しとどに濡れて〜春雨に泣く日〜07.4/7

この日は、懲りずに特攻してまいりました、ここんとこ通いなれた某公園。またかいな(^^;
そろそろ色鮮やかな夏羽になりつつあるという噂の、大人気のあの鳥が目的です。
本来はこのHPの趣旨からいうと、もっといろんな方面に特攻しなきゃいけないんですが、
海外遠征予定のない私としては、おそらく次にこの鳥にお会いするのは数十年後だろうと予想
されますので、日頃不摂生かつ無謀な生き様さらしているからには、それまで健康に長生きして
いる自信もないと思うとついつい……しかしこの日は、天気予報が大嘘ツキでして、午後からは
晴れるはずが、どうしようもない大雨という見事なオチつき。目的の鳥は結構楽しめたのですが、
最後はずぶ濡れになりながら逃げる有様になりました。雨男の実力が復活してきたかしら。
#キガシラ君がついにヌけたらしいので情報公開版でアップいたします。

<1>大阪府某所の公園

  
うろうろすると、あちこちにソメイヨシノ(左)が大満開。当然のように、木の下にはシートが敷かれ、
そこからからビールの匂いと焼肉の焼ける匂い。にぎやかな大歓声。走り回る子ども達。
やや圧倒されつつ、デジスコ持ってうろつくと、ヒヨドリ(右)がこちらを見ていました。

  
とりあえず池の周りをうろうろすると、のんびり寝ているキジバト(左)や、
まだまだせわしなく走り回っているツグミ(右)なんかを発見。

  
ちょっと目先が青っぽくなり始めたダイサギ(左)なんか見ていると、すぐ近くに
チュウサギ(右)がいることに気付きました。渡ってきた個体なんでしょうか、飾り羽がきれい☆

  
アオサギが、枯れ木を頑張ってひっぱって(左)いるので、何してんだろうと思いましたが、
あちこちで巣を作っている光景(右)が見れて納得。集団営巣地なんですね。
早い個体では3月半ばから造巣を見てますから、もうヒナもいるんでしょうけど。

  
水面に浮ぶオオバン(左)をながめていると、情報になんか不思議な模様を発見。
よくよく見ると、一面に咲き誇るシロバナアケビ(右)なのでした。うん、見事。

  
クヌギの花(左)も満開にぶらさがり、なんともいい雰囲気をかもしていました。
ちょっとビビッたのは、なにげなく撮影したドバト(右)。撮影しながらよく見ると、この個体、
足の方向が明らかにおかしい…骨折しているようです。力強く飛び去りましたが、大丈夫かな?

  
さて、例の鳥のいる場所は時間制限アリなので、この日も扉の前には群集が(^^;
待ってのは暇なので歩いてると、他の鳥屋さんが「あ! フェンスの近くに来てますよ!」。
見ると、すぐちかくにキガシラシトド君発見!
そして、開門と同時に大砲の行列がなだれ込んだその時、なにを思ったかフェンスを
飛び越えた彼は、私たちのすぐ目の前を歩いてくれたのでした。
見下ろすと、キョロキョロと彼を探す大砲の群。なんか、すっごく、愉快☆

  
やがて、フェンスを越えて、群衆の前へ。私もさっそく混じって撮影します。
う〜ん、頭の黄色&黒色がかなりはっきりしてきましたね。色っぽいです。

  
わりとチョロチョロと枝上にも飛んでくれるのですが、へっぽこデジスコだと
なかなか思い通りに追いかけられずに四苦八苦。ブレボケはみ出しの量産体制です。

  
一番いい感じのポーズ(左)の時には、なんか派手にブレちゃいました orz
彼はやがてボケの花の中(右)に飛んだあと、プイとそのままどこかへ姿を消しました。

  
しかたないので、周辺をうろうろ探しつつ歩くと、コメツブツメクサ(左)があったり、
タチツボスミレ(右)の見事な群落がいくつもあったりします。

  
林の中をうろうろすると、エノキ(左)や、アベマキ(右)も咲いていました。この手の地味な花、
私は大好きです。桜ばかりもてはやされるけど、この時期、地味な花を愛でつつ、
酒を呑んだりしてもいいと思うんですが、いかがでしょうか?

  
ナツグミ(左)や、ドウダンツツジ(右)などの白い花も満開でした。
これで天気がよければ、蝶も活動していたのでしょうが、分厚い雲がニクいところ。

  
シナレンギョウ(左)も超満開でなかなか見事。林の中にはシロハラ(右)が結構いて、
あちこちで地面をほっくりかえしたり、飛び交ったりしていました。

  
やがてもどってみると、キガシラシトド君はとっくに戻っていたようで、地面をチョロチョロ
していました。何度見ても、黄色い頭がなんともキュ〜トですね。

  
プイッと枝に止まって(左)くれたりもしました。そして、タムシバの花のすぐそばに止まって(右)
くれるという大サービスもありましたが、角度がイマイチで、顔が隠れちゃたのが残念 orz
そのうち、「どうも!」との声。見ると「単身赴任で鳥見三昧♪」のtansinさんがいらっしゃってて、
さっそくマシンガンのようなシャッター音を軽快に鳴らしまくってらっしゃいました。


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