年越し沖縄干潟旅@〜興奮の大晦日〜 17.12/31

この年末は、前から企んでいた一大企画を敢行。
年越し沖縄本島アチコチ干潟巡りです。
今年は秋になってから2回連続で沖縄を来訪してはいるものの、
天候やら時間やらの制限もあって断片的な挑戦となっていたもので
じっくりたっぷりのんびりと干潟を巡ってやろうじゃないか、という企み。
今回は徹底的に出たとこ勝負、と決めていたので
面白そうな干潟とかをいくつか調べただけで、どういう行程に
するか等は全く考えずにウロウロするという完全無計画(笑
この日はのんびりスタートとしたのですが、とりあえず
中部あたりで東岸西岸と両方まとめてうろうろしてみたところ
初手から意外なくらい面白いものに多数出逢えちゃったりして
なんとも濃密な旅の皮切りとなったのでした(^.^)♪

<1>沖縄本島各所

  
さて、まずはとりあえず目星をつけていた花捜し、ということで移動し始めましたが
途中で実に面白そうな干潟を見つけたので立ち寄ると、
一面にごちゃっと大量のリュウキュウウミニナが。極小個体ばっかりだったけど。

  
小さなハゼ類(左)も泳いでました。お名前なんか調べようがないなぁ。
ハンパな模様のおもしろいタマガイ類(右)も多数。こっちも名前分からん(^^;
#右はおそらくアマガイ科のカノコガイだとご教示いただきました。

  
のんびり闊歩しているタマガイ類(左)もいました。顔の模様が可愛いね。
ムシロガイ類&リュウキュウウミニナ(右)なんてセットもあちこちに見れます。
#左はホウシュノタマガイだとご教示いただきました。

  
なんとも面白い雰囲気のムシロガイ類がいたのでバシバシと
撮ってみましたが、これは本土と同じカニノテムシロなのね。逆に意外。

  
オウギガニ類(左)は石の下から次々登場しましたが、これも種名が判定できず。
ソデカラッパの殻(右)も転がっていました。生きてるのにも会いたかったナァ。

  
岩に広がるヒトエグサの上をみると、かわいいイソアワモチも多数発見。
沖縄あたりだと他のアワモチ類もいるんだけど、これはイソアワでいいんだよね?

  
うろうろすると、カヤノミカニモリ(左)も転がっていましたし、
これまたファンキーな模様のタマガイ類(右)なんかもご登場。
#左はクワノミカニモリ、右はおそらくアマガイ科のカノコガイだそうです

  
浅瀬にはフタハオサガニ(左)も大量に歩き回っていました。
オウギガニ類(右)は次々とご登場。全部小さかったけど、なんて種類だろ?

  
石の下からは面白そうなハゼ類も次々とご登場されました。
ハゼ図鑑とか見ても、上から撮った写真じゃよくわかんねんだよね(^^;

  
極小サイズのスナモグリ類?(左)もご登場。面白い模様やね。
フタバオサガニ(右)は数が多くてあちこちでわらわらと逃げ回ってました。

  
浅瀬には、ホソエガサでいいのかしら、なんとも面白そうな海藻類が
ごちゃっと着いてる石もあちこちにありました。遠目でみるとカイワレみてぇだな。

  
ひっくり返した石の裏からは多様な貝(左)がご登場。シチダンと…あとはお名前調査中。
シマベッコウバイかな?地味系ながら独特な雰囲気の貝(右)も発見。

  
といったあたりで、予想外に長々と遊んでしまったので目的地に移動しようと車に戻ると、
近くで クサトベラ(左)やらモンパノキ(右)やらも見つけました。面白い場所や。

  
さて、転戦してきた場所を歩き始めると、リュウキュウコスミレ(左)の群落があったり、
草むらの中にオオジシバリ(右)が咲いていたりします。

  
ホソバワダン(左)があちこちに咲いていたのはビックリ。岩場だけじゃなくて陸地でもいいのね。
ちょっと色褪せはじめてましたが、サツマサンキライの実(右)なんかもありました。

  
そして、あっけなく期待していたイソノギクにも逢えたのでした。
冬の野菊だからと期待してたけど、かなり数も多くてなんとも嬉しい限り。
でも大きな問題も。この場所、かなりの観光地だったみたいで、ひとまみれ。
しかも海外からの観光客が自撮棒で撮影しまくっててめちゃ賑やかなんです(+_+;)

  
なんともよい雰囲気のイソノギク(左)やら、実をつけたハリツルマサキ(右)やらも
ありましたが、あまりに人が多いのでめんどくさくなって少し場所を変えることに。

  
すると、いきなり面白げな真っ赤な実(左)に会えました。なにもんだろ?
とりあえず磯に到着して歩きはじめると、いきなり巨大なオオベッコウガサ(右)も発見。
ノシガイと比較すると大きさが分かりますかね。手のひらサイズでびっくりでした。

  
ふわりとイシガケチョウ(左)もご登場。ちなみに、真冬ながら
ツマベニチョウやツマムラサキマダラなんかもいましたが、ノンストップに
飛びまくるので証拠写真は撮れずにおわってしまったのでした。
岩場を歩いていくと、あちこちにホソバワダン(右)がごっちゃりとご登場。

  
んで、憧れのウコンイソマツもすぐに逢えたのでした。この前あんな苦労したのにね。
時期が遅かったようで、花の残ってる株は少数でしたが、鮮やかなレモン色がいいね〜♪

  
大満開のイソフサギ(左)もあったので、今回は忘れずに
花野ドアップ(右)も撮ってみました。うん、花には全く見えないあたりがすごい。

  
岩場にはホウライシダ(左)もあちこちにぶら下がっていました。
ソナレムグラ(右)もぱらぱらと花の残っている株に遭遇。

  
ちょっと元気がなかったけど、ハマタイゲキ(左)も見つかりました。
ホソバワダン(右)はあちこちに見事な大株が咲き誇っています。

  
ふと気付くと、至近距離にイソヒヨドリ(左)も登場。南国の海が似合うねキミは。
磯だまりにはニセクロナマコ(右)もモゾモゾされていらっしゃいました。
#右はおそらくシカクナマコだとご教示いただきました。


次へ⇒

topへ⇒