ラーメンのオマケに〜福岡花巡り+α〜 18.4/21&22

この週末はなんかよく分からない展開となりました。
所用で福岡に行ったついでに、まずはちょこっと干潟巡り、とシャレこんだら
期待していたあたりは見つけられなかった上に、
いきなり思いっきり泥にドはまりして早々に撤退するハメに(+.+)
でも翌日は前々から一度訪ねてみたかったとある山に突撃したら
最初は汗だくで歩きまわった割に成果薄な展開で
しかも散々道に迷いまくって、なんじゃこりゃ、ってな感じだったのですが
最後に少し場所を変えてみたら、一気に濃密に遊べて
終わりよければ全て良し、的なステキな〆括りとなったりしたのでした☆

<1>4/21 福岡県某所

  
というわけで、所用の前にやって来るは前々から再訪したかったとある干潟。
ワクワクしながら歩き始めると、一面にヘナタリが転がっていてビックリしたりします。

  
殻でしたがオキシジミ(左)もひょっこり落ちていました。
ナガニシのきれいな殻(右)なんかも見つかったりします。

  
ビックリしたのは、悠然と泳いでいったアカエイ(左)。すぐ逃げたけど。
チゴガニ(右)も足元をちょこまかと動き回っていたりしました。

  
さらに探索範囲を広げると、クチバガイ(左)が落ちていたり、ヘナタリ(右)が
あちこちにあったりしますが、ここでいきなりの大失敗。
ちょっと泥っぽいところに入ったら、いきなり両足ともひざ上まで泥にハマったんです!
必死でもがきまわって、なんとか生還は果たしたのですが、
午後からの所用前に着替えを調達しなきゃいけない羽目に陥ったわけで
この場の挑戦は短めに済まさなきゃいけないことが即座に確定(T_T)

  
失意に沈みつつ引き上げようとすると、泥上にじっとしている大型のガガンボ(左)を発見。
ヤドカリ類の入ったきれいなカニモリガイ(右)もみつかりました。

  
面白かったのは、あちこちに細長い海藻(左)が生えていたんですが、
生きているアラムシロの殻上に生えている株(右)があったこと。
水管と海藻の両方をヒョコヒョコ振り回しながら這う姿はステキでしたが、どういう理屈?

  
なんかえらく巨大な感じのケフサイソガニ(左)もいました。
繊細な雰囲気のヤドカリ類(右)もいましたが、これはなんて種類かな?

  
クサフグ(左)も何匹か泳いでいましたが、波間でこんなんが撮れただけ。
引き上げようとすると、最後に最大級のサプライズが!
近づけなかったけど、海の上をナミアメンボ(右)が泳いでいるんです(@_@)
しかも見ている間にぐんぐんと沖に泳いでいってそのままLOST。
え、キミらそういう環境NGだからウミアメンボ類が生息しているんじゃないの?

  
さて、陸地に戻って泥を落としたり四苦八苦していると、近くの岩場二
イソギク系の枯れ穂(左)を発見。九州には分布してないはずだけどこれはなにもん?
道端には久しぶりに見るアツミゲシ(右)も結構群生していたりしました。

  
その後は泥の塊と化した長靴を引きずりながらトボトボと歩いていくと、
トゲミキツネノボタン(左)や、オドリコソウ(右)なんかの群落に遭遇。
なんとか街中で着替えと靴を調達し、泥まみれの品々をビニール袋に封印し、
ドタバタでなんとかリカバリーに成功したのでした。いやぁ、ひやひやしたでホンマ(^^;

<2>4/22 福岡県某所

  
さて、翌日は二日酔いからレンタカーを借りて前から訪れたかった某山に。
歩き始めると、なんともいい雰囲気のテンナンショウ類がつぎつぎと登場しましたが
当然ながらお名前はさっぱりわからず。色違いの同じ種類なのかな?

  
ふと、道端に いきなりヒメレンゲ?(左)をも発見。数話か咲いてなかったけど。
とりあえず登山道を歩き始めると、えらく大柄なコチャルメルソウ(右)も見つかります。

  
小さな沢沿いを歩くと、マルバコンロンソウ(左)がいくつか登場。
ほぼ終わりかけでしたが、シロバナネコノメソウ(右)も見つかったりします。

  
ちょっと嬉しくなったのは、沢の一角にだけ見つかったコガネネコノメ(左)。
せっかくなので花のどアップ(右)も撮りましたが、これもまたかわいらしい花ですよね♪

  
さて、その後は少し薄暗い山道を歩いていくと、テンナンショウ類(左)に
混じって、数株だけコミヤマスミレ(右)も発見。でも、意外に期待していたような
環境が少なくって、ひたすら薄暗い林の中を歩く時間が延々と続いたり…

  
ふと気づくと、ナンゴクウラシマソウの葉(左)もありましたが、花はまだでした。
テンナンショウ類(右)は多数ありましたが、なんか独特の雰囲気ですよね。

  
時折すこしだけ日の差し込むところには、フウロケマン(左)があったり、
フデリンドウ(右)が咲いていたりしますが全体に花はえらく少なめなんです。むむ

  
大きな花芽をつけたタイリンアオイ(左)もありましたが、花の咲いた株は皆無。
ヒトリシズカ(右)はほとんど花が終わってましたが、かろうじて咲き残ってる株も数株。

  
ホソバ?という雰囲気のテンナンショウ(左)に続いて、ミツバテンナンショウ(右)も発見!
でも、ここからが超展開でした。途中の広場から標識どおりに山道を歩いていったはずなのに、
途中で道が消えてなくなったんです。しばらく戻って探してみるもどこにも分岐がない…
悩んだ挙句、道のなくなったあたりから尾根筋までむりやり突破すると、
期待通りそこに山道があったので、ほっと安堵したのですが…

  
地面に落ちているカヤラン(左)やら、遠くに咲いているコバノミツバツツジ(右)やらを
見ながら延々と歩いていくと、なんと先ほどの広場に到着するという大どんでん返し(^^;
考えてみると、ここまで2時間以上歩いていて1人の山屋さんにも逢っていないし
このルートは今は使われていないんじゃないか、ということにようやく思いが至ったので
しょうがなく来た道をそのまま引き返していくことにしたのでしたとさ(+_+)


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