但馬に春を探してA〜裏目に泣く一日〜06.4/16

この日は、前日夕闇の中見つけたノビタキを確認したくて、とりあえず豊岡盆地から
スタートした一日。予想外の天気の移り変わりに翻弄され、春の蝶を探しに
あちこちまわってはみたんだけれど、結局車で移動している間だけ晴れている、
そんな超裏目を繰り返した一日でした。
一度なぞ、車から降りたら雨が降ってくるんですもの笑っちまいましたぜ(笑

<1> 豊岡盆地周辺

  
というわけで、さっそく曇天の中歩き始めると、近くに黒い影。あっけなく出会えた
ノビタキの夏羽♂(左)でしたが、出会いと同じくらいあっけなく飛び去ってしまいました。
近くではツグミ(右)が面白いポーズを疲労してくれました。

  
川辺にはクサソテツ(左)がたくさんあって、山菜採りの方も目立ちました。
そして、水田にはツボスミレ(右)をはじめとする色鮮やかな花も多数。
さらに、撮影しているうちに、天気予報を裏切って、ばっちり晴れてきたんですよ。

  
シメタ、とばかりうろうろすると、メスのノビタキの愛想のいいヤツがいて、
かなり至近距離で数カット撮影させてくれました。いつみてもカワイイ〜☆

  
ノビタキ、とおもったらカワラヒワ(左)という展開も数回。
夏羽の出たかわいいタヒバリ(右)もなんとか撮影できました。

  
水田にコオニタビラコ(左)の黄色い花が大変鮮やかで、喜んで撮影していると遠くの山の上を
コウノトリ(右)が3羽も飛び交いはじめました。飛びモノはデジスコだと撮れないんですよね。

  
そして、オスのノビタキについても、オニグルミの枝に止まっているとこ(左)とか、
桜の枝にとまるとこ(右)とか、なんとか数カットだけ撮影成功。大願成就。
晴れているうちに蝶を探しに行こうということで、大慌てで次の目的地に移動しました。

<2> 養父市妙見山

  
というわけでお次に来たのは、養父市の妙見山。山頂に来ると、こちらも見事な残雪。
ゴジュウカラ(右)のほか、マヒワやアオゲラもいたんだけど撮影は出来ず。

  
驚いたのは、道端でみつけたオニシバリ。この辺りでは結構珍しいハズ。
それも花が満開で、ちょっと得した気持ちになりました。

  
山の辺りは結局寒くて、蝶は全く見れずに、かわりにヤマルリソウ(左)や、
一株だけ咲いていたイカリソウ(右)などを嬉々として撮影。

  
ホクリクネコノメ?(左)も何株か咲いていて、薄黄色がとても印象的でした。
コチャルメルソウ(右)もそこいらにたくさん咲き誇っていました。

  
昨日と違って低い場所にエドヒガンが咲いていたので、バシバシと撮影。
花のアップも撮れて大満足でした。

  
バックの防石ネットがイマイチですが、ミヤマキケマン(左)も数株発見。
近くには、みごとに満開のフキの群落(右)も見つけました。

そうこうするうちに少し雲が出てきたので、大慌てで昨日訪れた三川山方面に
車を走らせました。その後の展開は、続編にて…


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