というわけで、当日の『気の迷い』編を。
クロヒカゲモドキ探索後、とりあえず昼メシを探してうろつくうちに、ふとみつけたのは「昆陽公園」。
なにげなく立ち寄ると、そこに「伊丹昆虫館」なる施設を発見。その手の私設に疎い私は、
なにか地元の昆虫の情報でも手に入るかな、と立ち寄ったのですが、
そこでみつけたのはチョウ温室。結局、フラフラと撮影しまくってしまいました。
野外探索のハイシーズンに、なにやってんだか(笑
B 伊丹昆虫館と周辺部 |
温室は、あたりまえながら、トロピカルな雰囲気のあこがれのチョウだらけ。
そして三連休なので、家族連れのにぎやかな声と走り回る子供だらけ。
そんな中に混じって真剣な顔でカメラを構える30歳独身男性約1名(笑。
というわけで、まずはエサ皿の盛況ぶり(左)と、スジグロカバマダラ(右)。
憧れのチョウ、オオゴマダラ(左)も無数に舞っていましたし、ナガサキアゲハ(右)は
交尾中のカップルの撮影に成功してしまいました。
ツマムラサキマダラ(左)と、カバタテハ(右)など、沖縄でもあまり見れないチョウ
もたくさんいるのでついつい撮影に熱中してしまいます。
# 識者よりツマムラサキマダラは近年沖縄では普通種ですと言われました。知識が古かった…
続いて、リュウキュウムラサキ(左)と、リュウキュウアサギマダラ(右)。
名前のとおり、沖縄のチョウです。(右は写真が違うと指摘を受けたので差し替えました)
憧れのツマベニチョウ(左)はなかなかよい場所に出てきてくれずに撮影チャンスは
ごくわずかでした。かわいいクロテンシロチョウ(右)も見ることが出来ました。
さらに、ウスキシロチョウ タイワンシロチョウだそうです(左)や、コノハチョウ(右)も舞っていました。
面白かったのは、黄金色に輝くツマムラサキマダラの蛹(左)と、
あまりにステキな伊達男ぶりの幼虫(右)。
しかし、厚さから逃げて公園に来たのに温室に入るとは本末転倒な話。
もう少し粘ろうかと思いましたが、親子連れのにぎやかさに負け昆虫館を後にしました。
すると、ちかくのユキヤナギでホシミスジの幼虫巣(左)と羽化殻を見つけてしまいました。
その後、公園を1周。やはり昆陽公園といえばコイツですね。
巨大な帰化動物ヌートリア(左)と、人気者のコブハクチョウ(右)。
不思議だったのは、ホシハジロ(左)や、オナガガモ(右)、そして撮影できなかったけど
ヒドリガモなど本来夏にはいないはずのカモ類が数種みれたこと。
特にホシハジロは写真のとおり、明らかに羽が抜けあとがあるんですが、これはナンデ?
というわけで、ヒョンなことから巡り会ったこの気の迷い編。
たまにはこういうのも悪くはないな、と思いながら、いつかきっと沖縄の空の下で、
野性の姿を激写したる、と固く固く誓う今日この頃なのでした。