怒涛の年越南国旅A〜怒涛の大晦日〜 18.12/31
  
<3>西表島各所 つづき

  
さて、場所を変えようとすると、電線上にカンムリワシ(左)を発見。
移動してきた砂浜ではモンパノキ(右)もいい感じに咲いていたり。

  
不思議な模様のカニ類(左)も発見。イワトビベンケイガニってやつかな?
なんか謎の物体(右)も打ちあがっていました。なんかの卵?

  
極小サイズですが面白げな甲虫類(左)もいました。
石の裏にはキバアマガイ(右)もごちゃっと集まっていたりします。

  
砂浜にあやしげな黄色い花があるので、これはなにもんだ?と思ったら
オオジシバリという一幕も。こんなとこにも咲くモンなのね。

  
ここでも流木をひっくり返してみると、無数のハマダンゴムシ(左)が転がり出てビックリ。
ハマオモト(右)

  
さらに場所を変えようとすると、道端に色鮮やかなムラサキサギを発見。
かなり薄暗くて撮りにくかったですがこれも嬉しいですね☆

  
お次は林道を少し歩いてみると、色鮮やかなイリオモテクマタケラン(左)やら
これまた可愛らしいハイキンゴジカ(右)が次々登場。

  
驚いたことに、あたりをチョロチョロしているのはなんとリュウキュウウラボシシジミ!
この個体以外にも何匹か飛んでいるのを見かけました。こんな時期でもお元気なのね。

  
シロバナイガコウゾリナ(左)も発見。なんか実に面白い花の付き方やナァ。
ふわりとヤエヤマイチモンジ(右)が登場してびっくりという一幕もありました。

  
なんか不思議なキノコ(左)も発見。美味くはなさそうだけど。
さらに歩いていくと、まだけっこう咲いてるヌマダイコン(右)も見つかりました。

  
イリオモテクマタケラン(左)はあちこちにあるのでついついパチリ。
クロテンシロチョウ(右)もひょっこり登場してきてビックリしたりも。

  
のんびりと吸蜜しているクロテンシロチョウ(左)を撮っていると、
なにか翅に異常があったのか翅を広げっぱなしの個体(右)に遭遇してビックリ。
翅表の見える状態で止まる個体とかなかなかないよね。

  
なんかすごく大柄で面白げなタデ類(左)もありましたが、途中で大雨くらって泣く泣く撤退。
転戦してきた場所では、オオハマボウ(右)もいい感じに咲いてました。

  
マングローブ林の中には一面のキバウミニナ(左)があって嬉しくなったり。
リュウキュウヒルギシジミの殻(右)もゴロゴロと落ちていたりします。

  
ここで逢えてビックリしたのは、マヤプシキの花。
マングローブの1種なわけですが、密かに花を見るのは始めて。

  
膨らみ始めた実(左)もありました。これはこれ出面白い風情やね。
バシバシ撮ってると、不思議そうにオサハシブトガラス(右)が集まってきたりもしましたが
そのまましばらく雨が強まってきて小休止するハメに(-_-;
んで、この後は夜のチャレンジ前に腹ごしらえを、と思ったら
すでに食堂はほぼほぼ閉まっていてしばらく晩飯難民になりかけたり(笑
一軒だけ呑み屋さんが開いていて本当によかったワァ…

  
さて、気合を入れて夜編に入りますが、これがかなりの雨で…
なぜか巨大なミミズ類(左)にビビらされた後は、ベンケイガニ(右)にも遭遇。

  
続けてクロベンケイガニ(左)もひょっこりとご登場。
ヒメアマガエル(右)もピョコッと登場しますが、他のカエルとかは登場せず。

  
んで、ここから本来は夜のリーフ歩きが狙いだったんですが、
風も波もすごくてとういて歩けるわけがないということで断念して干潟に。
すると、すぐにミナミコメツキガニ(左)やらフタハオサガニ(右)に遭遇。

  
なんか面白そうなテッポウエビ類(左)も登場しました。
キバウミニナを背負ったヤドカリ類(右)もちょこちょこと闊歩されていたり。

  
浅瀬を見ると、なんか面白げな魚類(左)がけっこう泳いでいて、
その中に面白げなサヨリ類(右)もいて少々興奮。

  
サヨリ類はけっこうたくさん泳いでいたので頑張って狙いますが、
その途中でものすんご豪雨になって、泣きながら遁走することに(T_T)
う〜ん、年越しのタイミングでこれはなかなかゲンが悪い…

  
悔しいので、さらに転戦してきた場所で、傘をさしがながら歩いてみることにすると、
なんか不思議な蛾類(左)も発見。ギンウワバ系にも見えるような、翅形が違うような…
あたりにはオキナワウスカワマイマイ(右)も元気に闊歩されてました。

  
せっかくだからと気合を入れてアダンの群落を歩いてみると、
ミナミヤモリ(左)やら、オオハシリグモ?(右)やらが次々とご登場♪♪

  
アダンの葉上にあやしい食跡(左)を見つけて興奮してると、
すぐ側にタイワンコバネイナゴ(右)がいてガックリという一幕も。
んで、この後はさらに豪雨になりやがって、車の中に避難している間に
あっさり年明けというトホホなオチとなったのでした(T_T)

というわけで、なかなか厳しい展開の1日でした。
そもそも当初計画どおりの上原行きが強風欠航という時点で
なかなか鋭い皮切りだったわけですが、その後もなんともな展開続き。
天気があまりよくないとは聞いてたけどここまでの荒天とは(^^;
それでもかなり粘って干潟やら林道やらと転戦しまくったので
そこそこ面白い発見はあったものの、それでも全体的にビミョーな感じ。
まぁ、リュウキュウラボシシジミとか予想外で嬉しくはありましたが…
なんといっても、年越しがあまりにも予想外の寂しさ過ぎた。
南国のうららかな気候の下で星空見ながらリーフを歩きまわり、いろんな生きものを
見ながら高笑いの年越しという計画だったというのに、
最後はドシャ降りの中の車中で年越しでしたからシマランことこの上なし。
まぁとはいえ旅はまだまだ序盤。ここからどうなるか乞うご期待で(+_+)☆


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