ようやくの出会い〜のんびり湿地探索〜 21.6/19

この日は、これまたちょいとのんびりな挑戦となりました。
諸事情で出発できるのが遅くなるのはわかっていたので、それならばということで
今まで何度も挑戦しては玉砕している某珍品を狙っての撤退探索にして
ついでにちょこっとゼフでものぞいてこよう、んで両方ダメだったら
翌日編とまとめて1Pネタにしちゃってもいいや、
というなんつうかあてずっぽ方面な感覚のトライアルとすることに。
すると、気負いが薄かったのがよかったのか、狙いの某虫とのまさかの出会いを
果たすことができて、大いに感激しまくれるという幸運を享受。
ついでのゼフはこれまたなんでと思うくらいにさっぱりダメダメだったけど
大ヒットがあったから全然悔しくないもんね、という1日でした(^^)♪

<1>岡山県各所

  
さて、さっそくうろうろすると、フキバッタ類幼虫(左)を発見。これはどの種類?
あたりにはウラギンヒョウモン(右)もやたらと飛び交っています。

  
ヒメシジミもふらりとご登場。なぜか我が地元にはいない種類なので
あるとそれだけでテンション上がるんですよね。

  
のんびりと草地の中を見ていくと、ポツポツとユウスゲ(左)を発見。
ノハナショウブ(右)もイイ雰囲気に咲き誇っていたりします。

  
ヤマブキショウマ(左)もあちこちでイイカンジに咲いていました。
なんか地味系のバッタ類幼虫(右)もいましたが、これはツマグロイナゴモドキかな?

  
逢えるとなぜか嬉しくなるアオタチカモメヅルもいくつか
エエ雰囲気に咲いてました。そういえばここでは黒花の方はみたことないかも。

  
ヤナギカワウンカ(左)がなぜか葉上でじっとしていたりもしました。
フキバッタ類幼虫(右)もいましたが、最初に見た幼虫とは配色がえらく違う。
種類の差なのか、若齢は黒くて成長すると緑になるのか…

  
トビイロツノゼミ(左)もちょこんと隠れていたりしました。
カノコソウ(右)もパラパラと咲いていたり、面白い出逢いが続きます。

  
シロバナニガナ(左)は少し盛りを超した感じでした。
あたりには、これもお約束のヘリグロリンゴカミキリ(右)もご登場。

  
時折見かけるめちゃくちゃ奇麗なガガンボ類(左)もいました。
マジメに調べてみたらミスジガガンボっていうんですね。もうちょっとハデな名前がいいな。
あたりにはヒメシジミ(右)なんかも何匹も飛び交ってらっしゃいました。

  
アサヒナカワトンボ(左)もあちこちで飛び交っていらっしゃいました。
それに混じってヒメクロサナエ(右)なんかもひょっこりとご登場。

  
さらにキアシヒバリモドキ(左)なんかも発見。そういやもう成虫なのか。
クサレダマ(右)もかなり花芽が膨らんでいまにも咲きそうな感じです。

  
かなりビックリしたのは、葉上に鎮座していたヒメビロウドカミキリ。
数枚撮ったら落ちて行方不明になりましたが、オトコヨモギ以外にいるの初めて見たわ。

  
さらにうろうろすると、大満開のハンカイソウ(左)がめちゃくちゃオミゴト。
交尾中のミスジガガンボ(右)なんかも見つかったりします。

  
アオオビハエトリ(左)がアリをつかまえてお食事中だったりもしました。
不思議なコウラナメクジ類(右)もいましたが、これはどの種類?

  
えらく黒っぽいツマグロイナゴモドキ?(左)もいました。群生層風味やね。
ヒシバッタ類(右)もいましたが、これはどの種類になるのかしら?

  
イチモンジチョウ(左)も飛び交ってましたし、咲き始めのスズサイコ(右)もあったり
いろいろあるなぁと感心しながらのんびり歩いてた時です。

  
ふと目の前になんか怪しい物体が。ありゃこれなんだっけ?
・・・って、これ!フサヒゲルリカミキリやんけ!
いや、これを探しに来たんですが、まさかこんなひょっこりと逢えるとは(@_@)
てか、よく見ると、これは産卵用に茎をかじっているのかな?

  
しばらく見てると、こちらに驚いたのか彼女は下に落ちたので、
葉上に載せて改めてバシバシ撮影。よくみると左後肢が欠けてるんですね。
いやぁ、しかし、この場所に最初に探しに来てから約10年、
ようやくの出逢いでホンマに感涙。思った以上にデカいしカッコええなぁ♪♪

  
調子に乗っていろんな角度からバシバシと撮影。美しい…
ちなみに「フサヒゲルリカミキリ」って、もうちょっとステキな名前なかったんかい、と
前から思ってましたが、現物見てよくわかりました。フサヒゲだし、ルリだ(笑
もしも自分がコイツを発見たとしたら、間違いなく同じ名前つけるな(^^;

  
せっかくなので、「フサヒゲ」な所のドアップ(左)やら、
正面顔(右)やら撮って遊んでみたりとかも。むちゃくちゃ独特やなぁ♪


次へ⇒

topへ⇒