虚無な10連休E〜二日酔いの後で〜  19.5/4

この日は謎の空虚なGW8日目(実働6日目)。
前日のトコに書いたとおり、前々日にものスンゴイ悪酔いかまして
前日もほぼほぼ死んでいたので、この日も二日酔いでしたが
遅めの時間から動いてちょこっとだけ河川敷を散策。
(まだアタマ痛かったんで実働2時間弱…)
すると、本命はしっかりと大空振りかましたものの、
いろいろしっかりと面白い出逢いがあったりなんかもして
やっぱムリヤリでも歩くのって重要やナァと再確認したのでした(^.^)

<1>大阪府某所

  
というわけで、足を引きずるようにして歩き始めると、意外にも
大満開のオドリコソウ(左)があってびっくり。こんな河川敷にもあるモンなのね。
水辺を歩くと、ムシクサ(右)があちこちで花盛りだったりします。

  
水辺を歩いていくと、オオカワヂシャ(左)があちこちにあって、
それに混じるようにカワヂシャ(右)もご登場。
よく考えたら、きちんと探したら雑種もあったんだろうなとあとで気付いたり。

  
さて、のんびり歩いていくと、えらい大株のタガラシ(左)も発見。
浅い水の上にはミズハコベ(右)がいい雰囲気に浮かんでいます。

  
あっけなくオオアブノメにも再会。何年か前に見た時には
そこそこ深い場所にあったので探すのがメンドクサイかなと思っていたんですが
今回は浅い位置にあったので簡単に見れて嬉しい限り。

  
なぜか浅瀬にはミシシッピアカミミガメ(左)の死骸も発見。
ドブガイ?(右)もアチコチに転がってました。

  
タネツケバナ類(左)もあちこちにありました。これは普通のタネツケバナかな?
ここらでちょいと期待している珍品を探してみますが、ドキッとさせられるのは
極小サイズのミズハコベ(右)ばかり。これはちょいとばかり紛らわしい(笑

  
オオアブノメ(左)はかなりあちこちにイイ感じの株が。
花のアップ(右)もこれまた可愛らしいカンジに撮れて嬉しい限り♪

  
湿地の中には、あちこちにコイヌガラシもありました。
これもまた希少種なんですが、このあたりにはけっこう数あるみたいですね。

  
そのあたりにもアチコチに大満開のムシクサ(左)がありました。
地面員はタマゴケ系?のコケ類(右)も発見。こんな地面にも生えるモンなのね。

  
さらにうろうろすると、ナルコスゲ(左)もゴチャッと咲いていました。
葦原の中にガサゴソと踏み込んでみたら、葦原のド真ん中に
ハルジオン(右)がやたらまとまって咲いていたのもなかなかいい感じ。

  
と思いつつ葦原の中歩いていくと、ふいに足元に怪しい物体が。
おっと、これは予想外のトネハナヤスリじゃないですか!

  
んで、良く見るとその周辺は一面にトネハナヤスリがあってびっくり。
葦が伸び始めたらもう見つからないんだろうと思いながら歩いていたんですが

  
よくみると、花芽をつけ始めたハナウド(左)も発見。まだまだ先なんだっけ?
ノウルシ(右)も意外にけっこう咲き残っていてくれたりします。

  
というわけで、まだまだいい感じに咲いている株(左)と、
すっかり実になった株(右)を撮って遊んだり。てか実になった姿もカッコええな。

  
ちょっと意外なあたりでは、じゅうたんがごとくゴチャっと咲いていたイヌガラシ(左)。
花のアップ(右)を撮ると、全然印象が違いますね。これもまた面白い。

  
ふと気付くと地面に怪しいキノコ類(左)がありました。これも面白いフォルムやん。
そのあたりにもノウルシ(右)がけっこういい感じに咲いていました。

  
んで、そのあたりにもトネハナヤスリがゴチャッとあってビックリ。
珍品なんだけど、ある場所にゃホンマに大量にあるモンだよね。おもろい。

  
あたりには、これまたごちゃっと咲いているオヘビイチゴも発見。
河川敷っていろんな種類が大群落作っているのも面白いところですな。

  
ハルタデ?(左)もちょこっとだけ発見。これまたかわいいね。
そのあたりにはすっかり実になったノウルシの群落(右)もこれまたキュート♪

  
湿地から離れて草地を歩くと、ナヨクサフジの大群落もありました。
こいつは帰化植物なんだけど、艶やかだから見るとうれしくなりますよね♪

  
花を見ていると、ひょろひょろとモンキチョウ(右)も飛んできてくれたりしました。
水路沿いには、オオカワヂシャのすごい大群落(左)もありました。

  
あたりには地味で可愛いカスマグサ(左)があったり、
ノアザミ(右)が艶やかに咲き誇っていたりもしましたが、ここらで時間切れとなり
大急ぎで所用方面へ急ぐこととなったのでした。

というわけで、短時間ながらなかなか楽しめた1日でした。
まだ二日酔いが手酷く残っていましたから(それだけじゃないと後で分かりますが)
かなり軽めの散策にしたわけですが、それでもいろいろ
予想外なものも含めて濃い出逢いがあったのは本当に嬉しい限り。
特に、ほとんど期待もしていなかったトネハナヤスリが
足の踏み場もないくらいゴチャッと見つかったのがハイライトですね。
早春に穂をもちあげかけくらいの群落は何度か見てましたが
成熟する頃には葦原に埋もれて見つけることなんてできないと思ってましたから…
ちなみに実は本命の花は空振りだったんですが、後で調べると
どうもこのエリアの自生のものは遷移によって消えちゃってたみたいですね。
またそのうち掘削なんかの影響でひょっこりと復活するんだろうから
このエリアには足繁く通ってみることにしようと思っとります(^.^)♪


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