夢の初沖縄!A〜成果みっちりな日〜07.10/13

この日は、初沖縄挑戦第2日目。
完全にフルに使えるのはこの日だけなので、朝一から夜までみっちり走り回ったるゾと
固い決意をしてたんですが、とりあえずは昼夜逆転生活気味のY少年が早朝から
騒ぎ出したのでそのまま一気に荷物をまとめて突撃開始!
ついに本格的なやんばるに突入ということで、我ながらかなりムチャクチャな
くらいに巨大な期待も背負っていたのですが……
結果的には、その無謀な期待にバッチリ答えてくれる濃密な内容!
最後には想像もしていなかった、アドレナリン垂れ流しまくりの
すばらしい時間まで経験できた、ものすごい成果ミッチリの1日となりました。
いつもより相当写真枚数が多いんですが、これでもかなり厳選したんでご容赦を…

<1>森林公園周辺

  
というわけで、早朝から森林公園周辺を練り歩くと、やっぱりヘゴ(左)多数。この南国感は、
ヤシの木の比じゃないですよね。さっそくリュウキュウヒメジャノメ(右)も出現しました。

  
そして、さっそく驚いたのは、いきなり出現したオキナワキノボリトカゲ(左)。小型版恐竜だ〜!
ものすごい格好のドーム網をどどんと張り巡らすスズミグモ(右)も見ることができました。

  
さらに、突如としてアカヒゲ♂(左)が出現。しばらく遊んでくれましたが、尾羽を一杯に
みせびらかしてくれたカットなんぞ。近くには♀(右)もいました。

  
そのあたりで、リュウキュウメジロ(左)やら、カラ類の今群やらがニギヤカに出現。
その中に1羽だけリュウキュウサンショウクイ(右)もいて、えらく近距離まできてくれました♪

  
さて、目的の池に行くと、ちょっと遠かったですが、タヌキモ類の花園(左)があって仰天。
アップ(右)でみると……これもイヌタヌキモでいいのかな?

  
驚いたのは、初手から浮いていた小魚が、アカヒレ(左)だったこと!ちょい待て!
そうツッコミつつ水中をみると大柄なゲンゴロウ類の幼虫(右)も出現しました。
コガタノゲンゴロウかな?まぁ、餌が豊富という意味では帰化魚も役に立ってる……か?

  
まだトンボはあまり飛んでなかったので、林道沿いを歩いていくと、オキナワキノボリトカゲが
次々出現してくれました。いやぁ、いい感じ。小さいけどイグアナな雰囲気のギョロ目が
なんともたまりません。一度部屋で放し飼いしてみたいなぁ。

  
立派なシマオオタニワタリ(左)を眺めて壮大な気分に浸っていると、ここでも
クロマダラソテツシジミ(右)発見。いやぁ、本当に手広く出現するネ、キミ。

  
このあたりでは、土壁にコモウセンゴケ(左)がたくさんあって驚きましたが、
もっと驚いたのは、全体が緑色の株(左)がけっこうあること。同種でしょうけど…???   

  
面白いの造形の帰化植物、コゴメミズ(左)もあちこちにありました。
繊細な雰囲気のラン類(右)もありましたが、こちらは調べても名前不明。誰か教えて〜。

  
お次に登場したのは、密かに本土で何度か探索したあこがれのタイワントビナナフシ(左)で
また感激。♂なので小柄ですが、色鮮やかな下翅も少しだけ披露(右)してくれました。
#これはニホントビナナフシの♂なんだそうです。見慣れている♀とはまるでちがうのね…

  
さらに奥のほうまで行くと、木漏れ日の中、ツマムラサキマダラが日光浴してました。
魅惑的な紫光に、慌ててカメラを向けますが、ちょっと遠い。遠すぎる〜。
でも、なんとも感動的な瞬間でした。いつかドアップで撮りたいなぁ☆

  
ようやく手近に止まるツマムラサキマダラ(左)を発見しますが、翅は開いてくれませんでした。
そうこうしてると、すぐ近くにリュウキュウアサギマダラ(左)も出現。

  
薄暗い沢沿いでは、ここでもリュウキュウルリモントンボ(左)が飛んでいました。
そして、オオシオカラトンボ(右)も発見。これもたしか南西諸島亜種なんですよね。
薄暗い沢沿いでは、ここでもリュウキュウルリモントンボ(左)が飛んでいました。
そして、オオシオカラトンボ(右)も発見。これもたしか南西諸島亜種なんですよね。

  
さらにあれこれみてると、O氏がシリケンイモリ(左)を発見。ちょっと泥化粧してましたけど。
さらに、小さな小さなリュウキュウカジカガエル(右)にも会えたりしました。

  
そろそろトンボが出てきているかな?と池の方に戻ると、仰天の出来事が発生。
突然アカヒゲが出現したんですが、これが驚くほどの至近距離。ってか目の前。
これ、デジスコじゃないどころの話じゃないです。テレコンすらつけてません。

  
さらに粘っていると、彼はいいかんじの枝に止まり、ゆっくりとぐぜりはじめました。
ちょっと待て、いいのかその警戒心のなさ。これ、距離は1m弱。最後は調子に乗って
ナナメ上から見下ろして(右)撮りました。カメラ落としたらあたりそな距離なんですヨ。
いつまでたっても動じないので、こちらが根負けして退散することにしました(^^;

  
さて、池に戻ると、ベニトンボ(左)がやたらめったら舞い飛び、おもしろそうなトンボが
遠くを舞っています。前々から憧れだった、ベッコウチョウトンボ(右)も、あっけなく
何匹も出現して大興奮。っていうか、この色合は何度見てもやっぱり反則でしょ〜?

  
さらに、O氏がコシブトトンボ(左)を見つけてくれました。これが、予想以上に小さくて
ちょっとビックリ。でも素敵なフォルム&色合ですね。マジ感激☆
近くには、名前が真逆のハラボソトンボ(右)もたくさんいました。

  
ムスジイトトンボ(左)も多数。リュウキュウベニイトトンボも出現しましたが、こちらは
撮影失敗。池の水面にはハネビロトンボ類やギンヤンマ類も賑やかに飛びますが、なかなか
こちらも撮影チャンスがありません。はしゃぎまわっていると、O氏が近くの
クチナシの木にイワカワシジミの食跡(右)を発見。残念ながら親は見つからずでした。


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