自粛式ご近所GWE〜ド近所巡り〜  20.5/4

この日は自粛式ご近所GW、第6日目。
正直日帰り特攻の連続に少々疲れたのもありつつ、
天気予報的にかなり厳しそうだったこともあって、
今回はかなりご近所ばかりの探索というプランにしてみて、
町内と隣町を何箇所かうろうろすることに。
隣町にも足を延ばしはしましたが、今回のGW挑戦の中で
一番行動半径が狭い地元密着型の1日になったのですが、それでも笑
空振り続きの中にもちょこちょこと面白い発見があって
あれこれささやかに楽しめた1日となったのでした♪

<1>播磨地方某所
 

  
この日最初に歩き始めたのは、めちゃくちゃ地元の山奥の方。ドン曇りの中
歩きはじめると、なんか面白げな実(左)やら、ジャケツイバラの花芽(右)やらを発見。

  
大満開のヤマフジ(左)もあって、これはなかなかお見事でした。
ふわりとオナガアゲハ(右)が登場してくれたりもしましたが、これはめちゃくちゃ奇麗やなぁ〜

  
薄暗い林内を歩き続けていると、コウライテンナンショウ?(左)を発見。
ミヤコアオイ(右)もパラパラとあって、意外に花がたっぷり残っていたりもしました。

  
道端にはなかなか可愛らしい雰囲気のウワミズザクラ(左)もありました。
カマツカ(右)もありましたが、こちらはまだまだ固い花芽状態。

  
ヤマツツジ(左)も大満開でしたが、期待していたエリアは一面のイワヒメワラビ(右)。
つまり鹿だらけってことで、期待していたような花は全く見つからない…

  
それでもラショウモンカズラ(左)がひっそりと隠れて咲いていたりもしました。
あとは可愛らしいヒトヨタケ類(右)が見つかった程度で、イマイチ期待外れ(^^;

  
さて、少し場所を変えて、さらに家に近いあたりの山奥を歩き回ってみると
大満開状態のオオカメノキ(左)やら、ガマズミ(右)やらが御歓待。

  
道端にはキンモンガ(左)がひょっこりとまっていたり、アサヒナカワトンボ(右)が
飛び交ったりもしましたが、ひたすら歩きまわるも、薄暗い林を

  
ウラジロの新芽(左)を見つつ歩いていくと、林道はメチャクチャ薄暗い林の中を
くねくねしたあげくどこかに消えちまって…
「スゲェ荒れまくりやん、こんな暗いとこに狙いの花なんかありっこねぇな」
とかぼやいたら、そのとたんに目の前に狙いのシロバナウンゼンツツジ(右)が
見つかってビックリ。ありゃ、これはこれは大変失礼いたしました(^^;

  
さらに周辺を探し回ると、ものすごい花盛りの株も見つかりました。
これも薄暗い場所だったんですが、こんなところにあるなんて少々意外やな〜

  
せっかくなので、薄暗い中で必死に頑張って花のドアップもバシバシ撮影。
実はシロバナウンゼンツツジは妙に縁がなくてほとんど会えてなかったんですよね。
ようやくの再会が地元というのはなかなか嬉しいですね☆

  
あと驚いたのはこちらのヤマカガシ(左)。なんか不思議な動き方だなと思ったら
引っぱり出したらボロッボロ状態(右)なんです。何かに襲われて逃げてきた?

  
さて、場所を変えて少し離れた山すそを歩くと、クロモジ(左)があったり、
ミヤマイラクサ?(右)がパラパラと見つかったりします。

  
薄暗い沢沿いにはお久しぶりのサツマイナモリが大群生。
ちょうど花盛りでこれはなかなか嬉しいなぁ。

  
アップ(左)で撮ってみるとこれまた面白い風情ですよね。
あたりにはトビナナフシ類の幼虫(右)もちょこまか歩いていました。

  
周辺を歩いていくと、実をたっぷりつけたイワタバコ(左)があったり、
花芽をつけ始めたミヤマヨメナ(右)があったりします。

  
ヒメレンゲ(左)もありましたが、花はパラパラとしかついていませんでした。
こちらはもちろん花はまだまだでしたが、ウンゼンマンネングサ(右)にも遭遇。
でも、期待していた花は全然見つからず。昔はこの辺りにあったんだけどな〜

  
コバンノキかな?なんか面白げな樹(左)はあったんですけどね。
諦めて引き上げていくと、なんか面白げなマンテマ系の花(右)なんかも発見。

  
家に戻る途中で少し時間があったので、面白げな川辺を歩いてみると
ステキな雰囲気のヒゲナガガ(左)を発見。クロハネシロヒゲナガになるのかな?
高い位置に面白げなサナエ類(右)がいたりしましたが、ワンショットで飛ばれちゃって、
よくわからず。これはホンサナエになるんかな?

  
オニグルミの色鮮やかな雌花(左)をめでていると、
巨大なおなかを引きずったクルミハムシ(右)を発見。相変わらずスケール感おかしい(笑

  
交尾中のヤマトシリアゲ(左)もいました。こんがらがってる感じやな。
あとは、極小サイズながらすごくかわいいハナムグリ類(右)も発見。

  
あとはなんか元気なハシリグモ類(左)を見たり、結構あでやかなヒレアザミ(右)やら
を見たあたりで、すっかり薄暗くなって、この日の挑戦は終幕となったのでした。

というわけで、ご近所散策中心ながらそこそこ楽しめた1日でした。
前半の挑戦は、薄暗い林の中+そこら中シカの痕跡だらけ、みたいな感じで
歩いていて心躍るような時間がほとんどなかったのですが、
荒れまくってどれか道なのかも全く分からなくなったようなクッソ暗い林道で
「こんなとこにあるわきゃないじゃん!」
といった直後に目の前に出てきた満開のシロバナウンゼンツツジは
この日一番の成果でありサプライズでありハイライトでありました。
なんつうか、山を歩いていて神様に向かってぼやいたら
本当に準備していたかのごとき見事なタイミングで事態が推移して、
虚空に神様のドヤ顔が見える瞬間ってありますよね。
私が思うに神様って、おちゃめかつ結構性格悪いんだと思うんですが(笑
まぁ、それにしても近場でもそこそこ楽しめることが分かったので
また季節を変え、エリアを変え、超ご近所散策もいろいろ楽しんでみることにしましょう♪


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