恒例的挑戦B〜不思議な大団円〜  21.3/14

この日は怒涛の恒例的挑戦の第3日目。あっという間に最終日。
そしてこの日は、お久しぶりにたのしくいこっか」のMarkさん
ご一緒できることになったのでそちらもすごく楽しみだったんですが、
天気予報的にはかなり良いハズですし、♀も手元にあるわけだし、と
かなり期待できる条件的だったもの、これまでの経験からして
事前にお膳立てがそろいすぎるとあまりいい展開にならない予感がしてたら
やっぱり少々手厳しい展開になって申し訳なくなったり(‐_‐;
しかし、途中でちょいとしたトラブルが発生したところから、
他力本願的ながら面白いラッキーが到来して大団円になっちゃうという
いろんな意味で不思議かつ面白い1日となったのでした(^.^)☆

<1>某所

  
まずは前哨戦のご報告から、ということで某氏に教わったあたりを
うろうろすると、シロテンエダシャク(左)やらホソウスバフユシャク?(右)を発見。

  
模様の薄いハスオビエダシャク(左)も草間にぶら下がっていました。
フトフタオビエダシャクかな?大柄なエダシャク類(右)も見つかったりします。

  
さらにうろうろすると、ハスオビエダシャク(左)やらシロテンエダシャク(右)やらは
見つかったものの、全体に虫影はかなり少ない感じ。まぁ直前まで大雨だったしなぁ…

  
さらにしつこくウロウロすると、シロテンエダシャク?(左)とモンキキナミシャク(右)やら
にも逢えましたが、それ以上の成果はなく、早々に移動して仮眠をとることに。

  
さて、早朝Markさんと合流して歩きはじめると、ちょっと距離がありましたが
コチョウゲンボウ(左)がご登場。こんなとこにもいるのね。
あたりにはなんか面白い雰囲気のトリバガ(右)も見つかります。

  
気温も上がってきていい雰囲気になってきたので、目星をつけたあたりで
♀を出してワクワクしながら待つことに。これはいわゆる「撮ったもドーゼン」状態じゃね?

  
しばらくするとコーリングを始めてくれたので、再度バシバシと撮影したりしつつ待ちますが、
気温も上がったのに♂がなかなか登場しないんです。
諦めかけた頃に一度高速で通り過ぎたのと、近くの人のトラップに飛来しかけたのは
見たんですが、それっきりで、そのまま3時間くらいただひたすら待ちぼうけ(^^;
んで、そのうちにだんだん風が強くなって厳しい条件になってきたんです。
薄々感じていたんですが、「♀が手に入ってさらに晴れた」というお膳立て揃った状態は
神様の気まぐれ的にはあまり良くない方向に動くことが多いんで、ヤな予感はしてたんですよね。
そうなるとムダにMarkさんを巻き込んでしまったわけで申し訳ないなぁ…

  
などと密かに焦りつつ、もしかしたら別エリアの方が条件がよくなってるんじゃないか、
とも思って、Markさんに♀の見張りをお願いして移動してみると、道中で
テングチョウ(左)やらキタテハ(右)やらが見れたりもしましたが、到着してみたら
やっぱり別エリアの方も風が強くて期待薄な感じ。こりゃ面倒だぞ。

  
諦めて引き返すとモンシロチョウ(左)が登場したり、アオイスミレ(右)が見つかったりしましたが
戻ってみると、慌てた顔のMarkさんが「♀が落ちちゃったんですよ〜」。
お話を聞くと、近くを通った方の持っていた網が枝に触れて落ちてしまったので
慌てて探したけど、神隠しのように全然見つからないとのこと。
一緒にかなりしつこく探してはみたけど、やっぱりそれっきり♀は見つからなかったり…

でも、しきりに残念がるMarkさんと対照的に、実はこの時私の脳裏に浮かんでいたのは
「お膳立て状態が消えて運勢の潮目が変わったからなんかラッキーが来るんじゃね」という予感(笑
うまく表現できないんだけど、神様が予定調和なんてさせないぞ的な感じを醸している中で
このトラブルは面白い方向に動くんじゃないかな、そしてそれは多分
偶然やってくるミラクルじゃなくて、たぶん他からくる感じになるんじゃないかな。
後付けに聞こえると思いますが、本当にそんな予感がしたんですよね(笑

