中国地方珍品巡り〜贅沢なトライ〜 19.8/25

<3>広島県各所 つづき  

  
さて、さらに周辺を探索していくと、ヒメキマダラセセリ(左)が何度もご登場。
林縁には、可愛らしいヒヨドリジョウゴ(右)なんかも見つかります。

  
ボタンヅル(左)がごちゃっと咲いているあたりでは、
これまた色鮮やかなフタバハギ(右)なんかも発見。

  
あたりには、これも結構お久しぶりのイタチササゲ(左)もありました。
花のアップ(右)をみるとこれまたかわいいですが、花と葉のバランスが悪いですなアンタ。

  
ここでもちょいとしたサプライズは続きます。地面に落ちて騒いでいたミンミンゼミ(左)を
撮ったりしていると、近くに落ちていたのは、なんとエゾゼミの死骸(右)じゃないですか。
このあたりにもいたんですね。まじめに探したことなかったナァ…

  
あたりにはアシグロツユムシの幼虫(左)ものんびりしていました。
イチモンジチョウ(右)も目の前に登場してくれたのでついでに激写してみたり。

  
ちょっと驚いたのは、小さな水路に咲いていたナベナの大株。
こんだけ勢いのある株は久しぶりに見ましたぞ。なかなか見ごたえ満点ですな♪

  
というわけで、花の咲いているあたりを狙って撮りますが、やっぱ一種独特やね。
たぶんまとめて全部満開にはならない種類だろうから、これだけ咲き誇ってたら大満足かな。

  
すぐ近くにはオトコエシ(左)もごちゃっとまとまっていましたし、
フシグロセンノウ(右)もあちこちにあったり、やっぱり濃い場所で面白いですな♪

  
さて、調子に乗ってさらに場所を変えて、昨年見つけたヤマホオズキを探してみますが
これがなぜかまったく見つからず。かわりに花芽をたっぷり着けたキバナアキギリ(左)や
そういえば写真撮るのはお久しぶりなクモノスシダ(右)には会えましたが…

  
なんか面白い咲き方をしているナツフジ(左)もありました。結構びっくりしたのは
近くのトイレに入ろうとしたら、入り口にドカンとキイロスズメバチの巣(右)があったこと。
いや、どんだけ使われてないんやねん。ビックラこいたわぁ(@_@)

  
諦めてお次の本命ポイントへ大移動しようとすると、道端にヒゴタイ(左)を発見。
植栽された株でしたが、このあたりだとどこかに自生のものもあるはずなんですよね…
キツネノカミソリ(右)もあちらこちらにエエ感じに咲き並んでいました。

  
さて、最後にやってきたのは、昨日の渓谷と「同じ名前」の、東の方の渓谷(笑
早速歩いていくと、スズムシバナがぱらぱらとご登場されたりします。

  
ちょっと高い場所でしたが、ものすごい数の実をつけたサルナシも発見。
しまった、あとで叩き落して持ち帰ろうと思ってたのに、すっかり忘れてた(^^;

  
オニドコロ(左)があったり、フユイチゴ(右)が咲いたりしていましたが、
渓流沿いでは狙いの花は見つからず。てかこんな雰囲気の場所でもなさそうだナァ、
目立ちそうだし、案外車でウロウロしながら道端見ていったほうが得策かナァとか考えてたら…

  
おっと、ほんまにあった(@_@)!
割と大きな道路沿いの竹林に、ありました、憧れのアオイカズラ(左)。
近づいてみると、少しだけでしたが、花を咲かしている株(右)も見つかります。

  
せっかくなので、がんばって花のどアップをガシガシと撮影してみたり。
なんとも独特な風情ですよね。ツユクサの仲間ってのがよく分かるのが面白い。(右)

  
コツが分かったので、探索範囲を広げてみると、そこでも
結構な群落のアオイカズラを発見。これも結構花が多いやん。

  
というわけで、ここでも花のアップを撮って遊んでみたり。
この場所では、けっこうたくさん花があって面白い感じでした。

  
実になりかけた株(左)も結構ありました。まとめて見れていい感じ。
満足してのんびり歩いてると、ふわりとミヤマアカネ(右)なんかも出てきてくれました。

  
さらに、最初に歩いた渓谷近くまで戻ってくると、ここでも道路沿いに
アオイカズラを発見。そっか、最初はこんな道路沿いはノーチェックだったナァ(笑

  
満足して帰路に着こうとしたら、その途中でもアオイカズラの大群落を発見したので、
ここでも懲りずに花のどアップを何枚か撮影。なんか面白いのでついつい撮っちゃうなぁ。

  
あたりにはヤブタバコ(左)の大群落もありましたし、タチドコロ(右)もあったり
最後までなかなかにぎやかなままで、大団円の締めくくりとなったのでした。

というわけで、いろいろと楽しめた1日となりました。
まずは先日のカン違いで大空振りとなったアオイカズラにも無事に会えたのが
とりあえずは予定調和ではありますが、一番の成果かな。
日本ではこのエリアにしかないという大珍品ですが、
現地を見ると、自然度の高い場所よりはちょっと荒れた道路沿いにばかりあったので、
古い時代の帰化種?という疑惑も個人的に腺でもない気もしましたが
いずれにせよ憧れの花だったし、白い独特の花がかわいかったし大満足♪
そこまでの道中では、こちらも憧れだったサンイントラノオやら、
お久しぶりのステゴビルやら、かなり濃い成果があったのも嬉しい限り。
ヤマホオズキだけはなぜかまったく空振りしてしまったんでまた探さなきゃ(笑
今回訪れたエリアは、どこもここも非常に濃い自然が残っていて
なんとも面白い限りだったので、また季節を変えて、じっくりゆっくりと
いろんな出会いを期待しながら歩き回ってみたいと思います(^^)♪


次⇒

topへ⇒