雨天の新趣向〜源流こども交流祭〜  18.5/13

この日は毎年恒例の古巣再訪。
そう、鶴見川源流祭なのです…とフツーに思っていたら
今年からちょっと趣向が変わったという事実を理解したのは数日前。
なんだか今年から『鶴見川源流こども交流祭』に替わったそうで。
しかも天気予報はバッチリ雨模様(T_T)
まぁそうはいってもこの日は行かにゃぁなるまいなぁ、ということで
こちらも恒例、朝からEさんと合流しての探索もちょっと場所を変えたりして
うろうろすると、途中から予報どおりの雨になったりしたけど
あれこれと面白い展開もやっぱり続いてホトホト感嘆。
でも最後はビックリな豪雨でヘロヘロ、というオチになったのでした(^^;

<1>鶴見川源流周辺

  
というわけで、街中のアメリカオニアザミ(左)に感心しつつバスに乗り、到着した谷では
これまたオミゴトに咲き誇ったスイカズラ(右)を発見。

  
とりあえずうろうろしてみると、ツルマンネグサ(左)がぱらぱら。
林縁にはかわいらしいミヤマナルコユリ(右)も咲いていました。

  
あたりには畑が多かったので、ダイコンのお花畑(左)とか、
咲き始めのブロッコリー(右)とか、賑やかなものもいろいろ見れたりします。

  
エゴノキ(左)はまだまだ咲き初めな雰囲気でした。
なんか雰囲気の違うノアザミ(右)も発見。この時期だからノアザミだよね?

  
シマサシガメ(左)ものんびり歩いてらっしゃいました。
近くには面白げなキバチ類?(右)もいたけどお名前は全く不明。

  
カラスビシャクの群落(左)もありました。相変わらず面白い雰囲気で。
テンナンショウ類(右)も1つだけあったけど、カントウマムシグサなのかな?

  
笹上にベニカミキリ(左)がいたりしましたが、逆光気味で面白い雰囲気に。
あたりにはこれまたイイ感じのミヤマナルコユリ(右)があったのでアップ気味でパチリ♪

  
Eさんと合流して歩き始めると、怪しいサナエ類(左)を発見。1枚撮ったら逃げたんですが。
胸側線が切れてるのでコサナエだと思ってましたが、腹部の模様とかみたら
ダビドサナエの線が薄い個体っぽいですね。ヤヤコシイもんで、
さらにうろうろすると、なんか怪しい蛹(右)も発見。これなにもんだっけ?

  
すっげぇ豪勢に集まったヒモワタカイガラムシ(左)もいらっしゃいました。すげぇ景色。
アップ(右)で見ても、なにがなにやらの異形っプリですよね。

  
ちょいとかわいらしい感じのナワシロイチゴの群落(左)もありました。
近くにはシロスジカミキリの翅(右)も発見。やっぱこのあたりもいるのね。

  
オカトラノオ(左)もパラパラと咲いていたりしました。
大きく場所を変えてみると、こちらも満開の水菜の花(右)を発見。

  
道端の葉上に真っ白なアリスアブ類(左)が落ちてたりもしました。なんて種類?
地味ながら実に味わいのあるヨトウ類(右)もいました。アカモクメヨトウあたりかな。

  
ビックリしたのは、ヨトウガ系の幼虫を抱えて意気揚々と歩いていたトビズムカデ。
お弁当抱えて喜んでる子供みたいな妙に可愛らしい雰囲気がありました♪

  
沢沿いを歩くと、ぱらぱらとタツナミソウ(左)がご登場。
歩いていくと、翅に白紋のあるニホンカワトンボ(右)がふわりと飛び出したりします。

  
大量のコフキゾウムシ(左)が沸いているポイントでは、
ガジガジとそれを齧っているクロムネアオハバチ(右)を発見。
ハバチって葉を食べる平和主義者じゃないんだね(^^;

  
色鮮やかなムネアカクロハナカミキリ(左)にも逢えました。
そうこうするうちにいい時間になってきたので会場に急ぐと、
ちょうどいいタイミングでお魚獲りの成果確認(右)してるところ。

  
小さな遊水地で採れた成果物の中には、なんとオジロサナエ(左)や
ミヤマサナエ(右)がいてビックリ。私がいたころには想像もしなかった種類ですが
いまはしっかりと定着してるんですね。面白いもんです。

  
その後、雨がぱらつき始めた中での自然散策についていくと、
ここでもニホンカワトンボ(左)を発見。可愛いね。
びっくりしたのは、その場所で大量に採れていたグッピー(右)。
排水の関係で水温が高いのもあって定着しちゃっているんだそうで…

  
クロヒカゲ(左)も賑やかに飛び交っていました。草地の中にはヤセウツボ(右)も
多数ありましたが、このあたりから雨が強くなって、なんとも不穏な感じに…

  
さて、肝心の『鶴見川源流こども交流祭』は、この日は大雨の予報ということで
体育館での開催だったのですが、いつもどおりの白井貴子さんの歌なんかもあって
予想以上に賑やかな雰囲気で大盛り上がりでした。いやぁ、さすがやナァ(^^)

  
その後撤収と同時に大豪雨になったのですが、悔しかったのでムリヤリ
雨の中を歩くと、キンラン(左)は全て散った後。いつも花芽しか見れない
ヒロハカワラサイコ(右)は花がついていたけど雨でボロボロで、
季節の早さを実感できましたが、その後も徹底的な大豪雨が寸時も止まらず
全身ズブ濡れのボロボロになっての帰路となったのでした(笑

というわけで、なんか不思議な1日でした。
しかし、ずっと通い続けていたイベントが形を変えたと思ったら、
雨のせいで一発目から変則的な屋内開催という不思議な展開だったわけですが、
それでも白井さんの歌で一気に前の公園と同じ雰囲気にもっていったのは
さすがすぎてほとほと感心いたしました。マキシマムリスペクトです。
でも、雨の隙間をぬったささやかな探索でも面白い発見もあり、
意外なヤゴとか獲れててビックリもできたし(グッピーもビックリだったけど)、
やっぱりイベントの形は変わっても、この時期はこの場所に来るしかないですね。
まぁ、懐かしい自然の推移を観察しつつ、いつもの懐かしい面々に挨拶
というだけで、間違いなくプライスレスな価値がありますし(^^)
ちなみに、今回のイベント会場周辺を含めた鶴見川源流部では
毎月様々なイベントが開催されています⇒鶴見川源流ネットワークのページを参照♪
いろんな意味でたのしめる空間ですので、是非一度遊びに行ってみて下さいませ(^.^)!


次へ⇒

topへ⇒