栗栖川・がさがさ団とは?
『栗栖川ガサガサ団』とは、揖保川水系・栗栖川をこよなく愛し、そこに住む いろんな生き物に出会うために、たも網とデジカメをもって、どこまでも ガサガサと入りこんでしまうという簡潔な趣旨の、構成員一名の軍団です。

  現在、諸事情により活動はほぼ停止しており、筆者の活動は遠征を中心とする『週末・がさがさ団』に移行していますが、近いうちに機会を見つけて活動を再開し、自然観察の定例会などを開催していく予定です。

がさがさ団の活動内容
がさがさ団の活動内容は以下のとおりです。現在は一人活動(一時停止中)
ですが、近いうちに下記内容に沿った定例的な自然観察会などを開催していきたいと思っています。

(1)突撃がさがさ団
栗栖川流域のいろんな場所に神出鬼没に突撃し、探検します。主にデジカメ片手に いろんな生きものや自然の息吹を探して歩くことを中心にしています。

(2)がさがさ捕獲隊
主に冬期に、栗栖川の川の中に入り込み、たも網等をがさがさとふりまわし、 水中の生きもの達との出会いを楽しんでいます。

(3)出張がさがさ団
時には「栗栖川流域」から飛び出して、『揖保川流域』の中で、源流の氷ノ山から河口部まで、様々なフィールドにも突撃&探検します。

がさがさ団の活動趣旨

 がさがさ団の活動趣旨は、川辺を中心とした流域全体を範囲として、そこで見られる生き物を記録して、現在この場所に豊かに残る自然を残していく方法、そしてそれと親しんでいく方法を考えていくことです。
 現在も豊かな生物層を持つ栗栖川流域は、治水等を目的とした工事や、小規模な開発、 それと逆に山林等の放棄により、徐々にではありますが環境を悪化させていると思います。
 とはいえ、ほとんどの工事は必要不可欠なものですし、山林の荒廃も致し方ない現状 があります。川をすべてを人手の入らない状態で維持するとか、林をすべて雑木林に戻すとか、そんな非現実的な理想論はなにの意味もありません。
 現在残っている自然の状態をきちんと知ることからはじめれば、もしかしたら生きもの達の要望と、人間の要望の両者が意外に簡単に調整できるかもしれない、そんな思いで 活動をはじめました。
 とはいえ、一介の若者にそんな調整ができるはずもありません。しかし、この活動を 通じて、「なんだ、栗栖川流域にはこんなにいいトコあるやんけ」という まぎれもない事実がより広く伝えて行ければと思っています。

 そして、結局は重要なのは『自然の中で遊ぶ事』を通じて、『自然を知る事』のような気がします。たしかに大分変わりましたが、小鮒釣りしあの川も、兎追いしあの山も、 まだしっかりと身の回りに息づき続けています。みんなが目を向ければ、それは素敵な自然ですが、だれも気付かないなら、単なる空き地とかわりません。 それで済ましてしまうにはあまりにももったいない自然が栗栖川流域にはたくさん残っています。
 昔に比べて、子供たちが、川で魚を取ったり、泥まみれになってカエルを追いかけたりすることが、まだまだ「田舎」という冠をかぶせられている現地でも、少なくなっている現状があると思います。近年の「環境教育ブーム」のように、お仕着せのお客様で勉強 しに行く空間でなく、すべての山野は子供たちの庭であったはずです。
 立派な(?)大人になった我々が、昔取った杵柄で、身の回りに溢れている『楽しいこと』 を伝えて行ければ、何かが変わっていく、そんな気がします。


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