突発的関東探訪A〜三浦半島再訪〜06.11/19

<1>城ヶ島周辺 続き

  
さらにウロウロしていると、ハマコンギクの大群落にぶつかりました。良く見ると、葉の色が
薄い個体(左)とえらく濃い個体(右)があります。両方とも一応ハマコンギクでいいのかな?
それとも左は中間型になるのでしょうか。やっぱ野菊は難しいよぉ(^^;

  
そして、このあたりでは名物ウミウの集団越冬地がありますので、そこも覗きました。
相当距離があったので、デジスコで撮ってもこれくらいが最大値。
しばらく粘って、混じってるはずのヒメウなんぞ探しましたが、大空振り。
その他、面白そうな海鳥系は全く見れませんでした。まぁ、海荒れてたしネ。

  
さらに歩いていると、目の前にキャベツの成れの果て見たいな葉っぱ(左)が登場。
この日期待していた、ワダンです。全体像(右)でみると、なんとも間の抜けた植物でしょ?

  
一応という形ですが、花も咲き残っていたので、アップ(左)で撮影。
付近をうろつくと、かなりの大株(左)もありました。満開の頃に見たいなぁ。

  
そして、なんとこの日もヒナカマキリを発見。イソギクの上でやらせ写真(左)を
撮影して遊んでると、なぜか彼女は葉上の水を呑み始めました(右)。
当たり前なんでしょうが、カマキリも水を呑むんですね。へぇぇ〜。

  
全く期待していなかった、オオバクサフジ(左)にも咲き残りの花が1つだけありました。
近くにはえらく立派なワダン(右)も発見。茹でたら美味そうですよね。やりませんが。

  
見事な雰囲気をかもしているノイバラの実(左)など見ながら岩場にさしかかると、
見事に実をつけたオオムラサキシキブ(右)を発見。風が強くてブレブレですが…

  
ハマユウ(左)はさすがに花はすっかり終わって、見れたのは実の名残でした。岩場を
よじ歩いてるとそこここにタマキビ(右)が押しくら饅頭してます。なんで集合するんだろ。

  
浅い磯だまりには、ヨロイイソギンチャク(左)やら、ダイダイカイメン(右)やらが
見れました。アゴハゼなんかも多かったのですが、網がなくて捕獲には失敗。
#「ダイダイイソカイメン」が正しいそうです。2文字足りなかった、惜しい!

  
岩場には、ハマボウフウ(左)やら、イソギク(右)やらが張り付いてて、これまた
イイ感じの雰囲気を醸しています。こういう環境に特化してきたんでしょうね。

  
なんでかまだ咲き残っていたマルバアサガオ(左)を見てると、不思議な赤い実を
満載している樹(右)を発見。えっと、こいつはナニモノだったっけなぁ?

  
サクラコガネ?の死骸(左)や、一面のツワブキ(右)なんぞ見ているうちに、
島の南側をほぼ一周終了。結局大雨にはならずにすんだのでよかった、かな。

  
ここにもあったハマコンギク(左)や、イラクサ(右)などを観察しつつ、ちょっと計算して
みるとまだ時間に余裕があるんで、橋をわたった本土側のバス停まで移動することに決定。

  
橋の近くには、ツルソバ(左)が満開に咲いていて、よくよくみると、黒い不思議な形の
実をつけている株(右)もみつかりました。その後、本土側に到着。ウロウロしはじめた頃
かなりの雨になり、撤収決定。そこらにいたおばあちゃんにバス停への道をたずねると、
暇だから案内するよ、と言って坂をゼェゼェ息切らしながら登ってバス停までつれてってくれて
次のバスまで時間があるから、若いんだし、この道の行き止まりまで行って右手にあるバス停
 に行きな、とご親切にお教えいただいたので、お礼を言ってそのとおりにしたのですが、これが
 なんと、教えてもらったバス停までは歩いて30分以上かかったので、超ヘロヘロ。
 確かにバスの本数は多かったんですが、いくらなんでもちょっと、おばあちゃ〜ん(- -;
 
というわけで、短時間ながら結構楽しめた1日でした。やはり三浦半島は楽しい☆
来年はもうちっと早い時期に、満開の海浜性植物と戯れに来ようと決心。
この日は、その後、友人の参加しているジャズコンサートにて、彼女の美声を堪能し、
一緒に聴きに行っていた友人たちと、喫茶店で長時間、たわいもない会話を交わす
大変楽しい時間をすごしました。いやぁ、やはりこういう時間はイイものですな。
友人との時間、そして懐かしいフィールドと、そこならではの生き物を楽しみに
来年もまたちょくちょく関東に通っちゃいそうです。交通費、頑張って稼がなきゃ(笑


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