当たらぬ二日〜濃密+極薄〜  17.6/10&11

今回もなんだかわけのわからん展開となりました。
初日は、所用に向けての移動前の短時間での地元播磨探索で、
そういえば行き損ねてたな、という場所を歩くと
いろいろ面白い出逢いが続いて大興奮。
翌日は所用の終わった後に、噂の某珍鳥を見に行ったところ
なんとも煮え切らなすぎる展開になって
粘りに粘ったけど、どうにもこうにも中途半端、という感じ。
稼働時間は4倍くらい違ったんだけど、合わせ技での紹介にしか
出来ない内容になるって感じの、ふがいないオチになったのでした(^^;

<1>播磨地方某所

  
というわけで、移動前にいつもの湿地ちょこっと立ち寄ると、
イシモチソウ(左)やら、トウカイコモウセンゴケ(右)やらが大満開。

  
んで、ヒメヒカゲも元気に飛び交っていました。
もっとも天気がよすぎて全然止まらない状態だったもんでろくに撮れず。

  
大満開のネジキ(左)に感心したあとで、しばらくヒメヒカゲ(右)を追っかけて
健在を喜んだところで、次は長年行き損ねていた湿地に挑戦することに。

  
歩き始めると、ふわりとウラギンシジミ(左)が登場したりもしました。
湿地の中にはパラパラとノハナショウブ(右)が咲いていたり。

  
タベサナエ(左)も何度か登場されました。
木影にはシソバタツナミ(右)もひっそりと咲いていたり。

  
さて、湿地を歩くと、次々とハッチョウトンボがご登場。
いい位置にいるもんで、水のキラメキを背景にしてバシバシと撮影♪

  
トキソウ(左)はあちこちで実にいい感じに咲いていて、
ビックリするぐらいの大群落(右)もありました。こんなに集結するのね。

  
林の中にはご立派なサイズのヒメカンアオイ(左)もぱらぱらと。
湿地の中にはモウセンゴケ(右)も可愛らしい花をたっぷりつけています。

  
ハッチョウトンボ♀(左)もヒョッコリと登場されました。せっかくなので
ちかくにいた♂は顔のドアップ(右)も狙ってみたり。面白いナァ☆

  
あとは再びシソバタツナミ(左)やら、シライトソウ(右)やらを見たあたりで
あっけなく時間切れになり、所用方面へと大急ぎで向かうことに…

<2>千葉県某所

  
翌日、関東での所用が終わって足を伸ばしたのは千葉の某所。
タイトゴメ(左)咲き乱れる港を歩くと、大量のコアジサシ(右)が飛び交っていました。

  
デジスコで埋立地を見ていくと、成鳥(左)に続いて、
可愛らしい雛(右)があちこちにいて大興奮。こりゃぁ可愛い!

  
港をにぎやか飛ぶ個体(左)を順番に撮って遊んでると、ノートリで
スゴイ角度のショット(右)なんかも撮れたりとか。
んで、そうこうするうちに、狙いのアメリカコアジサシも何度か目の前を飛んだのですが、
いいタイミングで腰の部分が見えないと識別が出来ないし、わかった時には
もう撮れない、ということで非常に歯がゆい思いをすることに(+_+)

  
しょうがないので埋立地を見ていると、抱卵中らしきコチドリ(左)を発見。
仲睦まじく寄り添っているコアジサシのカップル(右)もいたりしました。

  
子育て中の親子(左)もいました。うろうろしている雛(右)を狙ってみますが
揺れ動く草の間でなかなかうまく撮れず。可愛いんだけどねぇ。

  
ふと上空に怪しげな個体(左)を発見したりも。一枚しか撮れなかったけど…
えらく中睦まじい感じのカップル(右)もいいかんじでした。

  
そうこうするうちに、かなり遠かったのですが、嘴が全面的に黄色い個体を発見!
おっしゃ、これがアメリカコアジサシやんな!と興奮しながら
バシバシと撮りまくりますが、遠いし草が揺れるしでまともなショットは撮れず…

  
羽を広げたところ(左)も撮れたけどこれだけじゃよくわからんナァ…
その後もじっくり探していきますが、時折バサッと群れで飛ぶ(右)もんで、
そのたびにワケわかんなくなるという繰り返し。トホホのホ。

  
その後はしばらく飛びモン(左)を狙って遊んだりしてると、
ふと足元にツバメ(右)が降りているのを発見。すげぇ近かったのでPowershotで激写☆

  
その後は、近くで子育て中の親鳥がいたので再び撮ってたんですが、
あれ、よく見るとこの個体もl嘴が全体的に黄色いんじゃない?

  
少し出てきたあたり(左)も撮れましたが、足の色とかもどっちかよくわからん〜
諦めて他の親子(右)を撮ってのんびりとすごす事に。

  
粘ってるとアオサギ(左)やウミネコ(右)が近くに来たりしましたが
夕方近くまで粘っても手すりにアジサシ類が止まってくれることもなく、
なんとも不完全燃焼な結末となったのでした(T_T)

というわけで、なんともハンパな2日でした。
初日はとく短時間挑戦だったのですがなかなか濃くて、
2日目は1点集中式だったのですが、本命は確実に見れはしたものの
撮れたのかどうかはよくわからんという不甲斐ない結末(^^;
機材的に飛びモノはほとんど撮れないので
こういう飛翔写真で挑まなきゃいけない相手はホンマきついですねぇ(+_+)
地面におりてると腰の色が見えないし、飛び始めると数が多くて
わけわかんないし、本当にお手上げ状態でした。
2年連続で飛来しているということだし来年も来ることに期待かな…
今回は時間がなくて他の場所には回れませんでしたが
他にも夏鳥の面白いエリアは周辺にいくつかあることですし、
来年再挑戦がかなえばじっくり周辺を含めての挑戦といたしましょう☆


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