初冬の黄色探し〜フシアナの確認〜  18.12/1

この日はちょいとのんびり気味の挑戦となりました。
せっかくなので地元で溜池巡りをして、アカネ系でも探してみよう、
それならば前回意外なサプライズのあった場所で
はたして今までの訪問との季節的なズレが原因なのか、
それとも単に自分の目が節穴なのか
といったあたりもきちんと確認しとこう、という趣旨でしたが
結論がどうだったかはお察しの通り…
でもって調子に乗ってさらに転戦すると天気が崩れるというあたり、
お約束な展開が続いて、実に私らしい1日となったのでした(笑

<1>播磨地方各所  

  
というわけで、のんびりやってきたのはお久しぶりの溜池。
歩くと、ヤマラッキョウ(左)やら、スイラン(右)やらが辛うじて咲き残っています。

  
歩き始めると、キトンボは次々とご登場。色鮮やかやナァ〜♪
晩秋にこいつに会えるとやっぱり嬉しくなりますな。

  
んで、メチャクチャ簡単にオオキトンボも発見。歩くと結構な数が見れました。
この時期までけっこういるということは、やっぱ私の目はフシアナだったんか(笑

  
鮮やかに色づいた桜類(左)もあって季節の深まりを感じたりもしました。
ヤマラッキョウは葉がきれいについてる株(右)を発見。これは可愛い。

  
うろうろするとマユタテアカネ(左)も次々登場されました。
キトンボ(右)もあちこちで多数飛び交ってて楽しくなります。

  
イヌセンブリ(左)はほぼ全てすっかりと実になっているものばかりでしたが
よくみるとまだきっちりと花の残っている株(右)もあって嬉しくなったりもしました。

  
池の中を見ると、ヒドリガモ(左)なんかはやたらと多数いたけど全然近づいてくれず。
ふわりとクロスジフユエダシャク(右)もひょっこり飛び立ったりしてくれたりもしました。

  
さて、さらに探索範囲を広げると、キトンボ(左)もオオキトンボ(右)も
次々とご登場。いやぁ、この時期でも数多いんだナァ…

  
ふと池を見るとヌートリア(左)がのんびり泳いだりもしました。
池縁にはえらくご立派なセイヨウミヤコグサ(右)もあったりとか。

  
池縁にモオオキトンボ(左)はパラパラとおりました。ホンマいい場所やな。
あとは逆光に浮かぶアキエノコログサ(右)を見た後で場所を変えることに。

  
ついでに海岸沿いをウロウロすると、清楚な感じのノジギクを発見。
これまたこの時期ならではの嬉しさですよね。

  
調子に乗って歩き回ると、これまた大満開のヤクシソウ(左)も見つかりましたし、
近くにはサネカズラの実(右)も真っ赤に色づいていました。

  
さらに調子に乗って転戦した池では、怪しいマット(左)を発見。
なんだろう、と思ったら正体はミズハコベ(右)でした。こんな群生するんだ。

  
さらに周辺にも怪しいもの(左)が大量に転がっていてビックリ。
よくみると、これはガガブタ(右)なんですね。半陸生型で面白いですよね。

  
水辺を見ると、あちこちに怪しいモズクみたいな物体が…
これってタチモの成れの果てなんですね。

  
ホシクサ(左)も多数ありました。これもまたなんともいえない風情ですな。
さらにあたりには怪しい物体(右)もありましたが、これはメリケンムグラとかかな?

  
さて、歩き始めたのですが、ここで思っきりドン曇り。
マユタテアカネ(左)が飛んだ後は、睡眠中のベニシジミ(右)がいた程度…

  
池縁にはツリガネニンジン(左)も咲き残っていました。
あとはなんか面白げな羽(右)を見つけて幕引きとしたのでした。

というわけで、おもしろげな展開の1日でした。
なんといっても、この時期になってからのオオキトンボ多数、が
わかりやすくこの日のハイライトでしたね。
この池、ほぼ毎年来るんですけど、今までキトンボ狙いばかりで
一度だけオオキトンボを見たことがありはしたけど、それっきりなので
どっかからか飛んできただけなのかな?とか勝手に思ってたんですよね。
思いっきり多産地だったということで
どんだけ私の目は節穴だったのか、ということですな(笑
まぁ、それ以外にもいろいろと面白い発見もありそうですし、
来シーズンも季節を変えて何度か挑戦しなきゃですね(^.^)♪


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