但馬もりだくさん〜観察会前日に〜 17.7/14

<2>ハチ高原周辺 つづき

  
さて、少し探索範囲を広げると、シリアゲムシ類(左)を発見。なんて種類かな?
うろうろすると、1つだけササユリ(右)も見つかりました。昔はあちこちに咲いてたのになぁ。

  
ヘリグロチャバネセセリ?(左)なんかも登場しましたが、ロクに撮らせてくれなくて…
あたりにはまだ小さな幼虫のヒガシキリギリス(右)が見つかります。

  
ふと気づくと、羽化直後のオニヤンマ(左)なんかも。翅がピカピカ。
コキマダラセセリ(右)はあちこちで撮れとばかりのポーズをとってくれました。

  
中途半端に花の開いていないオトギリソウ(左)も発見。なんかいい雰囲気やなぁ。
ウラギンヒョウモン(右)もポーズつけてくれたのでついでにパチリ。

  
のそのそと這うクルマバッタの幼虫(左)や、シダの上でカーニバルしている
コガネムシ類(右)なんかみながら最初の場所まで戻ってみると、
T氏が来訪されていて、「さっき1匹だけ飛んでいたよ」とのお言葉。

  
すると、しばらくしてふわりとウスイロヒョウモンモドキが登場したじゃないですか!
健在を喜びつつ何枚か撮りますが、これがえらいこと元気で、ひたすら飛び回っては
LOSTの繰り返しで、撮影できたのは数ショットだけ。
でも今年もここで逢えたというだけで十分です。明日もきちんと登場してほしいなぁ。

  
満足しながらく別の場所に移動すると、途中でミヤマアカネ(左)を発見。
まだ幼虫のヤブキリ(右)もいました。やっぱ季節は遅れてるのね。

  
さて山頂まで到着すると、すでにTさんも来られていてビックリ。
少し高い位置でしたが、元気にテリハリしてるヒサマツミドリシジミを教えてくれました。

  
粘っていると、なんどか低くていい位置にも登場したんですが、
角度が悪かったり、大きく欠けている個体だったりでちと残念。まぁもう時期遅いしね。

  
刃先のいい雰囲気の場所に止まったシーン(左)も撮れましたし、
1度だけドアップで取れる至近距離(右)にも1度登場。やっぱ嬉しくなるね。

  
そこそこ近い位置で、翅裏も撮れました。ヒサマツの証明ということで(笑
しかし、毎年ボロは撮りますが、ピカピカを撮れないままですね。来年こそは(>_<)!

  
さらに場所を変えると、かなり鮮度の高い個体が登場しましたが、
このあと雲がひろがってしまって再登場されず、しょうがないので場所を変えることに…

  
牧場に着たので牛糞を蹴飛ばすと、なんかおもしろげな糞虫類がご登場。
糞虫も似たのが多くて図鑑じゃイマイチ名前がわからないんだよな〜

  
長竿を使うと、ぽとりとハヤシミドリシジミ(左)が登場したりもしましたが、
やはり気温が高いからか、他の個体は全く降りてこず。
慰めるようにホソバセセリ(右)なんかは登場してくれたんですけどね〜

  
なんか美味しそうなキノコ類(左)もありました。ハツタケ系?
悔しいので葉上を飛ぶハヤシミドリシジミ(右)を狙いますが、こんなん撮れただけ。

  
粘っていると、そこそこ低い場所にも何度か降りてくれましたが
日差しが強いからか、V字開翅しかしてくれないんです。これじゃ面白くないなぁ〜

  
それならと卍飛翔(右)を狙いますが、ワタシの腕ではこれが限界で・・・・
諦めて引き上げようとすると、交尾中のムラサキシジミに遭遇したりもしました。

  
びっくりしたのは、山を降りる途中で何度もニホンジカに遭遇したこと。
やはり本当に増えているんだなぁ、と少々気が重くなったのでした(+_+)

というわけで、あれこれと転戦した結果、なかなか楽しめた1日でした。
なんといっても、ウスイロヒョウモンモドキを無事に見れたのが一番嬉しかった!
今年はもしかしたら厳しいんじゃないかなと思ってたんですけど、
観察会でも見れそうな場所的で1匹だけだけど無事に逢えたことで
なんかホンキでほっとしました。本当によかった!
前哨戦のアイノミドリシジミ三昧もまさかの至近距離で贅沢でしたし
思いつきで網入れたら採れたヒダサンショウオもビックリだったし、
その後は写真のデキとかはさておきながら、ヒサマツからのハヤシという
但馬の夕方のゼフ三昧を楽しむことが出来たし、もうサイコー♪
最後のニホンジカはちょといろいろ気分が暗くなる展開でしたけど…
そんなこんなで但馬のあれやこれやを全力で堪能した後は
毎年恒例の前夜祭で賑やかに鍋をつつきながら虫談義に花を咲かせたのでした☆


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