出オチな展開〜但馬花巡り〜  17.11/12

この日は、思い起こすだに悩ましい展開の1日でした。
なんといっても強烈過ぎる『出オチ』というか
初手からの強烈過ぎる超展開で、心ここに在らずなスタートとなったの
ですが、その後もいろいろ想定外の展開続きで
天気とかも含めてアレコレ裏目が続きすぎて
なんやかんやとイマイチよく分からないストーリーに(笑
それでもパラパラと面白いものをいくつか見つけることができて
やはり但馬の底力はすげぇ、と再確認したのでした(^.^)

<1>但馬地方各所


さて、さっそくの『出オチ』を一席(笑
前夜編としてコンビニの灯り巡りをしようと、久しぶりの峠道をのんびり走っていたところ、
真っ暗闇の中からフワリと大きな影が(>_<)!
避ける間もなくド派手な音を立てて愛車に激突したのは大きなオス鹿。
はっきりと断言はできないけど、どうもライトの圏外からフラリと車の前方に出てきたっぽい。
あんな峠道でそんなサプライズ避けようがないやん…
というわけで愛車はこんな状態に。問題なく走行できたのが不幸中の幸いだけど(+_+)

  
あまりの衝撃に呆然としつつ、とりあえず計画通りにコンビニ巡りを開始すると
ウスタビガ(左)やら、アオバハガタヨトウ(右)やらに逢えて興奮☆

  
いつ見てもなんとも不思議なフォルムのテングアツバ(左)もいました。
なんか面白い雰囲気のウスゴマダラエダシャク(右)なんかも見つかったりします。

  
なんか地味系のシャチホコ類(左)やら、面白い雰囲気のシャクガ類?(右)もいたけど、
調べてみてもお名前さっぱり分からず残念…

  
クワコ(左)もいました。この時期にもまだいるんやね。
なんか面白げなシャチホコ系(右)もいたけど、お名前はよく分からず。

  
あとは、ホタルトビケラ(左)やらオオトビモンサシガメ(右)もいましたが
意外にまわれる灯りも少なめで、早々の幕引きとなったのでした。

  
さて、夜が明けてうろうろしはじめると、電柱上にコウノトリ(左)を発見。
んで、なぜかえらいことディスプレイ中のカップル?(右)にも逢えたんです。

  
見てるとしばらく賑やかにディスプレイ(左)してたんですが、なんかこちらに気付いたら
すました表情(右)になったのが面白かったり。のぞき見でスンマセン(^^;

  
うろうろすると、ミヤマガラス(左)も近くで佇んでいました。
ものすごく色鮮やかなイヌタデ(右)もあって少々嬉しくなったりとかも。

  
あたりでは狂い咲きらしきアリアケスミレ(左)もありました。
すっかり水の抜けた水田では咲き残りのキクモ(右)も見つかったり。

  
なんともいい雰囲気のヨメナ(左)もありました。
電柱の上にノスリ(右)も登場しましたがすぐに飛んじゃって…

  
畑地にはなんか謎の花(左)が咲いてました。こいつはなにもん?
場所を変えると、実に色鮮やかなミゾソバ(右)もあったりします。

  
少々驚いたのは、一角にモミジバヒメオドリコソウがあったこと。
この場所結構通ってるけどはじめて気付きました。意外に雰囲気違うンですね。

  
んで、飛来アカネを探そうと思ったら、そのとたんに分厚い曇天になったんです。
ギリギリなんとか、アキアカネは産卵(左)やら連結(右)やらに逢えたんですが
来てるはずのオナガアカネは全く見つけられず。タイミング悪すぎるわホンマ(+_+)

  
しょうがないので引き上げる途中で、久しぶりの海岸に立ち寄りましたが
すっかり実になったトウテイラン(左)やら、黄葉したウンラン(右)やらはあったものの
なんか最近荒れ模様だったからか、海側の砂丘が大きく削り取られてて
面白げなものが探しにくい雰囲気。こんなに変わってしまうもんなのね。

  
探し回ると、色付き方のかわいいタイトゴメ(左)もありました。
すんげぇ辛うじてな咲き残り方のハマベノギク(右)が逆に面白い雰囲気。

  
そのまま思いつきで、海岸沿いに大移動して、お久しぶりの
ワカサハマギクを見に行ってみると、こちらはちょうどいい頃合に大満開♪

  
センニンソウ(左)がまだ咲き残っていたのも少々ビックリでした。
面白そうな雰囲気のアザミ類(右)もあったけど、お名前はなにかな?

  
さらに別の場所でも、大満開のワカサハマギクを発見。
この場所はきれいに日が差していて、なんともいい雰囲気だったのでした♪

  
翅表がすれてたけど、ウラナミシジミ(左)がふらふら登場したりしました。
近くにはヤクシソウ(右)もいい感じに咲いていたりします。

  
最後に少々確認したいことがあって、お久しぶりのハチ高原に行くと、
期待していたあたりのエリアはスキー場の準備らしくすっかり草刈されてて
探しものは見つかりようもないという寂しい状態(笑
でも、草刈されていない斜面とかを歩いていくと、すっかり実になってる
ウメバチソウ(左)の中に、数株だけ花の残った株(右)を発見。

  
リンドウ(左)も、センブリ(右)も、ぜんぶすっかり枯れ穂になってました。
さすがに高標高地、冬の訪れも一足早いですね〜

  
ウロウロしていると咲き残りのリンドウ(左)や、オタカラコウ(右)もありましたが、
期待していた鳥方面は特にヒットなしの〆括りとなったのでした(^^;

というわけで、なんかよくわからん展開の1日でした。
まぁ、なんといっても強烈な出オチがやばすぎますわなぁ(T_T)
車屋に連絡したら、心底呆れた顔されまして、
『こいつはお値段も時間もかかりますよ』と言われましたが、
その宣言どおり1週間半&20数万の大修理となりましたとさ(^_^;
そんなわけでイマイチ気落ちしてのスタートだったからか、
タイミングの悪い展開続きでなんともテンション上がらない感じでしたし
思いっきり砂浜が後退していた海辺やら、草刈の終わった草地やら、
なんとも運に見放された感じが我ながらさすがではありましたが
それでも何箇所も歩いた甲斐があって面白い出逢いが続いたのは嬉しい限り。
やっぱ但馬はいろいろ面白いですよね。もっと足繁く歩き回らなきゃ(笑


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