ド迷走のお盆旅B〜尾瀬徹底探求〜 19.8/13
  
<4>尾瀬周辺 つづき

  
さて、ふらふらになりながら山道を進むと、マルバダケブキ(左)を発見。
ようやく湿地に到着すると、ミヤマワレモコウ(右)がお出迎えしてくれたりします。

  
そして、これもなんとしても会いたかったオセミズギクにも無事に遭遇。
意外に群生してなくてあちこちにぽつぽつという感じでしたが、出会えてうれしい限り☆

  
サワギキョウ(左)もありました。そして、後で気づいてめっちゃくちゃ悔しかったのは
1枚だけしか撮らなかったオゼノサワトンボ(右)。遠かったのもあって終わりかけの
ミズトンボだと思ってスルーしちゃいました。もう一度探しに行かなきゃ(T_T)

  
クガイソウ(左)は実にいい感じの群落があちこちにありました。
面白かったのは、花が6つに別れた株(右)があったこと。奇形になるのかな?

  
タカネアオヤギソウ(左)もあちこちにありましたが、全体像じゃわかりにくい…
せっかくなので花のアップ(右)も撮りましたが、この方がわかりやすいですね。

  
そして、これも憧れのナガバモウセンゴケ(左)にもようやく遭遇。
数はすごく多かったんですが、花(右)は散々探して遠くに1つ見つかっただけで…

  
ミカヅキグサ(左)もものすごい群生しまくっていましたし、
一角だけでしたが、キンコウカの大群落(右)もあったり、なかなかにぎやかです。

  
ちょうど時間がよかったか、水面はどこでもヒツジグサでぎっしり埋め尽くされてました。

  
再びナガバモウセンゴケ(左)が多くなってきたので、じっくりと探していくと、
ようやく花の咲いた株(右)をもう1つ発見。でもこれだけ。時期的に遅いのかな?

  
ハッチョウトンボ(左)もご登場。後ろのボカシが面白く撮れたような…
ピンクの鮮やかなヒメシャクナゲの実(右)もあちこちで見つかります。

  
こちらは意外に少なかったですが、イワショウブ(左)もありました。
何箇所かでホソミモリトンボ(右)が飛んでいるのでがんばって狙ったりしてみますが
私のデジカメじゃ飛びモノはこれが限界。まぁ逢えただけで嬉しいかな♪

  
ちょっと面白かったのは、途中の川一面にスギナモが大群生していたこと。
清流に映える可憐な水草のイメージでしたが、ここまでになると可憐さは皆無やね(笑

  
さらに歩いていくと、オゼミズギク(左)はあちこちでご登場。
こんなとこにもあるのね、という感じでしたが、ドクゼリ(右)なんかもありました。

  
さらに歩いていくと、ハッチョウトンボ(左)が次々登場したり、
真っ赤に色づいたミズオトギリの実(右)があったりなかなか面白い出会いは
続いたんですが、ここらで体力的に完全に限界になったので戻ることに…
本当にふらつくくらいヘバってましたから完全にリミット状態ですな(^_^;

  
足を引きずりながらの帰路でも、オゼミズギク(左)はあちこちに発見。
もんのすごく遠くでしたが、1花だけオゼコウホネ(右)にも会うことができました。

  
ナガバモウセンゴケ(左)をのんびり見ていくと、まわりに
面白げなシダ植物(右)を多数発見。図鑑見てもよくわからんのだけどこれなにもん?

  
ホロムイソウもあちこちで奇天烈な格好の実をつけていました。
これまたうそ臭さ満点ですな。いつか花も見に来たいもんで。

  
白花のトモエソウ(左)もありました。色褪せてるんじゃないよね?
ヨツバヒヨドリにはウラギンスジヒョウモン(右)が多数集まっていたりします。

  
登山道をフラフラしつつ戻っていくと、真っ赤な実をたくさんつけたタケシマラン(左)を発見。
ふいにマルバダケブキの花にミヤマカラスアゲハ(右)が止まってくれたりもしました。

  
カニコウモリは白っぽい花をつけている群落(左)と、紫色のつぼみをつけている群落(右)が
あってしばし別種かどうか悩むことに。てか結局よくわかんなかったんですが、環境の差?
んで、このあと本当に最後は這うようにして山小屋に戻ってしばしブッ倒れることに…
考えたら飯食ってない、と気づいてラーメン食ってエネルギー補充と思ったら、
へばりすぎてなかなか胃に入っていかないというヤバさに(^_^;

  
ようやく少しだけ体力が戻ってきたあたりで、近くにあったオオシラビソの葉上に
山頂で拾ったオオトラカミキリを乗っけて最後の撮影会を開始。いやぁ眼福やなぁ♪

  
あまりに嬉しかったので、さらに2枚ほど掲載。迫力が伝わりますかね〜
ここでオオトラ君とサヨナラした後は、再び這うようにして車まで戻り、
次の瞬間目が覚めたら周りが真っ暗というステキな超展開を経験したのでした(笑。

というわけで、なかなか濃密過ぎる1日でした。
朝から夕方までの徹底トライアルで、高山から湿原まで
広範囲を徹底的に歩き回ったので、出会いは濃いに決まってるわけですし
しかも特産品だらけのエリアを初めて探索したわけで
そりゃ嬉しい出逢いがドサドサと到来しまくることになるわけですが
今回はそれをたっぷり堪能できるほどの余裕がなかったのが悔しい限り、
まぁ、コースミスで2200mの山を登って降りて、そこから広大な湿原への往復と、
約10時間、距離にして20kmくらいを寝不足のままで歩き続けたわけで、
ある程度しょうがねぇともいえますが、悔しいナァ(笑
それでも尾瀬ならではの花をたっぷり楽しむことができましたし、
いまだに理解できない山頂のオオトラカミキリというスペシャルミラクルもありましたし
体力完全に使い切るまでがんばっただけのことは十分にあったのかな。
とはいえ、後で気付いて悔しかったのがオゼノサワトンボとエゾウサギギク。
さらに花がすっかり終わってたジョウシュウキバナコバノツメや
ヒメシャクナゲやホロムイソウも見に来たいし、
またちょいと季節を早めて再挑戦するしかないですよね。
次回は手抜かりなく、効率のよいコースをチョイスして、飲み物・食べ物たっぷり持って
道中でへばらずに済むように下準備きっちりしての挑戦としたいもんで(笑


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