いつもの古巣で〜新春ウォーク参加〜  20.1/11

この週末は、毎年恒例の古巣訪問、「鶴見川流域ネットワーキング」主催の、
"鶴見川新春ウォーク"に、相変わらず参加してまいりました。
ここのところは下流側の日程で参加することが多かったのですが、
今回は出勤日の関係もあって上流側の日程での参加。
予想外の寒空の下ではありましたが、懐かしい古巣を順繰りに眺めながら
これまた懐かしき面々にご挨拶し、のんびり川面と冬鳥を見る
というのは当然ながらなかなか楽しいわけで、
終日のんびりゆったりとした贅沢な時間を過ごしてきたのでした☆

<1>鶴見川上流部

  
恥ずかしながら集合場所を間違えて(昔のトコ行ってた)少々出遅れたんですが、
なんとか皆さんに合流(左)してみると、集合場所のすぐ側でカワセミ(右)が
にぎやかに飛び交っていてビックリ。いやはや幸先がいいですな。

  
さて、のんびり歩いていくと、道端にソシンロウバイ(左)があったり、
ビワの花(右)が咲いていたりしますが、予想以上の曇天+寒空で少々キビシイ感じ。
それもあってか最上流部ではあんまり鳥とかの出会いが少なかったような。

  
カリンの実(左)がなかなか面白い雰囲気でした。こんな付き方なんだ。
道端にあったゼニゴケ類(右)もこれまたいい風情。

  
んで、懐かしい川縁の景色(左)を堪能しながらのんびり歩いていくと、
すっごい至近距離にメジロ(右)が小群でご登場。

  
川の中にはパラパラとコガモ(左)が泳いでいましたが、
ビックリしたことにその中にヒドリガモ(右)が1羽混じっていたりもしました。
このエリアではかなり珍しいような気がするんですが。

  
んで、やっぱりカルガモはどこでもやたらと多かったわけですが、10羽くらいの群れ(左)が
上流へと進んでいって、浅瀬になったら並んで歩いていく(右)なんてのは
なかなかに微笑ましいシーンでした。動画で撮りたいくらいのコミカルさでしたよ〜

  
どんと焼きのある広場(左)なんか眺めつつ、いろいろと川の説明をお聞きしていると、
ちょっと前被りだけど、オオバン(右)が登場したのもビックリ。こんな上流側にもいるのね。

  
続けてバン(左)もご登場。これまた予想外に近距離やな。
カワセミ(右)はこの日は非常に多くて、あちらこちらで遭遇します。

  
通りがかりの某先生が、上流側では珍しいカイツブリ(左)を教えてくれたりもしました。
凛々しい雰囲気のカワウ(右)なんかも近くで佇んでいたりします。

  
さらに歩いていくと、コサギ(左)とダイサギ(右)が次々とご登場。
しばし並んでくれもしたんですが、ツーショットの比較写真を撮り損ねたのはちと残念(笑

  
のんびりとひなたぼっこ中のアカミミガメ(左)も。こんな寒空でも元気なもんで。
川縁にはスイセン(右)なんかも咲いてました。冬に見るとなんか元気出るよね。

  
河畔の芦原の中ではシジュウカラ(左)が何度もにぎやかに飛び交っていたりしましたし
カワセミ(右)は本当にあちこちで登場してくれたり、なかなか賑やかな状況が続きます。

  
さらに下っていくと、ハシビロガモがご登場。可愛い♀(左)も素敵ですが、
中途半端な羽衣の♂(右)はメチャクチャ人相悪くてこれまたステキ。

  
のんびりと佇んでいるイソシギ(左)を眺めたりしていると、いつの間にやら
お昼休憩の恩廻公園に到着。お昼を買おうと近くのコンビニに行くと、
クロバネフユシャク(右)がとまっていてビックラ仰天という一幕もありました。

  
さて、その後ものんびりとしているマガモ(左)なんぞ見たりしつつ川沿いを歩き、
要所要所で地元市民団体の活動状況の説明(右)なんかを受けたりとか。

  
マルガモ(左)にも会えました。うん、なんかなんかちょっと鮮やかな感じの混ざり方やね。
頭上すぐをエナガ(右)が通過したりもしましたが、撮れたのはお尻ばかり。

  
なぜかすごい近距離で佇んでいるヒヨドリ(左)なんぞ見たりしつつ進んでいくと、
河畔にすごい造形の樹々(右)が。そっか、去年の台風の時ってこのあたりも
すごい増水したんですよね。この痕跡を見るとその激しさがよくわかる…

  
さらに下っていくと、何箇所かでオカヨシガモの小群が見つかってビックリ。
もう少し下流側じゃないと見れないイメージがあったんですが、やっぱりちょっと増えてる?

    
ちょっと面白かったのは、小群で登場したタヒバリ。このあたりでは少ない感じですが
意外なくらい近距離にパラパラと降りてくれました。これはラッキーやな。

  
浄水場の放水口付近にはオオバンの大群(左)が黒々と群れてました。すげぇ数。
あたりではカワウ(右)もいい雰囲気に佇んでいたのでついでにパチリ。

  
下流側では、治水対策として河畔林の伐採(左)が進んでいました。
必要性は十分理解できるんですが、やっぱりちょっと寂しい気もせんでもないような…
などと思いつつ歩いていくと、日が沈みかける頃にようやくゴール(右)に到着!

  
んで、この日も美味なる歓待の雑炊(左)をいただき、ついでに調子に乗って竹酒も
頂戴したりしちまったたら、結構早々にわかりやすく酔っぱらってしまったもんで、
艶やかすぎる満月(右)を愛でつつ、千鳥足で失礼したのでした(笑

というわけで、今年も変わらず楽しい一日でした。
やっぱりこのイベントは参加しないわけにゃぁいきませんね♪
なんやかんやで、古巣を離れてもう15年以上たってるわけで
なんだって毎年ウォーキングイベントに参加してるんだ、というのは
我ながら若干不思議な気もせんでもないトコではありますが
やっぱり毎年この川沿いを歩く、ってことにすごく意味がある気もするし、
なによりなぜか毎回何かしら楽しい発見があるから、やめられないんですよね。
今年も、川べりの景色の変化や、鳥なんかも含めた自然のささやかな変化、
そして同時にいろいろと圧倒的に変わらない部分も含めて
大発見はなかったけども、いろんな面白い発見がけっこうたくさんあったし、
K先生の御健在っぷりも一応しっかりと確認できたし、来た甲斐満点だったような。
ただ、昔懐かしい方々のご健在を喜ぶばかりの日、というわけでもなかった
というちょっと寂しい事実もあって、年月の流れを痛感させられたりもしたわけですが…
それにしても、川辺を歩いていく間に、毎回予想外の面白い発見が待っているこのイベント。
お近くの方は、是非是非一度ご参加されることをオススメいたしますよん(=^^=)


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