豪雨やなんやら〜迷走と瞑想〜 16.7/30&31

この週末は、またぞろなんとも迷走した展開となりました。
土曜日は面白そうなお誘いに乗って信州まで突撃したものの、
まさかの豪雨で予定が初手から完全崩壊。
フテ寝したら雨が上がって小躍りするも、結局天候イマイチで、
さらに途中から体調が悪くなってきたもんで
転戦も発作的に近めの場所に変更という体たらく。
翌日はとって返して但馬の山で、某氏へのはなむけを兼ねて
時期ハズレなものをひたすら待つというのんびりした1日に。
よくわからん展開続きだったのでまとめてのご報告です☆

<1>信州各所 7/30

  
さて、まずT氏に誘われてやってきたるは信州のとある峠。しかし夜明け前に到着、
と思ったら直前からもんのトんでもない豪雨になったんです(T_T)
さすがにどうにもならん、ということで計画は中止。
しょうがねぇやと車の中でフテ寝してたんですが、しばらくすると意外にも
雨が上がったので、少しあたりをウロウロしてみると、
ヤマゼリ?(左)やら、カメバヒキオコシ(右)やらを発見。

  
ミヤマイラクサ(左)も咲いてました。葉裏に隠れているゴミムシ類(右)もいましたが、
よく見るとおなかの辺りが菌糸に覆われて、虫カビにやられた個体だったみたい…

  
そうこうするうちに薄日が差し始めたので散策を開始すると、
いい感じに咲き誇ったソバナ(左)やら、なんか面白げなヒシバッタ類(右)やらを発見。

  
ちょっと撮りにくい場所でしたが、タニジャコウソウ(左)もありました。
薄暗い林内には、カニコウモリ(右)なんかも集まっていたりします。

  
マルバタケブキ(左)もぱらぱら咲いてましたが、ようやく目的地付近まで
歩いてきたあたりですごい濃霧(右)が発生。ありゃま。

  
しょうがないのでそのまま進むと、道端にフシグロセンノウ(左)やら、
大満開のソバナ(右)やらが見つかりましたが、霧は一向に晴れず…

  
がけ地を見ると、高い位置にハクサンオミナエシの群落(左)を発見。
花はほとんど終わりかけでしたが、イワギボウシ(右)なんかもみつかります。

  
そうこうするうちに、滝の岸壁に大株のイワオウギがたくさんある場所を発見。
こいつは怪しそうだなぁ、ということでワクワクするも霧はまったくはれてくれず…

  
ほとんどおわりかけでしたが、ホソバコオニユリ(左)もありました。
なんかおもしろげなセリ系植物(右)もあったけど、これってなにもんだっけ?

  
しょうがないのであたりを探索すると、近場にハクサンオミナエシ(左)があったり、
コゴメグサ類(右)があったりします。これはタチコゴメグサあたりになるのかな?
などと楽しんではいたのですが、霧は一向に晴れそうにないどころか
いつのまにやら雨が降り始めたので諦めて引き上げることに…

  
ふと道端には1花だけ咲き始めたテンニンソウ(左)を見つけたりもしました。
クガイソウ(右)は逆に盛りを過ぎて少しぼろい感じの株ばかり。

  
薄暗い場所ではセンジュガンピ(左)も少しだけ咲いていてくれました。
タマガワホトトギス(右)も数花だけ咲き残っていたりします。

  
よく見ると、オオカニコウモリ?(左)もパラパラと混じっていたりとか。
トリアシショウマ(右)なんかもいい感じに咲いていたりします。

  
とびきり薄暗い場所には、オオヤマハコベを発見。暗い場所にヒョコヒョコ
生えてる上に風で揺れるもんで撮影はかな〜り難儀でしたが…
んで、この後はドンと移動してTさんと合流し、高山蝶っぽいあたりを狙おうと
思っていたんですが、歩いているほどにどうも体調がよくないもんで移動を控えて
比較的近めの高原に目的地変更。久しぶりに逢いたいものもあったし。

  
んで、やってきた高原では、いきなり目の前にエルタテハがご登場。
あんま愛想はよくなかったですが、堂々としたテリ張りを見せてくれました。

  
あたりにはミヤマヒョウタンボクの真っ赤な実(左)が鮮やかでした。
こちらもなかなかいい雰囲気に満開のクサボタン(右)なんかも発見。

  
んで、ボロボロでしたが、コヒョウモンもお久しぶりに撮影成功。
チダケサシの花上で吸蜜、なんてなかなかいいシーンなんですけどね。

  
撮影していると、おいらも混ぜろとばかりにアカセセリ(左)もご登場。
葉上で開翅(右)も見せてくれましたが、ちょいと角度がイマイチで。
でもこのあたりで予想外にも晴れてきたので、ワクワクしながら目的の池へ急ぐことに。


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