微妙な大挑戦〜快晴から濃霧まで〜 20.10/10

この日はちょいと不思議な感じの挑戦となりました。
前々から挑んでみたかったエリアに挑んでみたんですが、
うっかり寝坊して到着がかなり遅くなった上に
大快晴でエエ感じと思っていたら、ぐんぐん雲が広がってからの濃霧という
けっこう超展開まで畳みかけていただいちまって、
大本命の花の方は散々探し回ったあげくの意外な場所での遭遇の上に
まさかのフライングというこれまた想定外展開に。
調子に乗って最後に日没ギリギリで前々ら訪問してみたかった
某施設にまで足を延ばしたりもして、全体に濃いめの1日となったのでした♪

<1>高知県某所

  
さて、けっこう遅くなって焦りながら歩きはじめると、
ニセツクシアザミ(左)に続いて、咲き残りのフシグロセンノウ(右)を発見。

  
色鮮やかなナギナタコウジュ(左)も見つかりました。
少し高い位置にいい雰囲気の野菊類(右)もありましたが、ユウガギクかな?

  
すっかり実になったツルニンジン(左)なんかを見つつ林道を歩いていくと
ひょっこりと咲き残りのコフウロ(右)を発見。こんなとこにもあるんやね。

  
すっかり実になったヒナシャジン(左)もありました。
ちょいと気になったのは、道端にあったアケボノソウ(右)。
花柄が妙に短くて雰囲気が違うんですが、これって単なる奇形?

  
と思っていると、いきなり登場したのはツクシクサボタン(左)。
でも残念ながらすべてがすっかり実(右)になっていたのが残念。
この手はちょこっとだけ咲き残りがあるかなぁと期待したんだけどナァ…

 
繊細な感じのアザミ類(左)もありました。これはイシヅチウスバアザミ?
レイジンソウ(右)もちょこっとだけでしたが咲き残っていてくれます。

  
んで、さらに歩いていくと、咲き残りのヒナシャジンが次々ご登場。
すっかり終わっているかと思ったけど、逢えてうれしいねぇ♪

  
えらく色鮮やかな実をつけたテンナンショウ類(左)もありました。
ヤマミズ(右)もたくさん発見。きちんと見るとめちゃくちゃ可愛いフォルムですやん。

  
ジンジソウ(左)も数株だけでしたが見つかりました。
ここでもアザミ類(右)もありましたが、さっきの2種類とは別のような気も?

  
なんかひょろっこ感じのセリ系の花(左)も発見。これなんて種類?
フユノハナワラビ(右)なんかも見つかったりします。

  
結構ビックリしたのは、たっぷり実をつけたキレンゲショウマ(左)があったこと。
ここの場所は保護株の植栽らしいんですが、実のアップ(右)だとすんげぇ独特ですやん。

  
妙な雰囲気のアケボノソウ(左)はここでも見つかりました。
もしかしてシノノメソウとの雑種とかいうことってさすがにないかな(笑
オタカラコウ(右)もちょこっと咲き残っている株がありました。

  
岩場を歩いていくと、クモノスシダ(左)が何箇所かありました。
あたりにはなんか面白げな低木(右)もありましたが、これって実はチョウセンナニワズなのね。
こりゃ春先の花の時期にまた再訪しなきゃいけないじゃないですか。

  
シコクブシ(左)もちょこっとだけでしたがお出迎えしてくれました。
意外なあたりではシモツケ(右)もまだ咲き残っていてくれたりとか。

  
ツクシクサボタンもびっくりするくらいのスケールで次々ご登場。
あるとこにはまとまってあるもんだなぁと感心するも、やっぱり花は1つも残ってなくて…

  
タマアジサイ(左)もなぜだか1つだけ残っててくれました。
逆にテンニンソウ(右)はすっかりお見事な枯れ穂に。

  
その後も登っていくほどにツクシクサボタンはあちこちに大群生してるも
やっぱり咲き残りは皆無。来シーズンはいい時期に再訪しなきゃいかんですな。

  
妙にがっしりとしたキンミズヒキ類(左)があったので、これは憧れの
チョウセンかと興奮するも、アップ(右)をじっくりみるとやっぱり普通のキンミズヒキ。
このエリアはチョウセンもあるはずですがさすがに時期が遅いかな?

  
さらに意外なあたりではシオガマギク(左)なんかもちょこっとありました。
センブリ(右)もありましたが、開いていたのはこの1株だけ。

  
リンドウ(左)も実にいい雰囲気の株がありました。
ごちゃっと実をぶら下げているマユミ(右)も実に見ごたえあり。

  
チョイと意外なあたりでは、真っ赤な実をつけたメギもあったんです。
このあたりいろいろと濃密だなぁ。また時期を変えて遊びに来なきゃ。


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