| ＜２＞6/23 道央地方各所 つづき |
さて、移動してきた林道では、可愛らしいハナアブ類(左)に続いてふわりと
シロオビヒメヒカゲ(右)がご登場。かなりすっきりと晴れてきたし、これは期待できそうですぞ♪
あたりにはアオハナムグリ(左)ものんびりと愛を語らってらっしゃいましたし、
のんびりと翅を広げるヒメウラナミジャノメ(右)もいたりとか。
林道沿いを探していくと、オオヤマオダマキ(左)があちこちにあって、
勇壮な感じのエゾオオレイジンソウ(右)も何箇所かに大株が見つかったりします。
ミヤマカラマツでいいのかな？カラマツ類(左)が木漏れ日に浮かび上がる姿も見事でした。
ここで見つけて嬉しかったのは、不思議なフォルムのマツバトウダイ(右)。
アップで撮るとこんな感じ。普通のトウダイ系のやつらとは
ものすごく風情が変わってて、これはこれでなかなかいい雰囲気ですなぁ♪
ここらでは、ヤマキマダラヒカゲ(左)はメチャクチャ大量にご登場。
あたりの葉上にはサッポロフキバッタ(右)もちょこちょこ見つかります。
ここで嬉しかったのは、ひょっこりとご登場されたエゾシマリス。いままで何度も
見てはいますが、たいてい素早く逃げられちゃうので、アップで撮れたのはラッキーな限り♪
ギチギチと賑やかに高鳴きするモズ(左)も発見。赤味の少ないコウゲンモズ型なのかな？
などと思ったら、再び地面を闊歩しているヤマゲラ(右)に遭遇。
幸運にも割りと近い枝上にも登場してくれたんですが、素早すぎて
逆光のこんなのが撮れただけ。まぁでも遊ばせてくれただけでもラッキーですよね。
のんびり吸蜜しているシロオビヒメヒカゲ(左)をみていると、ふいに
素早く飛びまわる小型のヒョウモン類が登場したので大興奮でパニック状態に！
でも、残念ながら登場したのは、ホソバヒョウモン(右)でした。
その後も周辺を飛び交うヒョウモン類を頑張って追い回しますが、
やっぱり全部ホソバヒョウモン。やはりカラフトは幻なのか…
少し場所を変えて、ノコギリソウ(左)の咲き並ぶ草地を歩いてみると、
ひょっこりとエゾスカシユリ(右)を発見。これはなかなか予想外の嬉しい出逢いですな♪
この場所ではミスジチョウ(左)がやたらいましたが、日差しが強かったので活発すぎて…
んで、ここでも粘りますが、登場するのは全てホソバヒョウモン(右)。むむ。
探索範囲を広げると、さらに色鮮やかに咲いているエゾスカシユリ(左)を発見。
サカハチチョウ(右)もひょこひょこと飛び出してきてくれたりします。
オオダイコンソウ(左)もぱらぱらとですが咲いていてくれました。
可愛らしいテンナンショウ類(右)も並んでいましたが、コウライテンナンショウ？
ミミナグサ(左)が妙にずらりと並んでいたりもしました。
さらに移動していくと、これまた色鮮やかなエゾスカシユリ(右)を発見。
草地にズラリとセンダイハギが咲いている場所も見つけました。
こいつは不思議な迫力があって、見つけると妙にテンションが上がりますよね。
あたりにはヒトフサニワゼキショウもゴチャッと群生。これも不思議な色合いでステキ。
でもあたりの林道をうろうろしましたが、気温が結構上がったからか
時折登場するヒョウモン類も高速で疾走していくばかり。こりゃキツイなぁ…
さらに場所を変えようとすると、路傍にオオタカネバラの大群落を見つけたりしましたが、
その後はちょっと道を間違って迷ったりしている間にあっけなく時間切れ
という、なんとも中途半端なオチとなったのでした（＾＾；
というわけで、いくらなんでもアタマの悪すぎる展開でした。
２日目は予想外に天気がイイ方向に動いてくれたのはラッキーでしたが、
初日は完全に挑戦するだけムダな時間配分で、夜中まで札幌で呑んでから
大移動しての道央挑戦、しかも帰路の都合でほぼ半日なんてのは
どこをどう考えても、さすがにプラニングにムリがありすぎたのは確実なわけですしね(笑
それでも挑んでみたら、可愛いキタキツネBabyやらエゾシマリスやら
それ以外にもいろんな花やら蝶やらといったところで
予想以上に出逢いが多数到来したのは本当に嬉しい限りではありましたが、
本命のカラフトヒョウモンはやっぱり見つからなかったのは残念な限り…
（あとでいろいろ聞く限りでは今回の挑戦範囲にはすでに生息していないみたいで）
北海道はまだまだ会い損ねているヤツラが本当に多いし、
来シーズンは重点撃破地域に指定して、片手までない挑戦もかまして
憧れのカラフトヒョウモンもなんとしても制覇しようと思ってますので
これまた乞うご期待！ということで早々と宣言させてもらうことにしましょう(>_<)！