大雨の計算外〜憧れの場所に〜 18.9/9

<3>重井薬用植物園周辺 つづき

  
さらに周辺を順番に案内していただくと、ヒメシロアサザ(左)が
あったり、マルバオモダカ(右)があったり、なかなか豪華です。

  
いい色合いのミズアオイ(左)もちょうど咲き始めていました
ミズトラノオ(右)は本当に咲き始めたところという感じがなんともCute☆

  
タコノアシ(左)もちょうど可愛らしい雰囲気の咲き方をしてました。
大賀ハス(右)も植えられていましたが、「実はこれこそ自生種といっていいんですよね、
品種改良されていないわけですから」という言葉に目からうろこポロリ。

  
さらにカワラケツメイ(左)も大群生。でもこの時期はツマグロキチョウはいないとか。
イヌハギ(右)も勇壮な風情に咲いていたりします。

  
結構意外なあたりでは、ヤナギタンポポ(左)なんかもありました。
すっかり枯れ穂になってましたが、ノコギリソウ(右)もあってビックリ。

  
ヒオウギ(左)も色鮮やかでいい雰囲気でした。
フジバカマ(右)も実にイキイキとした感じの群落になっててステキ。

  
オキナグサの葉(左)も見せていただきました。花の後って探したことなかったなぁ。
タヌキマメ(右)も群生してましたが、この天気では花開いておらず残念。

  
さらにちょっと嬉しかったのは、いい感じに茂っていたシラガブドウ。
昔撮った写真も同定正しいかどうか怪しくなって悩んでいたとこなんで、
きっちりと分かる株に逢いたかったんよね。思ったよりも繊細な雰囲気ですやん。

  
さらに、コキクモ(左)があったり、キセワタ(右)があったり、本当に濃密な内容。
これだけの数の貴重種の維持管理は本当に大変でしょうね。すごすぎる。

  
その後ご案内いただいたのは、この植物園発祥の地というステキな湿地(左)。
一面にミズトンボ(右)が咲いていたりして実に魅惑的な雰囲気でした。
さらにここで植物園の歴史を詳しく教えていただいたり
取り組まれている保護活動のオハナシを聞いたり、濃密な時間を頂戴できて感動。

  
さらに、林の中ではこれまたビックリなものにも会うえました。
これでもかというくらい大満開のクスドイゲです。こいつは豪快やなぁ。

  
独特のごついトゲ(左)もあったので、ついでにパチリ。これまた豪快ではあるな。
近くにあった株(右)も大満開で、なかなか感動できました。これも会う機会ないですもんね。

  
あたりには、これまたこれでもかというイキオイで
タップリ実をつけていたイスノキもありました。本当に濃いところや。

  
最後に最初の場所まで戻って、ホソバヤマジソのドアップ(左)や、
紅葉の出始めた株(右)なんかを撮って、大団円の〆括りとしたのでした♪♪

というわけで、波乱含みながらなかなか楽しい1日となりました。
最初の大雨はあまりにも予想外のスケールですんごい濁流にビックリでしたし
そこからの高速道路通行止めはむしろ笑えましたが
それでも大雨の探索でもいくつか嬉しい出逢いはありましたし
その後に大遅刻ながら来訪した重井薬用植物園では
そう広くない敷地にギッシリと面白い植物が育てられてて
本当に濃密な時間を過ごせてメチャ充実した時間となりました。
岡山県内の産地のはっきりしたものだけを収集し、
それぞれの種類に沿った環境できっちりと育てるって
想像以上にすごい苦労がありそうですが、それを長年地道に
継続されているって本当にすごいことだなぁとほとほと感嘆いたしました。
いろいろな保護活動のオハナシもディープに聞かせていただけたので、
来シーズンはどこかお手伝いに行って、いろいろ勉強させてもらおうかな
とか、早くもいろいろたくらみ始めていたりもするので乞うご期待で(^.^)


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