懲りないトライ〜チャンス活かせず〜 24.9/22
この日は毎度懲りない系のトライアルでございました。
札幌でちょいと所用があったので、それならばもちろんということで
そのまま足を伸ばして積丹半島でマンシュウアカネ狙い。もはや恒例行事過ぎる(笑
しかし、ずっと酷暑が続いていたのにここになって急に気温が下がって
さらにかなり雲もアツく、この日は到着時にはかなり肌寒い感じ。
こりゃぁどうにもならんな、行く意味ないから帰ろうか、ともホンキで思いましたが
それも悔しいので気合を入れていつものポイントに向かうと
一気に晴れ上がって実に期待のモテそうな条件になったものの
意外と短めの時間で好条件が終わってしまい
その間に周辺探索をしちゃってたので本命エリアでの探索がハンパに終わる
という、なんか煮え切らない感じのストーリーになったのでした(^^;
<1>積丹半島各所 |
というわけで、分厚い雲に沈んだ気持ちになりつつ、レンタカー屋のオープンまで
あたりをうろうろすると、ゴツイ感じのアザミ類を発見。普通にアメリカオニアザミでいいんかな?
オオハンゴンソウ(左)もあちこちに咲き誇ってましたが、ちょっと本土のより細っこい?
あと、ちょっと悔しかったのは、ノコンギク(右)があったのでついでになにげなく
撮っといたんですが、これってエゾノコンギクになるんですね。ちゃんと撮っときゃよかった…
ミソゾバ(左)もごちゃっとエエ雰囲気に咲いている一角がありました。
ハッカ(右)もありましたが、これは自生でいいのかな?
植栽でしたが、びっくりするくらい大量の実をぶら下げているナナカマドも発見。
その後はようやくレンタカーを入手して、一路目的地へ向かったのですが、
走りながら窓を開けたら寒くて震える感じに期待値がグングンと低くなって行ったり…
とりあえず目的地近くから歩き回ってみると、なんか面白げなセリ系の花(左)に続いて
ユウゼンギク(右)がそこらなかにごちゃっとすごい数ご登場されます。
なんか可愛らしいハチ類(左)が吸蜜していたりもしました。
花色の白いユウゼンギク(右)もいくつか混じっていてくれたりします。
コバネイナゴ(左)も発見。ハチ高原とかの高標高地と同じようなかなり短翅な感じですな。
あたりにはちょこっと崩れた感じながらヤマハハコ(右)も見つかります。
さらに探索範囲を広げてユウゼンギク(左)の咲き誇るいつもの斜面を見ていると
時折雲が切れるようになってきて、一気に気温が上がってきたり。
あまり見慣れない感じの花(右)もあったけど、ヤネタビラコでいいのかな?
と思うと、いきなりかなり興奮する出会いが!!
なんと、ふわりと登場されたのはオナガアカネ♂じゃないですか!!
ということはもう飛来種がやってきているってことですから
これはそこそこ期待ができるんじゃないですか!?
興奮しながら歩き回ると、エゾニュウ?(左)なんかも発見。
さらに、葉上を登っていくツノアオカメムシ(右)を見ていると、サーっと青空が
広がってきて、これはしばらくすると晴れるんじゃね?って雰囲気に♪
それではとちょっと場所を変えようとすると、色鮮やかなネバリノギクも発見。
北海道はユウゼン/ネバリがホンマに多いねぇ…
鮮やかな青色の海が見えるあたり(左)をうろうろしていると、
えらくがっちりしたツリガネニンジン(右)を今回も発見。
ゴマナ(左)もパラパラと咲いている場所がありました。
ヤマハハコ(右)も勢い良く咲いている株があってテンションが上がります。
さらにカシワの実(左)やら、ごちゃっと咲いたゴマナ(右)やらを撮ったりしていると、
サーっと日が差してきて実にいい雰囲気に♪これはマジでいけるんちゃう!?
大柄なツリガネニンジン(左)はここでも見つかりました。
こちらもなかなか大柄なオオバコウモリ(右)もひょっこりと発見。
ボロッボロのルリシジミ(左)も見れました。ここだと普通のルリ以外は選択しないかな。
ヒメアカタテハ(右)も賑やかに飛び交って、期待が膨らみます。
足元に大量のヒラタシデムシがいたりもしました。
なんかの死骸でもあったんでしょうけど、なにがあったかは分からず。
キタノコギリソウ(左)もちょこっとだけ咲いている株がありました。
気になったのは、ものすごい惨状になっているカシワ(右)。
アメリカシロヒトリとかでしょうか、これはなかなかの惨状だなぁ…