久々のハチ高原〜ウスイロ探求+α〜 21.7/11

<2>某所 続き  

  
さて、そのまま尾根近くのいつもの草地まで移動すると、シカ柵の中には
アザミの花にウラギンヒョウモン飛び交う素敵な環境が復活していてビックリ仰天♪

  
コキマダラセセリ(左)やらオオチャバネセセリ(右)やらも
飛び回っていました。数年前まで、ススキ以外なにもない惨状だったことを
考えると、シカ柵の効果にビックリですよね。

  
こんなにぎやかなシーン(左)もあって、ほっこりしてみたいり。
ウラギンヒョウモンの大型♀(右)は本当に美しくてしばし見惚れてしまいました。

  
草地の中にはあちこちにオトギリソウ(左)を発見。
オミナエシ(右)には、早くも大きな花芽を上げている株もありました。

  
更に別のシカ柵の中をのぞくと、コキマダラセセリ(左)はそこでもいくつも登場。
びっしりとウツボグサ(右)が咲いていたりもします。

  
ヤマジノホトトギス(左)もパラパラと咲いていましたし、なんといっても
仰天したのは、花芽を付けたホクチアザミ(右)。もうここでは絶滅したかと思ってた
くらい長い間見てなかったんですが、復活してくれたんですね。嬉しいなぁ。

  
花芽をつけたオオバギボウシ(左)もありました。これもここの草地では絶えたかと
思ってたんですが、自然は強いものなのですねぇ。
しかし、かなりじっくり探しましたが、ウスイロヒョウモンモドキは
見つけることができず。時期的には悪くないはずなんだけど…
シカ柵の外でキュウシュウコゴメグサ?って感じの葉(右)を見つけて
撮ってみましたが、よく見ると少し雰囲気が違って、小さなオトコヨモギなんかな?

  
あたりにはナキイナゴ(左)も結構にぎやかに飛び交っていました。
林縁にはポツポツとヤマブキショウマ(右)なんかも発見。

  
バライチゴ(左)は立派な花がありましたが、これはシカも食わないのかな?
あたりにはムラサキシジミ(右)もヒョこりひょこりとご登場。

  
久しぶりに見たヘラノキ(左)はまだ花芽でしたが、なんか花芽も一部だけになって
少し衰退している雰囲気を感じたり。シカの影響ってことじゃないんでしょうけど…
あとは花芽を付けたスズサイコ(右)なんかもありましたが、その後もしばらく
じっくり探せどもウスイロヒョウモンモドキはやっぱり見つけれず。
さらに、他の草地にも足を伸ばしてホシチャバネセセリを探そうとしましたが
そこも久しぶりにじっくりと見ると、ススキ以外が本当にまったくなくなってて
こりゃ吸蜜する場所ねぇな、って感じ。そのためかホシチャどころか
蝶を1匹も見かけずに終わってしまい、ちょっと複雑な気分になりながら
お次は少し趣旨を変えた挑戦へと移動してみることに…

  
道中、電線の上で求愛ディスプレイ中のコウノトリ(左)なんぞみつつ
到着した湿地では、草の上でご休憩中のクロベンケイガニ(右)なんかに遭遇。

  
しばらく探し回れどなかなか見つからずに少し焦りましたが、
奥の方まで歩き回って、ようやく久しぶりのヒヌマイトトンボを数匹
見つけて一安堵。とりあえずご健在なようで何よりでございます。

  
まだ未熟な雰囲気の個体(左)も見つかりました。
ちかくにはカヤネズミの巣(右)もありましたが、ご本尊はお留守で残念。

  
面白かったのは、水の上に大量に浮かんでいたミナミカマバエ。
そっか君らのサイズだと水の上を歩けるんか。でもそんなとこに餌なんてあるん?

  
ヒメアメンボ(左)もいらっしゃいました。ヒメでいいんだよね?
その後もモートンイトトンボ(右)は何度か登場するも、なぜか♀も交尾態も
見つからなかったので、そのままさらに場所を変えてみることに。

  
結構驚いたのは、民家の屋根上に巣を作っていたコウノトリ(左)。ダイジョブなん?
んで、湿地を除くとあちこちにミズオオバコ(右)が相変わらず御健全。

  
キクモ(左)なんかを見ながら歩いていくと、えらくごチャットした感じの
コウガイゼキショウ類(右)も見つかりました。タマコウガイゼキショウかな?

  
さて、サンショウモ(左)やらオオアカウキクサ(右)やらのひしめく湿地を
じっくり歩いていきますが、意外に期待していたようなトンボ類は見つからず。むむ。

  
辛うじて出てきたのはアジアイトトンボ(左)くらい。時期的に遅かった?
未熟なオオイトトンボ?(右)もご登場されたりはしたんですが。

  
サンショウモ(左)をじっくり撮ってみていると、近くに
ハネナシアメンボ(右)なんかも発見。アメンボ類も久々にじっくりやりたいな。

  
オオイトトンボ(左)も少しだけですが出てきてくれました。
ハネナシアメンボ幼虫(右)も発見。一瞬、トガリアメンボかと思って
驚いちゃったのはここだけの秘密ということで(^^;

  
小柄でヒメビシかなぁというものもありました。でも実際はヒシとの見分けは実の形をみないと
難しいとかいうことらしいので、これはどっちなんだろ?と悩みつつ、更にもう一カ所
転戦しようとしたあたりでキョーレツな夕立食らってあっけなく終幕となったのでした(笑

というわけで、いろいろ楽しく、かつ考えさせられる1日でした。
ハチ高原のシカ柵の中、復活してきた植生を見て、そういえばここらには
こんなにいろんな花があったんだったなぁ、って強烈に再確認させられたこと。
そして、花が復活するとこんなに蝶が舞い飛ぶのかってのも感激でした。
肝心のウスイロヒョウモンモドキには逢えなかったけど…
シカ害の面倒くさいところは、ススキとかのシカの嫌いなものは残るので
パッと見では緑豊かな環境っぽく見えちゃって気付くのが時間かかってしまうことですね。
少しずつ多様性が減っていって、気付いたころにはすごく単調化してる
ってのはすごいわかりにくいし、対応しにくい問題だなぁとあらためて再確認。
いつか狩猟免許を取って、ここら一帯でひたすらシカを撃つ日々を
何年か過ごしてみたいなと本当に時々思いますね…
その後のついでの挑戦はヒヌマイトトンボにもお久しぶりに逢えたり、
いろいろ楽しかったし、やっぱりこのエリアは来る度に発見があって面白い♪
シカ柵内の豊かさがグングン復活していくことを祈りつつ通い続けますよっと(^^)♪


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