謎な小笠原旅F〜失意の帰路〜 18.5/5&6

この日はGWの謎な小笠原旅もいよいよ終幕。
残り時間ではできる挑戦も限られるし、レンタカーも返したしで
母時までの滞在中はごくごくのんびりと過ごすことにし
替わりに父島に移動してからの乗り換え時間をフル活用して
残りの宿題をクリアすべく全力疾走する作戦に(笑
すると、予想外にあれこれ効率よく成果を上げれたりもして
意外なオマケもパラパラとついてきたりとか、
なかなか濃い感じの締めくくりとなったのでした。
ほとんど何もなかった最終日も追加のセットでお届けします(笑

<1>5/5 小笠原・母島各所

  
というわけで、ラスト挑戦とばかり早朝から徒歩で歩き回ってみましたが、
こちらは完全な空振り。まぁ空模様も微妙だったし。
道端に咲いているゲットウ(左)なんぞ見ていると、上空をウスバキトンボ(右)が
飛んでびっくりするものの証拠写真にもならんのしか撮れず(^^;

  
ビックリしたのはこちら。道端にいたクマネズミなんですが
毛がほとんど抜けてボロボロ。殺鼠剤でも食べた成れの果てなのかな?

  
林縁をノンビリ歩いていくと、見慣れない雰囲気の花を発見。
なんだっけ、と思いながら撮りましたが、これってヤブガラシなのね。
本土で見かける姿となんか雰囲気が違うけど、国内気化種だそうで。

  
お久しぶりのコーヒーノキも大満開の株があったのでバシバシ撮影。
この花も小笠原くらいでしか見ることないですが、可愛らしくて好きなんですよね。

  
などと思いつつ歩いていると、すぐ近くに怪しい影が。
これがハシナガウグイスの巣立ち雛だったもんでビックリ仰天。
なんともあどけない表情がすごくステキじゃないですか。

  
さて、集落に戻ってきて、なにげなく石をひっくり返すと、
ブラーミニメクラヘビに再会。相変わらず動き回ってこれしか撮れなかったけど。

  
アメリカシロヒトリの巣(左)もありました。こいつはアノールにやられないのね。
そこでビックリ仰天したのはいきなり登場したヒメアカタテハ(右)。
迷蝶なんでしょうけど、この旅では小笠原で蝶を4種見たことになりますな。

  
そろそろ時間になったので、とりあえず宿の車に荷物を積んでいると、
星さんが「ここにムニンシダ植えてるよ」とビックリのヒトコト。ちょいボロだったけど感激。

  
空き時間で浜辺をウロウロすると、アオウミガメ(左)はこの日もラブラブ中。
なんか面白い雰囲気の貝(右)もありましたが、アマオブネとかの仲間?

  
タマカエルウオもいつもどおりテトラポットにごちゃっといましたが
せっかくなのでバシバシ撮影。なんとも愛嬌ありますもんねこいつ。

  
海中にはこの日もシマハギ等々にぎやかな魚影(左)がこれも楽しい感じ。
オオイワガニ(右)もあちこちで走り回っていたりします。

  
草地を歩くと、意外にムナグロ(左)がちょこちょこいらっしゃって、
キョウジョシギ(右)も芝生をつついていたり。ここらでもお食事するのね。

  
などと思っていると、その中に1羽だけヒバリシギが混じってるじゃないですか!
ちょっと興奮しましたが、Powershotではこんな程度。まぁ証拠にはなるかな。

  
ムナグロは割りと近くでのんびりしてくれたのでバシバシ撮影。
白っぽいヤツがいないかなと結構期待したんですけど、さすがにそうはいかず(笑

  
目の前の枝上でのんびりしているシチトウメジロ(左)なんぞ撮っていると
悠然とははじま丸(右)がご登場。ああ、タイムリミットが近いのね。

  
引き上げようとするとなんか面白い実をつけた樹(左)を発見。これなんだっけ?
ナガエコミカンソウ(右)も道端にパラパラと見つかります。

  
ちょいと面白かったのは、こちらのヒメギンネム。なんかギンネムのなりそこない
みたいのがあるなと思っていたら、ヒメがつく別種なんですね。面白い。

  
よく見るとシナガワハギ(左)もぱらぱらとありました。
オガサワラコミカンソウ(右)も少しだけ混じっていたりとか。

  
最後にこの島のお約束アカバナルリハコベをバシバシ撮って挑戦終了。
今回の旅をいろいろ思い起こしながら港へ急ぐことに。


次へ⇒

topへ⇒