<2>三川山周辺 続き |
ユリワサビ(左)の咲き誇る沢沿いを歩くと、かなり急な尾根道になりました。
そこここでシャクナゲの実(左)が見れます。やっぱ花にはちょい遅かったか?
それでも探すと、いくばくかの咲き残りが見つかりました。う〜ん、キレイ☆
本当はこのまま頂上まで狙おうと思ってましたが、思ったより斜面が急で、かつ
道が狭く、デジスコぶら下げると苦労しそうなので早々にGIVE UPして下ることに(^^;
そうこうするうちに、憧れのナガハシスミレ(右)の咲き残りを1株だけ見つけて大感激!
驚いたのは、早くも咲いていたヒメレンゲ(左)。ここで気付いたのですが、もしかして
但馬とかだと北側斜面のほうが海に近い分、春が早かったりするんでしょうか?
近くでは、トラマルハナバチ(右)がウロチョロしていました。カタクリ(右)もありましたが、
とっくに花は終わっていて残念。やはり、今年は、なんやかんや言っても季節が早いんですね。
<2>箱石海岸〜琴引浜 |
さて、次に来訪したのは豊岡平野。ウロウロすると、人口塔に造巣中のコウノトリ(左)を発見。
今年こそはベビーの誕生が期待されているようですが、どうでしょうか。
そんなこと思いながら、周辺をウロウロしますが、期待していた内陸性シギチは全く皆無。
わずかにケリ(右)とタシギがいただけだったので、諦めて海岸方面へ移動しました。
海岸べりでは、クサフジ(左)がちょっと溜息がでるくらい見事に咲いていました。
さっそく砂浜を歩き始めると、びっくりするぐらい大量のハリセンボンの死骸(右)を発見。
それも数十個じゃきかないくらいの数がそこここに転がっているんです。なんで?
面白かったので数個拾ってきました。Eさん、お送りいたしましょうか?
今年も見事に咲き誇っているハマハタザオ(左)を見ていると、ハマエンドウ(右)の
色鮮やかな花も発見。さて、これは期待できるぞ、と歩いていくと…
おっしゃ! ありました! 憧れのアマナスミレです。
以外にたくさんあったので、大喜びでバシバシと撮影しまくりました。ちょうど花盛りでばっちり♪
しかし、予想に反してイソスミレはどこにもありません。セットであると思ってたのに…
ハイネズの地味な花(左)のアップなんか撮りながら遊んでいると、今年もナルコユリ(右)
発見。相も変わらず面白い出会いの多い場所で嬉しいですね〜。
カレー色で腕の太い、なんか面白い風合いのハエ類(左)を撮影して遊んでいると、
遠くにシロエリオオハム(右)を発見。でもグングン泳いで消えてしまったので、
泣く泣く諦めてお次のポイントへと移動し始めたのでした。
さて、お次に来訪したのは琴引浜。鳴き砂で大変有名な場所です。
砂粒(左)を見ると、石英がたっぷりまじっていて、これがどうやら鳴く原因らしんですが、
歩く旅にギュッギュと鳴かれると、たらちゃんになった気分でちょい恥ずかしい(^^;
それでもめげずに歩いていくと、波打ち際にシロチドリ(右)を発見。
そして! なんと予想外なことに、ここにあったんです!
憧れのイソスミレ! それも群落で!
曇り空で色がでなかったのが残念ですが、もうチョ〜感激☆
やや小さめの株(左)も多数ありました。しかし、花期もドンピシャ、見事なモンです。
アップ(右)で見ると、オオタチツボスミレとほとんど一緒ですが、うつむきかげんに咲く
株が多いもんで、なかなかいい感じには撮影できずに、四苦八苦…
ここでもアマナスミレ(左)は数株だけ見れました。近くには第満開のマルバグミ(右)も
見つかってなかなか盛りだくさん。さすがは鳴き砂がある場所、いい環境です☆
そして、ここで期待していたのは、オオハム。探すと、沖に十数羽の群れを発見!
ちょっと遠い+暗い+波のうねりで散々でしたが、なんとか証拠写真も無事GET。
撮影してるときは冬羽ばかりと思っていましたが、あとでよくみると夏羽の個体も2羽
ほど混じっていました。暗くて色が出てなかったから気づかなかったんですね(^^;
ハジロカイツブリらしき影も混じっていましたが、遠すぎてなにがなにやらでした。
この場所でも、そこここにハマハタザオ(左)をみることが出来ました。そして、ちょっと
びっくりしたのはハマヒルガオ(右)。もう花芽が出てるんですよ。早いなぁ。
そう感嘆しつつ、ニコニコ顔で帰路へついたのでした。
というわけで、なんやかんやと贅沢に楽しめた一日でした。
何より、予想外にバッチリと各種珍スミレ類が楽しめたのが本当にうれしい限り☆
ちょっとハマりそうですね。また信州方面で各種スミレ類を巡る旅でもしようかしら♪
期待していた里の野鳥との出会いが少なかったのが残念ですが、そろそろシギチの最盛期
ですし、夏鳥は昨年も撮影失敗しっぱなしだったので、また近いうちに再挑戦したいものです。
そうそう、そして今年は、幸せなニュース、コウノトリ・ベビーも是非見たいもの!
となると、その時期にも来なきゃいけないし、今年も但馬にはお世話になりそうですね。
今年も、ゼフの時期に通いつめることはすでに固く決意済みですが、それ以外にも、各種
トンボ類や、水生植物も狙いに頑張って通いつめるぞと無駄に決意をみなぎらせているところ。
季節ごとの但馬を楽しむ贅沢な企み、はてさてどう展開いたしますか、乞うご期待です☆