東海迷走Day〜まとまりのない挑戦〜 19.9/1

<2>愛知県各所 つづき  

  
さて、さらにウロウロすると、マネキシンジュガヤ(左)に続いて
コシンジュガヤ(右)も発見。なんかじっくりと比較が楽しめる感じやな。

  
ミカワシンジュガヤも大群落がありましたが、地元の方によると、これも何年間か
出てなかったのが復活したんだそうで、「これを見に東京から来る人もいるんだよ」とのこと。
昔見たことがあったのであんま感動はなかったんですが、そっかしばらく消えてたのか…

  
ということで、ミカワシンジュガヤのアップ(左)も何枚か激写。
水路には相変わらずコタヌキモ(右)がありますが、今回も花は見つけられずでした。

  
さらに、ケシンジュガヤ(左)も発見。そっか全部で4種類揃ろってるとはすごい場所やな。
花とかはなかったんですが、トウカイコモウセンゴケ(右)もパラパラ見つかります。

  
ちょっと驚いたのは、少し離れたあたりにミズオトギリ(左)もあったこと。
林の中にはパラパラとスズカアザミ(右)なんかもあったりしました。

  
ここで教えていただいたのが、お久しぶりのホンゴウソウ(左)。ほぼ終わっていましたが
よくみると、まだ花の結構咲いている株(右)があったのでバシバシ撮影♪

  
カラスアゲハ(左)がふわりと登場する一幕も。結構ぼろだったけど。
引き返そうとすると、なんか不思議なキノコ(右)も見つかりました。こりゃなにもん?

  
さらに、なんともイイ雰囲気のマンネンタケ(左)も発見。近くには古い株(右)も
転がっていましたが、えらく雰囲気が変わるモンですね。面白い♪

  
さて、最後にもう一箇所、ということでかなりドカンと大移動して山の方に移動したんですが
歩き始めると、いきなり可愛らしいジムクリ幼蛇がご登場されたじゃないですか!

  
顔のアップ(左)も撮りましたが、なんともいえん面白い模様ですよね。素敵だなぁ。
山道を歩いていくと、ヒメカンアオイ(右)なんかもパラパラと登場します。

  
さて、とりあえず登山道沿いに探そう、ということで歩いていくと、ミズタマソウ(左)やら
花芽をつけたツルリンドウ(右)なんかを発見。

  
まだ花芽だけでしたが、カワチブシもありました。薄暗い林の中だったからか
この時期でつぼみですらないのは意外でしたが、そこそこ標高も高いからかな?

  
その後も山の中を歩いていきますが、テバコモミジガサ?(左)があったり、
実をつけたクモキリソウ(右)があったりしたくらいで、本命の花はそれっぽい環境も含めて
全然見つからず。なんか探す場所を間違えてるっぽいナァ…

  
しょうがないので、いったん場所を変えようということで、舗装路のあるところまで
降りてくると、シラネセンキュウ?(左)やらナンバンハコベ(右)やらを発見。

  
んで、そこに普通にあったんです。狙いのエンシュウツリフネソウが。
まぁ、そうか、確かに湿った場所だから、道路沿いの側溝沿いとかいいわけですよね。
頑張って山登りせずに、道沿いを歩いて探せばよかったわけか(笑

  
せっかくなので花のどアップもバシバシと撮影。小さくて淡いピンクで
しかも面白いフォルムしていて素敵な花ですよね。ようやくあえて嬉しい限り☆

  
歩いていくと、道端にパラパラとホソバノヤマハハコもご登場。
これも道端に咲いているようなイメージがないんですが面白い場所で。

  
んで、いい感じに日の当たったあたりでも、エンシュウツリフネソウが次々とご登場。
シッポが長いし、面白いぶら下がり方してるし、独特の雰囲気がありますな〜

  
せっかくなので、調子に乗ってもう何枚か掲載してみようかな。
ちなみに、このエンシュウツリフネソウで、日本産のツリフネ類は一応全制覇となりまする♪

  
さらに、カワチブシもちょこっとだけでしたが咲いている場所がありました。
すぐ近くの山の中は花芽だったのに、えらい差ですな。

  
こちらも咲き始めな雰囲気のヒキオコシ(左)なんかを見ていると、
ふわりとミヤマカラスアゲハ(右)が飛んできて目の前にぴたっと静止!
大興奮しながらバシバシと影が薄くなるくらい撮って、この日の〆括りとしたのでした☆

というわけで、なんやかんやとかなり濃い1日となりました。
結局愛知を南の港から北の高原まで走りぬけちゃいましたから、大挑戦なわけですが
とりあえず走り回っただけの成果はあったって感じですかね♪
最初のワライカモメは、期待していた至近距離の出会いではなかったものの
のんびりとした姿を堪能することができましたし、
朝市はかなり楽しい感じでしたし(そういや買って帰ればよかった)、
その後の湿地では、かなり遠くてキビシかったけどヒメミミカキグサにも再開できたし
(木道すぐ側で出たのは前回私が見たあの年だけだったそうで)
シンジュガヤ類4種見比べとかいう、マニアック度高めの楽しみもあったし、
最後にやってきた場所では、これも憧れだったエンシュウツリフネソウにも会えたし
予想外のジムクリ幼蛇やらミヤマカラスアゲハやらといった嬉しいオマケも
ばっちりついてきたりと、なんつうか全体に楽しい展開続き。
やっぱ、あちこち走り回って、あれこれ挑戦するのが自分にあったスタイルなんだなぁと
なんとなく改めて再実感した次第でした。これからも走り回るぞっと(^^)♪


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