鹿児島突撃!B〜ばら色心中編〜07.2/26

<2>鹿児島県出水地方 続き  

  
さて、移動中にふと海辺をみると、えらく至近距離でセイタカシギがウロウロしています。
初日はあんなに遠かったのに、今日は愛想よく佇んでいてくれてバシバシ激写☆

  
近くにはいわゆるシロガチョウ(左)もいました。久し振りに見たなぁ。ハヤブサ(右)も飛び
ましたが早すぎてピントがあわずに撮れたのはこの1カットだけ。オオハヤブサだったのかなぁ?

  
さて、教わったポイントにはツグミ(左)くらいしかいなかったので、先にシマアカモズを
探しますがこちらも難航。普通のモズ(右)がやたらめったら目に付くくらい。

  
立派なキカラスウリ?(左)の実を愛でていると、近くにキセキレイ(右)を発見。ぼ〜っと
しゃがみこんでいますが、どうも左足を痛めている様子でした。大丈夫かなぁ。

  
水田地帯をウロウロすると、一面に真っ白な花(左)が咲いているのに気付きました。これが
よくみると、帰化植物のオオツメクサ(右)なのでビックリ。圧倒される量ですね。

  
しかたないので、水田地帯で佇むナベヅル(左)を眺め、スズメの大群(右)を見たりしながら、
再度バラムク探し。すると明らかに玄人風の方が同じ辺りで双眼鏡を出していたので、
「バラムクは今日は出てませんか?」とご挨拶すると、「残念ながらまだ出てないみたい
ですねぇ。Uさんから聞いて探しに来た人でしょ?」……うわ、透視能力者?(^_^;
よくよくお聞きするとこちらの方が情報元だったそうで、丁寧にポイントや状況をお教え
いただきました。本当にありがとうございましたm(_ _)m

  
しばらく回りのムクドリを一羽一羽チェックしますが、バラムクは見つからず、仕方ないので
一緒に教えて頂いたシマアカモズのポイントへ移動すると、道中ではマナヅル(左)が何羽もいて、
えらく愛らしいポーズ(右)も見ることができました。夫婦なんでしょうかね(=^^=)

  
さて、教えて頂いたポイントに行った瞬間、なんか小さな影が飛びました。これは!と思うと
出ました。シマアカモズです。いやぁ、地味な色合いですけど、大感激!

  
しばらく見ていると、手近なパイプの上に止まっていいポーズを披露してくれました。
こうやってみると四国で見たセアカモズよりも初列風切が短いのがよくわかります。
感激しながら見ていましたが、突然近所の犬が吼え始めて、彼はあっけなく飛び去りました。

  
少し幸せな気分になったので、のんびり周辺を散策。水たまりにはコセアカアメンボ(左)が
泳ぎ、草むらにはフラサバソウ(右)が咲いていたりします。いい感じじゃ。

  
さて、ここで再度、不撤退の心意気も高くバラムク方面へ。うろうろすると、一面のレンゲソウ
というステキな光景を何箇所も確認。日差しも暖かで、ほんわかした気分になっちゃいます♪

  
このあたりにもコギシギシ(左)はたくさんありました。そして、道端にはそこここに
シロバナタンポポ(右)。そっか、このあたりは在来の黄色いタンポポはないんですよね。

  
そんなことを考えていると、ちょっと雲が出てきたので、大慌てでムクドリをじっくり観察。
教わったポイントから徒歩5分くらいの圏内のムクドリは全部見たんじゃないかなぁと思うほど
見倒しましたが、ほっぺの白くないのはどこにもいない!いないったらいないんです(ToT)

  
そのかわり、なんか謎の幼虫(左)を見つけました。形状的にはシジミチョウ類か、イラガ類
に見えますけど、果たして正体やいかに? やがて時は流れ、夕刻には私も場所を移動。
帰路で、本来はカモメ探しに来ていたはずの球磨川河口(右)で夕陽をみて〆としました。
んで、結局バラムク君は?などというヤボな質問をしてはいけません。
そう、物語の結末はいつもバライロとは限らないのですよ。チャンチャン☆

というわけで、結局予想通り「ドつぼにはまる展開」を突っ走ってしまいましたわけですが、
最後はむしろ、やれるだけやったという達成感に満ち溢れた気分にすらなりました(笑
きっと今日は彼はちょっとだけ遠出をしていてこの場所にはいなかったんでしょう。きっとそうだ。
それにしても、やっぱりこだわり続けると空回りしますね。執着はホドホドじゃなきゃ(^_^;
そして情報は選ばないと損だといういい勉強もできましたし、まぁよかったんじゃないかな。
そんなことをツラツラと考えながら、帰路700kmを8時間かけて走り倒しました。
帰着は夜中の2時で、さすがに疲れきってぶっ倒れるように寝ましたが、それでもまた行きたいと
思い始めている今日この頃。近日中にリベンジ!とか行ったら、またいろんな人に「バカだろ」
と言われそうですが、まぁワタクシの後先の計算ができない病気は一生治りそうにありません。
フッフッフ。その頃まで、おとなしく待っているのだぞバラムク君☆


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