曇天の海辺で〜のんびり鳥見〜  17.12/9

この日は近場の海岸巡りと相成りました。
本来は干潟遊び的な海辺の生きもの探しも頑張るつもりが、
朝イチは期待通りのイイカンジの大快晴だったのが
途中からの超曇天になっちゃったのと、鳥見の人が多くて
葦原の中に分け入れなかったのとでそちら方面はあまり成果なし(笑
それでも超曇天の薄暗い中+なかなかの遠距離ながらも
久しぶりの某鳥はたっぷり堪能できたし、
意外なおまけもぱらぱらとついてきたりして、
なんやかんやといろいろと楽しめた1日となったのでした♪
おまけでいくつか掲載し損ねたヤツラも合わせ技で紹介しちゃいます☆

<1>播磨地方某所

  
というわけで、とりあえず干潟をウロウロしてみると、大量のホトトギスガイに
少々ビックリ。全体で数百は軽い感じでしたが、こんなに打ちあがるモンなのね。

  
ビックリしたのは、銀色のナミマガシワ(左)があったこと。鉄板みたいやな。
普通のピンクのナミマガシワ(右)と比べると、なんとも面白い風情。こんなのもあるのね。

  
こちらもなんか面白かったのは、大量に打ち上げられていたスナモグリ類の脱皮殻。
これも無数と言いたくなるくらいに見つかりましたが、なんでまた?

  
うろうろしていると、至近距離にウミアイサ(左)が登場する一幕も。
干潟にはズグロカモメ(右)が何羽も闊歩していました。

  
せっかくなので頑張ってズグロカモメを狙ってみますが、
逆光側ばかりでなかなか狙いにくい雰囲気。それなりに撮れましたけど。

  
カワザンショウ類も多数いました。相変わらず種類がよくわからないけど
こいつはなんて種類に相当するのかしら。一度詳しい方にレクチャーしてもらいたいなぁ…

  
葦原を見てたら多数のフトヘナタリ(左)に混じって、浅瀬に
カワアイ(右)も多数確認。このままちょこっと葦原の中を歩こうとしたんですが
よく見てみると鳥屋さんが結構来てるようなので、ジャマしないように自粛することに(^^;

  
ひょっこりと目の前にハクセキレイ(左)も登場したりとか。
うろうろしていると、ふいにいい場所に狙いのツリスガラ(右)が登場したものの
数枚撮ったら群れごとどっかに飛び去ってしまって(T.T)

  
そのままめちゃくちゃ曇天になったので、近くの人口干潟を訪れると
ホソウミニナ(左)に混じって、ウスラタマキビ(右)とかも見つかったりとか。
でも思ったよりも狭いエリアで他にはほとんどなにもいないんです…
#左はウミニナのように見える、右はマルウズラタマキビとご教示いただきました。

  
辺りにはノジギク(左)がいい感じに咲いていて、さらに周りにはイソギク(右)も
植栽されていました。これは面白い感じだなぁと思ったんですが…

  
周りには予想通り実に怪しい株(左)もあって、場所によっては見事な状況(右)にも。
まぁ、密接して植えたら交雑しまくりですわね。コレはこれで面白くはあるけどね(^^;

  
さて、一向に明るくならない中で葦原に戻ってみると、少し離れていましたが
ツリスガラの群れがご登場♪ しかしこの頃にはかなり風が吹き荒れてて
クッソ暗いこともあって、なかなか撮影は大難儀。

  
しばらく粘っていると、かなり遠かったですが、ある程度見やすい場所にも何度か
 出てきてくれたのでバシバシと撮影。まずは♀からですね。

  
♂もそこそこいい場所に出てきてくれましたが、結局撮れたのはこんなくらい。
さらに、いつの間にやら群れごとどっかに消えちまったんですよね。
まぁあまりにも暗すぎて、遠くだとよくわからないってのもあったんですが(^^;

  
ふと気付くと、葦原の中の潮溜まりに何度もズグロカモメが飛び込んでいました。
なにやってんのかな、と思っていると、時々カニをくわえて飛び上がっていたので、
浅い水中にいるカニを狩っていたみたいですね。器用なモンで。

  
葦原バックのなんかおもしろい風情のショット(左)も撮れました。
少し沖にはスズガモの群れ(右)もいましたが、

  
なぜか護岸に咲き誇っていたムラサキゴテン(左)を撮った後で
砂浜を歩くと、目の前にヒバリ(右)が登場したので1枚パチリ。
しかし、その後も粘れどツリスガラは再登場せず、日没となったのでした(^^;

〜おまけ〜

  
おまけはそれぞればらばらの内容のものをまとめて掲載することに…
少し前に某珍鳥を想いっきり空降った時に遭遇したアカハラ(左)とアトリ(右)。
結局この前日が終認で「久々に実力を発揮したね」と褒めていただくハメに(^^;

  
さらなるおまけは自宅の玄関に登場したキレイなウスタビガ(左)と
地元でははじめて見つけたアメリカオニアザミ(右)。いろいろと面白い出会いはあるもんで。

  
ちなみに、先日の冬虫夏草はこんな感じにひょろひょろに伸びました。
図鑑とか見てもよく分からないけど、これってハナサナギタケなのかな?

というわけで、ちょいとハンパな展開の1日でした。
まぁ本命のツリスガラはそこそこ撮れはしたんですが遠かったし
なんといってもこれでもかってくらい暗かった+強風で
葦原の中チョコチョコする小鳥を撮るってんだからムリありすぎで(笑
おまけの干潟方面の生きものもちょいと中途半端だったし
人口干潟はほとんどなにもいなかった上に
カオスな植栽を見てちょっと気が滅入りましたしね(笑
まぁそれでもなんやかんや面白いものが見つかったので嬉しい限り。
ちなみにこのエリア、文献をじっくり読むと海辺の生きもの方面は
意外に面白いものがたくさん記録されてるっぽいんですよね。
いい季節に再訪して、葦原の中をあれこれ探し回ろうかな☆


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