壮絶な越年旅@〜発作的無為挑戦〜 20.12/27&28

<3>12/28 千葉県各所 続き 

  
さて、この日もビロキン君はなかなかいい距離感をウロウロ泳いで
いてくれたので、昨日に引き続きじっくり撮影に挑戦♪

  
でも、凛々しい横顔(左)を撮ったあたりで、一度雨脚が強まったので大急ぎで退避(^^;
雨が収まったあたりで再び歩くと、のんびり羽繕いのオオバン(右)を発見。

  
その後はのんびりとお食事中のヒドリガモ(左)を眺めていたんですが、
ふと気づくと、その中に怪しいブツ(右)が混じっててビックリ!

  
そいつはアメリカヒドリ♂だったのでした。これは純ものですよね。
ここで逢えるとは完全予想外。面白いもんです。

  
タヒバリ(左)は近くをちょろちょろしてPowershotでもこんなんが撮れるくらい愛想よし。
なんか貝を必死で食べているスズガモ(右)なんかもいました。

  
んで、肝心のコオリガモはというとこの日もはるか遠く(左)。右から3羽目ね…
しばらく追っていると、不意に飛び立ったので飛び立ち(右)も撮れました。
左から2羽目がコオリガモなんですが、わかるかなぁ…
近くなるかと期待したけど、同じくらいの遠くに降りたのでもうGIVE UP(+_+)

  
さらにハマシギ(左)やら、ハクセキレイ(右)やらを見ながらうろうろしてたんですが
先ほどのヨロネンを教えてくれた方とお話をしていると、ここのところ出ている
コスズガモの特徴を教えていただいたので、探してみることに。

  
すると、わりとすんなりそれっぽい個体を発見。うん、嘴爪も
小さいし、他のスズガモより一回り小さいし、あってそうですやん♪

  
ちょいとケラレが入りましたが、スズガモとの比較ショット(左)も撮れました。
その後粘っていると、彼女は結構近く(右)をしばらく泳いでくれたんです♪

  
とはいえ、お食事中なので、すぐに潜るわけで、こんなショットを大量生産。
潜って出てくるものはデジスコでは追いにくいわけでしばし四苦八苦。

  
でも、しばらく見ていると彼女は羽繕い(左)をし始めたと思うと、
羽ばたき(右)まで見せてくれたんです。おお、白帯が初列側で灰色になってるし
やっぱりコスズであってるんだ。10年ぶりくらいかしら。
しかも、デジスコでこれがはみ出さずに撮れたの、個人的にはミラクルなんすよね♪

  
満足してお次の場所へ移動しようと思ったら、目の前にオナガの群れが!
関西住みとしてはやはり見れるだけで興奮しますよね♪

  
その後もしばらくちょこまかとマツ林の中を飛び交ってくれて
しばらく楽しませてくれたのでした。いやはや有難き限りですな☆

  
それでは最後に、ということでさらに1箇所調子に乗って転戦すると
なんとも独特な雰囲気のリュウノウギクの群落(左)を発見。咲き残り(右)もありましたが、
これはイエギクの血が混じっている系なのかな?

  
めちゃくちゃ真っ赤に色づいたヤブコウジ(左)もありましたし、
たっぷり実をつけたマンリョウ(右)なんかも見つかります。

  
さて、この場所の狙いは某カラ類、ということで気合を入れて探しますが
ヤマガラ(左)やらエナガ(右)やらは次々出るものの本命はさっぱりとご不在。

  
なんか中途半端な感じに咲き残っているテッポウユリ(左)があったり、
これでもかというぐらいたっぷり実をつけたトベラ(右)があったり
チョコチョコとしたささやかな面白さは次々到来してくれたんですけどね。

  
大量のタンキリマメ(左)を眺めたりしていると、シジュウカラ(右)の群れが
わさっと飛んできてこれは!と期待するもやっぱり本命は混ざってくれず、
なんだか微妙な感じの〆括りとなったのでした

というわけで、なかなか不思議な雰囲気の幕開けでした。
コスズガモが辛うじてラッキーだったものの、それ以外の本命は総空振り。
一番のターゲットだった某蛾は、もしかしたらそれかなぁというのが
何度か飛んだけど、というかなり煮え切らない感じだったし
コオリガモ♂も逢えはしたものの、「あ〜あ〜あれね」ってな距離だったし、
最後の最後もきっちり予定調和に空振りだったし(^^;
まぁでも、ビロードキンクロやら予想外のアメリカヒドリやヨーロッパトウネンやら、
あれこれと面白い出逢いはあったからまずまずかな?
んで、この夜は、この度の最終目的地である「南方」までは
さすがに一気に移動できない、わけでどこかに中継地点を設定しなきゃ
という理由で、いつものエリアまで、それでもドカンと900km移動
ヘロヘロになりながらひた走ることとしたのですが、
これが悲劇への一里塚とは知る由もなかったのでしたとさ(+_+)


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