フル空振越年旅D〜無謀なる転戦〜 20.1/3

<3>久米島各所 続き 

  
さて、さらに歩いていくと、沢の中にアメンボ類(左)がご登場。アマミアメンボじゃないような?
沢沿いの樹にはリュウキュウマメヅタ(右)がゴチャットついていたりします。

  
小柄で色の赤っぽいサワガニも見つかりました。これは調べても今イチよく
わからなかったんですが、クメジマミナミサワガニになるのかな?

  
さらにじっくり探し回りますが、リュウキュウサワマツムシ(左)が見つかるばかり。
諦めて移動しようとすると、マダラバッタ(右)が多数登場。

  
場所を変えると、松の木の上にチョウゲンボウ(左)を発見。数枚撮ってると
ひょこりと羽を広げて(右)くれたりもしましたが、慌てたらバンザイショットはズレた感じ…

  
お次の場所では小さな湧水をのぞきこむと、マツモ(左)が並んでいてビックリ。
近くには、これでもかというくらいのオランダガラシ(右)があったこと。

  
さらに、その中に混ざってオオサンショウモがポツポツとあったんです。
すっごく面白い雰囲気の湧水だったんだけど、なんだろう、この外来種祭り…

  
沢の中を歩くと、大きなヤマナメクジ類(左)がいたりもしましたが、
この場所はほとんどなにもいなくてイマイチ面白くない感じ。ちょっと狭すぎたかな?
諦めてさらに移動しようとすると、リュウキュウシロスミレ(右)なんかも見つかりました。

  
あたりにはホソバリュウビンタイ(左)も並んでいました。
あたりには面白い雰囲気のマイマイ類(右)も多数登場。クメジママイマイ?

  
クモヘリカメムシ類(左)も葉上にちょこんと鎮座していました。
草間にオガサワラクビキリギス(右)なんかもゴソゴソ動きまわっていたりします。

  
リュウキュウバライチゴ(左)はパラパラと咲いていましたが、それ以外は
沢沿いに近づけるコースは見つからなかったので、とりあえず大きく方向転換を
することにすると、ふいに道端でジョウビタキ(右)を発見。

  
やってきた海岸では、一面のマガキガイの殻(左)が一面に積みあがっていて壮観。
ここまでいくと貝塚レベルですね。めちゃくちゃ食べられてるんだなぁ。
なぜかきれいに捌かれたテングハギ(右)が落ちてたのも面白かったりとか。

  
これもめちゃ面白かったのは、巣中に落ちていた白くて丸い物体(左)。これなんかわかります?
これ、ハリセンボン類の死骸なんですよ。中身が腐ってしぼむとこうなるのか〜
などと思いつつ歩いていくと、マツバウミジグサ(右)なんかを発見。

  
浅瀬にはウミヒルモもパラパラと見つかりました。地味で小さいけど
やっぱこの種類は可愛らしくて素敵やんね♪

  
さらに、リュウキュウスガモ(左)もちょこちょこと見つかりました。
その中に交じって、 かわいらしい雰囲気のハゼ類(右)が隠れていたりもしました。

  
ウデフリクモヒトデ(左)もパラパラといるなぁと思っていたら、
少し離れた場所では一面に大集結(右)していてビックリ。こんなにいるもんなんね。

  
数が多いので、ほぼほぼ全身でてる個体(左)も見つかりました。
ハナビラダカラかな?可愛らしいタカラガイ類(右)も闊歩していたいたいも。

  
茎に葉が並んだ感じの面白い雰囲気の海藻もありました。
すぐにお名前わかると思ったけど、調べてもいまいちよくわからんかったんよね(^^;

  
さらに岩場ではひょっこりイワオウギガニがご登場。
やっぱ赤い目がなんとも怪しい雰囲気で、面白い表情ですよね。

  
なんかかわいらしいガザミ類(左)なんかも砂地に隠れていました。
色々見れて面白かったな、と思いつつ、艶やかな夕日(右)を眺めて昼の部は終了。

  
さて、日が暮れた後は、おもしろげな爬虫類系を探そうとひたすら林道を入りまわりますが
何度かひょっこりとヤモリ類(左)が登場してくれただけ。
ヒトリガ類の幼虫(右)が見つかるくらいじっくりと探しはしたつもりですが、
やっぱりこの時期は寒すぎて何も動いていないのか。計画倒れ感すげぇな(+_+)

  
タイワンクツワムシ(左)は何度か路上に出てきてくれました
意外なあたりではシロアゴガエル(右)が登場してくれたりもしたんです。
これが出てくるんなら、他の爬虫類系も出てきてくれていい気がするんだけどナァ…
んで、この後は渓流沿いの場所まで行ってはみたんですが
真夜中の真っ暗な渓流を歩くのは予想以上に度胸が要ったので、あえなくギブアップ(笑

  
失意に沈みつつさらに探索すると、いきなりすぐ近くにヤマシギが登場してビックリ。
ノートリでこれが撮れちゃいましたから本当に近距離。サービスいいね♪

  
ひたすらうろうろしまくると、タイワンクツワムシは何度かご登場。
何も出ないよりはずっと嬉しいんだけど、君らばかり見てもしょうがないのも事実やし。

  
意外なあたりでは、リュウキュウコノハズクがすぐ近くに登場したりもしてくれましたが
真夜中まで徹底的に探し回ってもこれ以上の成果なし。
まぁあからさまに寒かったもんね。真冬にやる挑戦じゃなかったってことやんね(笑

というわけで、やっぱり予想通りの展開な1日となったのでした(^^;
期待していた久米島ならではなやつらというのは、いずれも大珍品なわけで
そうそう簡単に遭遇はできないとは思ってましたが、成果薄すぎて…
沢の中でのミステリアスな出会いはありはしましたが
興奮したというよりは、目の前に出てきたものを確保できないという
事実にすっごく愕然としたので、嬉しさ少なめでしたし(^^;
そしてなんといっても、最後の夜間挑戦はなんとも厳しいものがありました。
日が暮れてからAM4時頃まで、ひたすら林道とかを走り回ってみたり、
湿地帯の周辺やら、面白そうな岩場をうろうろしてみたり、
(渓流沿いは真っ暗だとさすがに一人で歩き回る度胸なかったけど)
などとかなり頑張ってみたんですが、両派系はシロアゴガエル1匹でしたから…
前にも書きましたが、前年の石垣では大雨の中ながらいろいろカエルやらヘビやら
会えましたから、もうちょっとなんか出会いがあるもんだと思ったんですけど。
まぁ、それでもヤマシギやリュウキュウコノハズクには会えたからイイか。
さぁて翌日はついにこの長旅の最終日。ミラクルは到来するのか、こうご期待で(笑


次⇒

topへ⇒