梅雨明け酷暑な日〜岡山総空振り編〜06.8/5

この日は、昨年に引き続いて某シジミチョウを狙いに岡山遠征を
やらかしました。昨年うっかり8月末に来て空振りだったんで、
今年はきちんと時期を調べて、意気込んでの再挑戦。
ついでにいろいろと周りの蝶やら花やら狙ってしまおうという
安易かつ幸せで壮大な計画が、ようやく梅雨も明けたド真夏な日に、
なぜか力一杯空振りしてしまう、そんな寂しい一日のご報告です(ToT)。

<1> 岡山県真庭郡新庄村

  
早朝からうろうろすると、民家の軒先にはキヌガサギク(左)が満開に咲いていて
ちょっとびっくり。墓地の辺りにはオミナエシ(右)もどっさり咲いていました。

  
昨年と同じような場所をうろうろすると、やっぱりフシグロセンノウ(左)や
ウバユリ(右)などが出迎えてくれます。

  
タニタデ?(左)の清楚な花もありましたし、トチバニンジンの鮮やかな実(右)
にも出会えました。

  
さらに歩くと、なんと満開のスズサイコ(左)を発見。あるとこにはあるのね。
花付はイマイチでしたが、コオニユリ(右)なんかもさいていました。

  
さて、肝心のワレモコウは、というと最初は花芽程度の株(左)ばかり目立ったので
心配したのですが、よくみると立派な株(右)も多数。
それでは、と期待をしたのですが、さて、肝心の某シジミは??

  
飛び交っているのは、ジャノメチョウ(左)ばかりで、ほかにはウラギンヒョウモン(右)
なんかをちょこちょこ見た程度。むむむ、場所が悪かったのか、探し方がマズイのか…。

  
面白かったのは、イタドリの花芽に産卵中のルリシジミ(左)。
君が何でも食べるのは知ってるが、こんなのも食うのかね。
近くでは、道路上で堂々と縄張りを張っているコオニヤンマ(右)にも遭遇。

  
田んぼのまわりでは、久しぶりのホソミオツネントンボ(左)にも一瞬だけ遭遇。
それ以外にも、アジアイトトンボ(右)のカップルにも会えました。

  
諦めきれずに周辺をうろつくと、ボタンヅル(左)が満開に咲いていたり、
キツネノカミソリ(右)が鮮やかに咲き誇っていたりもしました。

  
少し離れた草地まで動くと、近くにアカゲラ(左)が出現。デジスコを
持ってくればよかったよ〜。近くにはカンタンの幼虫(右)も発見。

  
ここでは、久しぶりに自生っぽいキキョウ(右)を見つけましたし、トモエソウ(右)も
あって嬉しい限りですが、目的の某シジミは姿も形もナシ。

  
早くもアキノキリンソウ(左)が咲き始めていました。近くではオオアワダソウ(右)も
発見。うん、そろそろ秋の雰囲気もちかづきつつあるのかしらん。

    
面白かったのは、いつのまにか肩に絡み付いていた謎の物体(左)。
この玉が全部糸で一繋ぎになってるんですが、クモの卵塊かなんかかな?
ホオノキの葉裏に巣を作り中のホソアシナガバチ類(右)にも出会えました。

  
お次に来訪したのは、昨年も挑戦した蒜山近くのポイント。
さっそく満開のサワグルミ(左)を発見。昨年と湿地を歩いてみましたが、ちょうど時期
外れらしくてクサレダマ(左)が申し訳程度に咲いてるだけでした。。

  
オニヤンマ(左)も多数で、産卵してる個体もあったのですが撮影は失敗。そのかわり、
しょぼいですが飛翔写真が撮れました。近くのサルトリイバラでは、奇妙な格好で
大好きなモモイロツマキリコヤガ幼虫(右)を発見。喜んでケタケタ笑いながら撮影しました。

といったあたりで、こちらもしばらく粘るも、まったく成果なし。
なによりも暑くて暑くてたまりゃせん(- -;
ということであえなくギブアップし、次なる目的地に移動したのでした。


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