  
近くでトラップかけている方とお話していると、持参した♀が産卵しちゃったというので
せっかくなので卵を撮影させてもらったり。もちろん無精卵なわけですがキレイやなぁ。
しかしこんな目立つ卵がなぜそこらでひょっこり見つからないのか、不思議なもんです。

  
その後もうろうろするもキバラモクメキリガ(左)やらキタキチョウ(右)やらが見つかるくらいで
やっぱそうそうラッキーはこないよなと凹みつつ、ご一緒になったH氏とお話していると、ふいに
「♂を撮りたいんだったら、さっき採ったの出しましょうか?」
え、マジっすか。いいんスか。そんなラッキーあるんですか…

  
予想外の嬉しすぎるお申し出に、なかばパニック状態のまま、
近くの樹につけてもらった♂を、もう無心状態でバシバシとひたすら撮影♪
夢にまで見たカバシタの♂が目の前に鎮座しているんですもん
なんだか興奮するのを通り越して若干虚無状態になっちゃいました(^o^;

  
風があったこともあってちょっと不思議なポーズにはなりましたが
目の前にカバシタの♂がとまっているというミラクルに、本当にアドレナリン沸きまくりでした。

  
さらにサイドからも数ショット激写したあたりで、さすがにそろそろ
飛びそうになったので幕引きに。いやぁ、まさか本当に♂が撮れるとは思わなかった。
他力本願ながら、これは本当に来た甲斐ありまくりだったぞ☆

  
ついでに、ということで♀も出していただいたのでこちらもバシバシと撮影して大満足。
その後はいろいろとデイープな虫談義を交わしつつ、一緒にトラップを見回っていると
ふいにMarkさんから「来てますよ〜!」という大声が(@_@)!!

  
慌てて駆け寄ると、トラップにたかっているのはカバシタ♂じゃないですか。
しかもめちゃくちゃ新鮮な個体で、オレンジ色の後翅もバッチリ見れてもう超絶大興奮(>_<)!

  
H氏がその♂を捕獲してトラップに入れて置いたら、なんと交尾も見れたんですが、
外に出してくれようとしたところで、交尾が解けてしまってちと残念。
でも最後までいろいろ楽しめて、大満足の〆括りとなったのでした(^.^)♪

というわけで、結果的にものすごく大団円な〆括りとなりました。
ようやくのカバシタムクゲエダシャク♂がアップで撮れたわけで、もうこれだけで大感激。
さらにトラップに飛来する♂、交尾シーンとまとめて濃密なものを見れたわけですが、
全てはH氏のご厚意のおかげなわけで、本当にありがとうございましたm(_ _)m
しかし、この日本当に面白かったのは、ある意味予想通りに事態が展開したこと。
文中にも書きましたが、長年神様の気まぐれとつきあった経験からなんですが、
お膳立てがキッチリ揃いすぎた状態だったら、開始すぐにサクッと予定調和にハッピーエンドに
ならなければ、なんか神様のいたずらが入りこんじゃってイイ展開にならないんですよね。
風が強くなり始めた頃、今回はそっちのストーリー喰らったゾ、と気落ちしたんです。
♀をロストした時に、Markさんが全然落ち込んでいないワタシを見て不思議そうにしてらっしゃいましたが
これで風向きが変わって、なんかしら予想外のラッキーが来る可能性が出た、って
ホンキで思ってたら、本当に来たっていう展開だったんですよね(笑
神様の気まぐれはやっぱ一筋縄ではいかないけど、いろいろ手を尽くした上で、
いかに神様の裏をかくかがやっぱり重要なんだなぁと再確認した次第で♪
この日は長距離帰還だったのでかなり早めに帰路に着いたんですが、途中で
メチャクチャ迷い込んだのもあってやっぱり10時間以上の運転に。
んで、ほとんど帰り着いたころに、ヘロヘロ状態で縁石を見落として
うっかり思いっきり乗り上げてパンクするという情けない展開があったのですが、
これがこの後すごく重要な意味合いを持ってくるなんてこの時は微塵も予想しなかったのでした(^^;


次へ⇒

topへ⇒