笠形山〜西播の春を探す旅C〜05.05/22

神崎町笠形山<1> 霧に巻かれるまで編

今回は笠形山にチャレンジ。
深い意味はないのですが、ここんとこハリママムシグサやらナンゴクウラシマソウやら
珍種のテンナンショウ系に縁があるので、ここは一発セッピコテンナンショウでも探すかと(笑
ところが前日からの曇天は収まらず、現場に着く頃には強い雨が降り始める始末…

    
でも悔しいので登ってみるべ、というわけで鳥居のあるあたりから登山道へ。
そこが恐ろしき結末へのスタートだとはその当時は知る由もないのでした。
歩き始めると、すぐにムロウテンナンショウ(右)が迎えてくれました。

  
そのままずんずん登っていきます。
道端ではチュウゴククロナガオサムシオオオサムシでした(左)や、ミズタビラコの小さな花にも会えました。

  
境内の並木道を登ると、途中に小さな小さな池。
モリアオガエルの卵(左)がなぜか石垣にゴソッとついていました。
近くには、多分シソバタツナミらし葉(右)もありましたが、花は咲いていませんでした。

  
さらに登ると一時的に雨が上がり、しばし花の競演を満喫。
まずは白く鮮やかなあたりでコガクウツギ(左)と、ヤブデマリ(右)。

  
溜息の出そうなくらい見事に満開のタニウツギ(左)にも出会えましたし、
なぜか妙に色が薄かったのですが、ベニサラサドウダン(右)も満開でした。

    
もう少し上のほうでは、ツクバネウツギ(左)とコツクバネウツギ(右)を
見比べることもできました。うまく撮影できなかったのが残念。

  
でも、途中で笠形神社にたどり着く頃には見事な一面の霧。
強い雨も再び降り始め、かなり冷え込んでいます。
しばし休憩した神社の床にはコウモリの糞(右)を発見。正体が知りたいもので…

というあたりから、霧に巻かれた大雨の山登りは続編に続くのでした…


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