした。
鳥の方は本来の予定とはまったく違ったものの、そこそこに楽しめましたし、
魚方面は、濃尾平野ならではの種類には会えませんでしたが、面白い出会い多数。
そして、なにより都合のよい摩訶不思議な自分の体質を発見したのは
楽しい発見でした。おそらく少年時代から発達してないナニかがあるのでしょう。
愛知周辺には、妹がいるうちにまた何度も遊びに行かねばならないですし、
春先には密かに早春の花めぐりも計画しています。
また、ソファー以外の荷物も運べという強い要望(もしくは脅迫)が
来ていますので、その隙間時間を縫って、今度こそ憧れのウシヨシノボリ、
そしてその他諸々の出会いを実現したいと思っております。
あ、お次は味噌カツじゃなくて、ひつまぶしがいいな。運搬賃としてオゴれよ〜♪