ホワイトアウトに〜濃霧な花見〜 18.9/15

<2>伊吹山周辺 つづき

  
さて、濃霧の中さらに歩くと、シオガマギク(左)が次々登場。
その中に白花の株(右)もあったんですよね。ほとんど咲き終わってたけど。

  
イブキトリカブトの大群落(左)もありましたが、霧がすごくてどうにも。
キヌタソウ(右)もあちこちにありましたがこちらは花はほとんど終わってて残念。

  
イブキトラノオ(左)もパラパラと登場し始めました。
ルリトラノオ(右)は再び小さな先残りを発見。これはこれで可愛い。
しかし、ここからしばらくが大変でした。濃霧で見通しかが利かないからか、
めちゃくちゃ迷うんです。何度歩いても山頂に到着するという(笑
散々悩んだあげく、当初予定していたルートは断念して別ルートをあるくことに(^^;

  
すると、結構花の残ったキヌタソウ(左)もありました。
サラシナショウマ(右)もイイ感じの群落があります。

  
ヤマハッカ(左)もありましたが、ちょこっとだけ咲いているだけでした。
イワキンバイ?(右)もあったけど残った花はこの1つだけ。

  
なんか面白そうな実(左)もありました。クロウメモドキとかなのかな?
ホツツジ?ってカンジのヤツ(右)もあったけどイマイチ正体よく分からず。

  
早くもリンドウ(左)がごちゃっとあってビックリ。もうそんな時期かぁ…
ルリトラノオ(右)も実にいい雰囲気の株がみつかったりします。

  
ツリガネニンジン(左)もぱらぱらとありました。
コオニユリ(右)もいい雰囲気の実をつけていたりする。

  
そうこうするうちに、出ました。オオヒナノウスツボ。
残念ながら花が終わったとこでしたがそこそこの群落でいい感じ。

  
さて、じっくりと葉上を見て行きますが、カメムシ類幼虫(左)と
トビハムシ系(右)がいた程度で、期待していたゾウムシ類は見つからず。
やっぱ花のあるじきじゃなきゃ見つからんのかなぁ…

  
こちらも花は終わり掛けでしたが、ヒメフウロ(左)もありました。
キヌタソウ(右)もちょこっと咲き残った株がありました。

  
コイブキアザミ(左)はあちこちにいい感じに咲いていました。
オトギリソウ(右)もすっかり実になっていましたが面白い雰囲気。

  
クガイソウの咲き残り(左)もありました。本当に辛うじてですけどね。
ジンジソウ(右)もありましたが、これも濡れ細りまくりでどうにもこうにも…

  
大柄なセリ系の花(左)もありました。ニセイブキゼリモドキじゃなさそうだけどナニもん?
コイブキアザミ(右)ももサボテンみたいなスタイルの株が多数登場。

  
よくわからないアザミ(左)はここにもありました。なんて種類だ?
イブキトリカブト(右)もなんとも可愛い株に遭遇します。

  
最初の場所まで戻ってくると、ヒメキンミズヒキ(左)やら
イブキアザミ?(右)やらを発見。しかし、濃霧がさらに素晴らしいことになってきてて
駐車場についても自分の車がどこにあるのか全く分からんという(笑

  
少し場所を変えると、ここでもイブキトラノオ(左)がパラパラ。
メタカラコウ(右)の大群落もありましたが、花はすっかり終わっちゃってて…

  
歩いていくと、イブキフウロ(左)やらキヌタソウ(右)やら
面白いものが続きましたが、笹原になったら歩くだけでズボンがズブ濡れに
なるので早々にギブアップすることに。結構カラダ冷え切ってきたしね。

  
引き返そうとすると、タップリ実をつけたフナバラソウを発見。
こんな実をつけてるのはなかなか見れませんから、見事なハッピーエンドとなったのでした♪

というわけで、なんとも不思議な展開の1日でした。
まぁ、全国的に大雨のトんでもない天気の中で、それでも少しは
遊べたんですから充分と言えるわけですが、
予定していたルートがどこにあるのかわからないまま終わるくらいの
ディープ過ぎる濃霧は本当にすごかった(^^;
それでも伊吹山ならではのいろんな花に会えましたから
来た甲斐は存分にあった感じですね。
でも、この山ならではの花にはまだ会えてない面々も多いから
また虫や鳥とセットで再訪しなきゃいかんなぁ。
ちなみにこの後、帰路に着いたわけですが、すんごい濃霧。
山麓までの間、視野が前後数mの峠道を走るのはすんごいスリルでして、
一度、何もないと思ってた空間から大型バスが沸き出た時には
全力で絶叫しちゃったりとかも。無事に終わりましたが(笑
とりあえず、霧の中の運転にはみなさまご注意くださいましね(^_^;


次⇒

topへ⇒