豪雨の迷走〜ほぼ修業的挑戦〜  19.6/15

この日は、ご存知の通りの全面的大雨な日。
それでも隙間隙間で近場のものを見てまわる的な遊び方はできるはず
ということで、遅めのスタートで何箇所かまわったんですが
予想通り少し雨の隙間はあったものの、
ひとたび雨が来襲するとゲリラ豪雨的などうしようもなさで
大慌てで遁走することを繰り返すハメに(^^;
最後に向かった場所では、山道をかなり深くまで歩いたところで
エライ目にあった上に、さらに二段オチまでついてくるという惨状に…
頑張った割に撮れ高が低かったんで、別日のオマケも
追加して合わせ技にてご報告いたします(^。^)

<1>播磨地方各所

  
さて、少々寝坊してのんびりやってきたのは近場の某公園。
満開のカワマツバ(左)やらデンジソウ(右)やらをのんびり見つつしばらくウロウロ…

  
ノハナショウブ(左)もチョコチョコ咲いていました。
羽化直後らしきモンシロチョウ(右)もけっこういて、これはこれでいい雰囲気。

  
ミスミイ(左)もいい感じに伸びてきていました。
そして、ちょっとした感動があったのは、ロッカクイ&マシカクイ(右)。
そっか、ロッカクイというネームプレートにだまされていたけど、混じってるのね、という
ことを今回じっくり見てようやく理解。それが誤解の元だったということね(笑

  
マシカクイ(左)はちょこっとだけ咲き始めていました。
水深の浅い場所では、抽水状態のデンジソウ(右)もなかなか可愛い感じ。

  
フトイsp(左)も可愛らしい花をつけていました。自生地にも探しに行かなきゃ。
天気が悪かったので、アサザ(右)は可愛いつぼみ状態。まぁこれはこれで。

  
まだ若い状態のモノサシトンボ(左)も何匹も飛び交っていました。
サンカクイ(右)もちょうどいい感じに花盛りだったりしました。

  
ミクリもちょうど満開状態で実にいい雰囲気でした。
この手は識別スゴイ苦手なんですが、これは普通のミクリでいいんですよね?

  
こちらも可愛らしく咲き誇っていたウツボグサ(左)をみて戻ろうとすると、
すっごい花盛りのウマノスズクサ(右)に遭遇。こりゃオミゴト。

  
んで、お約束のように、ジャコウアゲハの蛹(左)やら幼虫(右)やらも
見れたので大満足して、お次の場所へ移動したのでした。

  
お次に訪れた山では、可愛らしい色合いのヨダンハエトリ(左)が
いたり、真っ赤に色づいたスノキ(右)があったりしました。

  
うろうろすると、ムラサキニガナ(左)があったり、なぜかのんびりしている
ベニカミキリ(右)に遭遇したりもしましたが、期待していた某花はさっぱり見つからず
途中からけっこうな雨になってきたので早々に撤退することに…

  
なかなか雨がやまなかったので、少し場所を移動して久しぶりの湿地を訪れると、
さっそくイシモチソウ(左)やら、花芽をつけたトウカイコモウセンゴケ(右)を発見。

  
既に時期的には遅めだったみたいでしたが、ヒメヒカゲは相変わらず
賑やかに飛び交っていて、半開翅(左)も、翅裏(右)もじっくり撮影してみたり。

  
さらにウラナミジャノメも何匹か見つけれたんですが、歩いていると
急に一気に空が真っ黒になり大豪雨来襲(T_T)!
大慌てで車まで全力疾走しましたが、当然のように全身ズブ濡れに…

  
服を乾かしつつ移動してきたのは、これまたお久しぶりの林の中。
林道を歩いていくと、カキノハグサ(左)に遭遇できましたが、残念ながらつぼみ(右)で…
でももっと奥の方にイイ場所があるという話を聞いていたので延々と歩いていったんですが
途中で道に迷ってさすらっている途中で再びの大豪雨襲来という(+_+)
傘も持たずに歩いていたことを強烈に後悔しつつ、必死で来た道を戻りますが、
1時間くらい歩いていたので、戻るのも同じ時間かかるわけで…
ようやく車に辿り着いた時には、本当に総身パーフェクトに水浸しになってて
しばらく車の中で放心状態になっちまいました。
とりあえず、無事生還できて、しかもカメラも壊れず済んで、本当によかったわぁ(@_@)

  
しばらく休憩した後で、悔しいので傘を持って再度挑戦すると、満開状態のネジキ(左)に
続いて、満開状態のカキノハグサ(右)を発見して小躍りするも、
ここでまさかのバッテリー切れ(@_@)!
しかもズブ濡れになったウェストポーチを置いてきたという大失態で
泣きながら再び車まで30分以上かけて戻るという惨状に…

  
悔しいので走って戻って、あたりをさらに探索すると、けっこうあちこちに
花盛りの株を発見。この道沿いだけえらい密度が高いのね〜

  
さらにウロウロすると、いい感じに花盛りの株はけっこう見つかったものの
すでに日も沈んで薄暗いので撮影はかなり四苦八苦状態で
しかも当然ながら車に戻る前に真っ暗になってしまい泣きながら帰るという(笑
なんとか車まで辿り着いた後は、コインランドリーを見つけて全ての服を
乾かしてホッと一息ついて、そのままぶっ倒れて寝たのでした(笑

〜おまけ〜

  
おまけは、諸事情で半休をとった時に立ち寄った場所で
可愛らしく咲き誇っていたキクガラクサ。やっぱこいつは見るとうれしくなるね。

  
嬉しかったのは、真っ赤な実をつけたコショウノキ。
この状態のものをみることはなかなかないんですが、これはまたキュートですな♪

  
なんか不思議な色合いかつ大柄なナツトウダイ(左)もありました。
その後やってきた場所では、残念ながら期待のフナバラソウ(右)は花が終わった状態で…

  
ちょっと驚いたのは、畑一面に咲いていたナヨクサフジ。何でこんな場所に?と思ったら
緑肥として栽培されることがあるんだそうで、この場所もそんな感じなのかな?

いうわけで、なんともいえぬ1日でした。
いやはや、後半は本当に完全に修行状態でしたね。
『傘のない状態で山道を1時間歩いたトコロでゲリラ豪雨を食らう』
なんてのは、我ながらなかなかミゴトなパワーワードなわけですが
あの時の絶望っぷりは本当にすごかったですね(笑
全身本当に水浸しの状態で、ひたすら“カメラをどうやって護るか”だけを
必死で考えながら走り続けるという壮絶さ(^^;
その後のリベンジもまさかのバッテリー切れでの出直しで1時間以上ムダにしての
薄暗い中での四苦八苦しての撮影+真っ暗な林道を泣きながら走るとか
いやはや考えてもすげぇストーリーやわぁ…
(傘持ってて迷わなかったら1時間で終わったとかツッコむの厳禁ね)
それでも体力使い切って走り回っただけの甲斐はあって
いろいろと面白いものに逢えたのは嬉しい限り。
なんやかんやと走り回るというのはやはり重要ですなぁ(^.^)♪


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