岡山干潟巡り〜迷走的探索〜 17.12/14

<2>岡山県各所 つづき

  
調子に乗って落ちてた板切れをひっくり返すと、越冬中のクロベンケイガニ(左)も発見。
調子に乗って探すと、最初に探したあたりで、改めてオカミミガイ(右)を発見。

  
よく探してみると、あたりにはオカミミガイ(左)はかなりの数がありました。
なんで見つからなかったか、っていうと、こいつらこんな感じで
葦原の根元に潜って(右)いるんですね。こいつはなかなか見つからんわけだ。

  
さて、場所を変えて大きな川の河口に来ると、マシジミの殻(左)が大量に落ちてて、
倒木のウラにはここでもクログチ(右)がくっついていたりします。
#左はヤマトシジミの書き損ないです。右はコウロエンカワヒバリとご教示いただきました。

  
ここでもカニ探しをしますが、出てくるのはケフサイソガニ(左)ばかり。
泥に埋もれてた流木の裏についていたフジツボ類(右)もいましたがこりゃなにもん?

  
ここでもヒロクチカノコ(左)がパラパラといたのは少々意外でした。
クロベンケイガニ(右)も、えらく若そうな個体がひょっこり登場。

  
ここでもヨツバコツブムシ?(左)が隠れていました。
すっげぇ小さなカワザンショウ類(右)もいましたが、お名前は当然分からず。
#ツブカワザンショウではとのことです。聞きなれない名前やなぁ。

  
少し時間が余ったので、ついでにふらりと大きく移動すると、
草地一面に真っ赤に紅葉したチガヤ(左)を発見。こいつはなんともお見事ですな。
アッケシソウ(右)はすっかり枯れ穂になってて、これはこれで素敵な雰囲気♪

  
こちらも見事に色づいたマツナ(左)も残っていたりしました。
さらに歩いていくと、一面にウラギクの実(右)があって少しビックリ。

  
しかし、ウロウロしていると、ウラギクがいくつか咲いていてビックリ。
まぁ海浜植物は時期に無頓着なのが多いですが、もう12月もなかばでっせ?

  
さらに歩いていくと、一面に咲き残りのウラギク(左)があってて二度ビックリ。いいかげんやな。
あたりにはなんか見覚えのない実をつけた草(右)もありましたが、こりゃなにもん?

  
スンゴイ色鮮やかなマツナ(左)もありました。こりゃ見事な色合いやな。
ついでなので、海辺の岩場を歩いてみると、オオヘビガイ(右)もありました。

  
岩場にはヤッコカンザシ(左)がごちゃっと着いてました。なんかすげぇ雰囲気。
岩の隙間を見ると、イボニシ&ヒラザガイ(右)がたまってたりします。

  
ケガキ(左)もパラパラありました。相変わらず面白い雰囲気やナ。
なんか面白げな海藻類(右)もあったけど、これはなにもんかしら。

  
クロガネイソギンチャクでいいのかな、かわいいイソギンチャク類も発見。
イソギンチャクってよく見るとかわいいからついついカメラ向けちゃいますよね。

  
なんとも不思議な雰囲気のシロボヤ(左)もありました。面白い雰囲気やん。
意外に色鮮やかなマツバガイ(右)もあちこちに着いています。

  
タテジマイソギンチャク(左)もあちこちについていました。
触手を伸ばしている個体(右)も見つかりましたが、全然雰囲気変わるんやな〜

  
タイドプールにおもしろげな海藻(左)があったり、ヨロイイソギンチャク(右)もあったり、
なんやかんやと最後までいろいろ面白い展開となったのでした。

というわけで、あれこれと面白い1日となりました。
趣旨的には若干迷走したんですが、まぁ海辺つながりと考えれば
一応なんとなくつじつまは合わんこともないような気が(笑
とりあえず最初の干潟はかなり面白かったので
きちんと攻めればもっといろいろなものが登場しそうな雰囲気。
次はもうちょっと暖かい季節にも再挑戦したいな〜
その後にふらりと来たアッケシソウの自生地は本当に単なる
ひやかしのつもりだったんですが、予想外にウラギクは次々咲いてし
なにげなくのぞきこんだ磯はいろいろと面白いものがいるし
来てみてよかったな、って展開だったのは面白い限り。
やっぱりあれこれ歩き回ってみるのは大事ですな♪
岡山の海辺もイロイロと面白いものもたくさんいそうだから
来シーズンはポイント発掘にあちこちウロウロしてみることにしよっと(^.^)


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