春の高原巡り〜スミレを探して〜 19.5/26

<2>但馬地方各所 つづき  

  
周辺をじっくり探していくと、まだ花芽でしたが、白花のノアザミ(左)を発見。
斜面にはこれも可愛い感じのヒメハギ(右)なんかも見つかります。

  
さらに探索範囲を広げると、ホソバキリガミネスミレ(左)はけっこう広範囲に見れましたが
なぜかホソバシロスミレの方はさっぱり見つからず。不思議やナァ…
あおはタチツボスミレ(右)があちこちにありましたが、期待していたアケボノスミレとかも
見つからず、ちょいとばかり予定外な展開に(^^;

  
大満開のナツグミ(左)もありました。実にいいニオイで。
ふわりとスキバホウジャク(右)が登場したりもしましたが、ワンショット
撮っただけで勢いよく遁走されてちと残念。

  
あたりにはレンゲツツジ(左)も今を盛りとばかりに大満開中。
草地の減りを探していくと、オカオグルマ(右)もパラパラと見つかったりしました。

  
さらに探索範囲を広げると、クロセンブリ(左)なんかもご登場。
あたりには面白げなスゲ類(右)もありましたが、これはなにもんかな?

  
んで、次にちょいと大きめに移動してやってきた山麓では
大満開のトチノキ(左)やらナナカマド(右)やらに遭遇して嬉しくなったりもしました。

  
なんかせっせと作業している方がいたので声をかけると、なんとそこには
大貴重品のヤナギタンポポ(左)があると教えていただいて目を白黒。花の時期に再訪しよ♪
すっかり実になってましたが、真っ赤に色づいたオオワカガミ(右)も発見。

  
しかし、この場所では暑い中歩き回ってもなかなか何も見つからなかったけど
ようやくホコバスミレ(左)を少しだけ発見。難しいモンで。
切り株にはクロハナムグリ(右)がのんびりしていたりもしました。

  
日陰になった薄暗い沢沿いには、予想外にもサンインシロカネソウ(左)を発見。
のぞきこんでみると、すでに花の中に実ができている株(右)もありました。

  
まだいい感じに咲いている株もあったので、アップ(左)で撮影。
オオバミゾホオズキらしき葉(右)もありました。花の頃に再訪してみよっと♪

  
んで、そのあたりには意外なことにツルタチツボスミレも発見!
予想外の出会いに盛り上がりますが、探し回れどホソバシロスミレはどこにも見つからず…

  
諦めての帰路、道端に怪しい物体を発見。こりゃまたキレイですが、
オカタイトゴメあたりでいいのかな?なんか風情が違うけど。

  
さらに場所を大きく変えると、細流沿いでふわりと飛んできたのは
ヒラサナエ。そろそろ出てるかなと思ったけど、さっくり会えるとはラッキーやん♪

  
あたりにはニホンカワトンボ(左)も飛び交っていましたし、
オオチャバネセセリ(右)もひょっこり登場。期待していた花はなかったけど。

  
さらに探索範囲を広げると、ヒラサナエ(左)がさらにご登場。
近くにはなんか大満開のグミ類(右)もありました。ナツグミでいいんか?

  
さらに歩き回りますが、不思議なスゲ類(左)があったのと、遠くでホオアカ(右)が
さえずっていたくらいで追加の成果はなく、さっくりと終幕となったのでした。

というわけで、ちょっと悔しいオチとなってしまいました。
ほぼホソバシロスミレ一点狙いの挑戦だったんですが、かつて見たトコだけでなく
あるという情報を拾った場所でも見れなかったんだから悔しい限り。
時期的なズレなのか、探す環境が若干違ったのか、運が悪かったのか…
ホソバキリガミネスミレだよね、ってのはけっこうあったんだから
その周辺にあるそうなもんだけど、それだけ鹿に食われたわけじゃないだろうしなぁ〜
それでもしつこくウロウロしたら、けっこういろんな出逢いがあったし
いつものエリアで少し離れただけで、ヤマシャクヤク&ベニバナヤマシャクヤクやら
面白げなものがけっこあるというのも大発見ではありましたし、充分楽しかったんですが。
いつも草地環境ばかり探求するから、林縁的な環境とか、林の内部とか、
あんまりきっちり探索してなかったナァと少々反省してみたりも。
まぁ、本命の空振りの方は、なんかムダに夏日になったところに原因があったことにして
来シーズンは少し早めの時期に、再度じっくり探しに行くことにいたしましょう(+.+)


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