自粛式ご近所GWA〜長距離迷走〜 20.4/30

<2>播磨地方各所 続き

  
さて、そのあたりで今回のメインターゲットを頑張って探してみると、
いい雰囲気のニシキゴロモ(左)があったり、可愛らしいマルハナバチ類(左)がいたりします。

  
ブナの新葉(右)もありましたが、葉が開ききっててルリクワガタ系は遅かった雰囲気。
んで、実はこの場所で探したかったのはセッピコテンナンショウだったんですが、
コウライテンナンショウ(右)が1つ見つかっただけ。
久しぶりすぎて以前見つけた場所がどこになるのかわからなくなってたのと、
この標高だとちょっと時期が早すぎたから、ということにしたいところですが
とりあえず今でもこの山域でも生き残っていてくれることを祈っておきましょう…

  
なんか面白げな葉(左)もありました。これってモミジガサとかの類?
ニッコウネコノメ?(右)も数株だけでしたが見つかったりします。
#左はニシノヤマタイミンガサだそうです。こりゃ花の時期に再訪しなきゃ♪

  
んで、えっちらおっちらと山を下ったあたりで舗装道にぶつかったんです。
ありゃ、こんなとこに出るんだっけ?とりあえず車を止めた登山口に戻ろうと思ったら
この舗装道を歩いていくしかないな、と思ってのんびり歩いていくと
イイ感じのヤナギ類(左)やら、クリンソウの群落(右)やらに遭遇。

  
カナクギノキ?もありました。クロモジにはみえないからカナクギノキだと
思うんだけど、それにしちゃまばらやし、いまいちよくわからん…

  
いい雰囲気のウリハダカエデ(左)やらミヤマキケマン(右)もありましたが、
ここらでいくら歩いても舗装道から山道に戻る雰囲気がないことに気づきます。
スマホで現在位置を確認しようにも圏外で、しかもすぐに電池切れ…
この時点で1時間くらい歩いてるんだけど、方向違ってたらどうしよう(^-^;

  
悩みつつひたすら歩いていくと、大満開のニガイチゴ(左)を発見。
センボンヤリ(右)もパラパラと咲いている株がありました。

  
ちょっと面白かったのは、少し湿ったあたりに大群生していたニッコウネコノメ。
 ポツポツとみることはあったけど、こんなごチャッと大集結してるのははじめてやなぁ。

  
アップ(左)で撮るとかわいいですよね。
あたりには鮮やかな色のアセビの新葉(右)も見つかりました。

  
なんか面白げなアブラナ系の花(左)もありました。これなにもん?
これも地味に大満開のコクサギ(右)なんかも見つかります。

  
チョイと驚いたのがこちら。モミジ類の新葉なんですが、
めちゃくちゃ真っ赤。これは秋の紅葉と全然遜色ないですね。なんて種類だろ?

  
さらにヘロヘロになりつつ歩いていくと、コバノガマズミ(左)があったり、
モチツツジ(右)が咲いていたり、ささやかな出会いは結構しぶとく続きます。

  
さらに可愛らしいウツギ(左)やら、地味に花盛りのサンショウ(右)なんかも発見。
んで、ここらでようやく車が通りがかったので道をお尋ねしたら
『このままいけば着きはするけど、まさかずっと歩いてきたの?』と驚かれたり。
ここまでなんやかんやと3時間くらい、10キロ以上は歩いてましたからねぇ(^^;

  
さらに延々と歩いて、ようやく近くまで戻ってくると、石垣に大量の
ペラペラヨメナ(左)があったり、大満開のアキグミ(右)が見つかったりします。

  
ごちゃっと大量に咲き誇っているツタバウンランにも遭遇。
こんな感じでゴチャッと大群生していて、これはこれでめちゃくちゃ見ごたえあるやん、
とか思っているとようやく車に到着。いやぁ、メチャクチャ歩いたなぁ(+_+)

  
イイ感じに咲き誇るノアザミ(左)を見た後で、せっかくなのでついでに一か所
立ち寄ることにすると、可愛らしいイカリソウ(右)に遭遇。

  
んで、すぐに期待していたクマガイソウ(左)にも会えましたが、咲いていたのは1つだけ。
頑張って正面顔(右)も撮りましたが、もう日が暮れつつあってめちゃくちゃ薄暗い…

  
花芽をつけた状態の株(左)もありましたが、これはこれで偉くかわいいですね。
シンジュギク(右)なんかもパラパラと咲いていたりしました。

  
さらにウラシマソウ(左)やら、ムサシアブミ(右)やらを見て大満足し、
歩きすぎてパンパンの両足をひきずりながら帰路に向かったのでした(笑

というわけで、楽しめはしましたがやたら疲れた1日でした。
結局舗装道を4時間近く、13キロ程度は歩き続けましたからねぇ…
あとでじっくり地図を見てみると、以前登った時は今回と同じエリアに行ってはいたけど、
どうやら全然別の登山口から登って往復していたようで、
そもそも今回の登山口から登ったら、戻れるはずがなかったというバカな話(笑
だいたい下調べなしの出たとこ勝負ってないい加減な旅ばかりなので
こういう時にえらい目に合っちゃうわけなんですが、
まぁ、それでも歩き続けている途中でいろいろ面白い出会いもあったから
結果オーライということにしておきましょうかね。
さすがにヘロヘロにくたびれたし、足はホンマに疲れ切ったけれども、
おそらくダイエット効果がばっちりあったということにしといて(笑
んでもって、この山はお久しぶりだったけど予想以上に色々と面白かったので
セッピコテンナンショウの生き残り探しにまた再訪しましょう。
もちろん次はきっちりと無駄足踏まないコースを下調べしてから、ですね(^_^;


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