小豆島で花探し〜GW・4日目〜06.5/2

<1> 寒霞渓 続き

  
さらに山道をうろつくと、コバノミツバツツジ(左)が大満開に咲いていました。
近くではこのあたりの稀産種、ヤハタマイマイ(右)を見かけましたが、カメラを向けると
ひっこんでしまい、しばらく粘りましたが、いつまで待っても顔を出してくれませんでした。

  
岩場にはかわいいミツデウラボシ(左)も多数。沢沿いには意外にも
ハンカイソウ(右)の大きな葉を数株みつけました。こんなところにもあるんですね。

  
谷沿いの道を下り、バス停のあるあたりにくると、ムベ(左)の大満開の株を発見。
近くには、こちらも見事な花盛りのチドリノキ(右)も見つけました。

  
さらに山道を歩くと、野鳥の声が賑やか。そして、ラッキーにも
キビタキ(左)やセンダイムシクイ(右)などの撮影にも成功しました。暗かったので
粒子が粗々でイマイチですが、重たいデジスコを持ち歩いた甲斐があったというもの。

  
シロバナアケビ(左)も見事な株がいくつもありました。そして、小さな沢沿いには
ヨツバムグラ?(右)のかわいい株もいくつか発見。

  
山道を登っていくと、ジュウニヒトエ(左)の群落がいくつもあってかなり見事。
曇っていたので花は開いていませんでしたが、フデリンドウ(右)も1つだけ見つけれました。

  
道中に、名前は失念しましたが、ステキな雰囲気の天然橋(左)がありました。
そのあたりにはケクロモジ(右)がありましたが、花は咲き始めの雰囲気でした。

  
岩場にはイワヒバ(左)が一面にあってとても印象的でした。
近くではイロハモミジ(右)のえらく見事な花も撮影。

  
この日はそこら中でヤブサメ(左)が鳴いていて、目の前を横切ったりもしたのですが、
素早い鳥なので当然撮影できるはずもなく、半分諦めていました。そのうちまた目の前を
横切ったので、デジスコを適当に向け、「このあたりの岩にでも止まったら撮れるんだけどね」と
独り言を言ったら、その岩にヤブサメが出現!!!! 心臓が止まりそうになりながら撮影に成功しました。
近くにはオオルリ(右)もいましたが、なぜかしら警戒心が強く、ほとんど撮影できませんでした。

  
その後、山頂部まで戻ると、道端の松の木に今度はクロツグミが出現。しばらく賑やかに
鳴いてくれたので、こちらもわりとドアップの写真が撮れました。う〜ん、ラッキー。

  
このあたりで寒霞渓を離れ、他にポイントがないかとウロウロ。下調べが足りなかったので
海辺に迷い込み、全開で囀っているホオジロ(左)や、マルバグミの実(右)などを撮影。

  
海浜植物を探してみましたが、あまり面白いものはなく、かわりにカメノテ(左)やら
ウメボシイソギンチャクタテジマイソギンチャクだそうです(右)やらを見つけました。

  
そこここで満開になっていたのはウバメガシ(左)。そして、花盛りの
ナツグミ(右)も見つけましたが、海岸ではそれ以外にあまり成果がありませんでした。

  
海岸には夏羽に近い状態のセグロカモメ(左)がいましたが、すでに暗くてデジスコには
辛い状態。そうこうするうちにあっけなくタイムアップ。高松行きのフェリーに乗って
四国本土に渡り、そのまま一気に四万十川方面まで旅路を続けました。

というわけで、小雨交じりの天気でしたが、結構面白かった一日でした。
フェリー代が高いのでチョクチョクは来れませんが、またそのうち機会をみつけて、
憧れのキビヒトリシズカやカンカケイニラを探しに来ようと思っています。
次はショウドシマレンギョウも、間違えずにたくさん撮影してやるぞっと☆


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