なぜか植物園巡り〜雨の四国にて〜 16.6/25

この日は、なんかわけのわからん展開となりました。
高知のほうで所用があったついでにあちこち回る予定だったけど
予報はガッチリ雨だし虫方面は厳しいから花巡り、という
予定だったのが、笑ってしまうくらいの大空振り。
んでもって、結局その前にヒョコッと立ち寄った植物園と
高知に入ってからの久々の牧野植物園という
不思議な植物園ダブルセットという、よく分からん展開(笑
それでも、いろいろと逢い花にまとめて逢えたりしたもんで、これはこれで
アリかなぁという感じかな、ということでご容赦を(^_^;

<1>徳島県某所

  
最初の場所は、目的地への道中で偶然見つけた山間の植物園。
歩いてみると、すっかり実になったベニバナヤマシャクヤク(左)に混じって、
なんとワタナベソウ(右)があったもんで目をシロクロ。

  
ちょっと雨でぼろくなっていましたが、 イシダテホタルブクロ
なんてあたりも植えてありました。ここらもいつか見に行きたいなぁ。

  
キリンソウ(左)もパラパラと咲いていましたし、
可愛らしいイブキトラノオ(右)なんてあたりもあって嬉しくなったり。

  
ビックリしたのはふわりと舞い上がったミスジチョウ。
そういや今年は撮るのははじめてじゃん?ということでバシバシ激写。

  
ワタナベソウは数株だけでしたが、可愛らしく咲いているモンで
バシバシと激写。これもまだ自然下では逢えていないんだよね〜

  
花のドアップ(左)も撮ってみましたが、なんか面白い造形ですな。
さらにうろつくと、キヌタソウ(右)なんかも発見。

  
アオテンナンショウもえらく勇猛な感じの株がいくつもありました。
今まで見てきたのと比べてかなりがっしりしてるんですが、地域差かな?

  
八重先のドクダミ(左)も発見。一部が葉化してさらにいい風情じゃ。
ふわりとアサギマダラ(右)が飛んできてくれたりもします。

  
本命の場所へ移動する途中で、イワギボウシ(左)やら、ホソバコオニユリ(右)やら
といった出会いもあったんですが、このころはすごい豪雨で撮影はかなり難儀。
んで、今回の主目的の場所は、具体的な場所が絞り込めず
すぐ近くまで行ったのに探し回っただけでギブアップして大移動することに(T_T)

<2>牧野植物園周辺

  
んで、一気に移動してやってきたのはお久しぶりの牧野植物園。
歩き始めるとさっそく木影にトチバニンジン(左)を発見。
ちょっと期待していたサクユリ(右)はやっぱり全部花芽ばかりでした。

  
んで、一番見たかったのはこちら、ヤブレガサモドキです。
神戸の個体群はタンバヤブレガサに分類されるという噂もあって、
一度本場ものと見比べてみたかったんですが、雨でツヤありの特徴がわかりにくいし、
花もなかったのでまた見にこなきゃいけないですなぁ(^^;

  
面白いあたりでは、ムカデランなんかも咲いてました。
薄暗い場所の小さな花、ということで散々四苦八苦して何とか撮影。

  
ボロッボロでしたが、ホシミスジ(左)が迎えてくれたりもしました。
あたりにはカワラサイコ(右)がごちゃっと咲いていたりもします。

  
池にはアサザ(左)もパラパラと咲いていました。結構驚いたのは
あちこちにジョウロウホトトギス(右)が植えてあったこと。さすがは高知。

  
満開状態のシキタソウなんかも発見。こいつも結局
野外では逢えていないんだよなぁ。また探しに行くことにしよう♪

  
意外なあたりではチトセカズラも発見。そういえばここのところ
地元で撮ってないからかなり久しぶりかも。これまた嬉しいね☆

  
さらに歩いていくと、まさかのキソキバナアキギリがあって大仰天。
「え、この時期に咲いてるってキソ?あ、キソって書いてある!ホンモンじゃん!」
とか大声で独り言言ってしまって、周りのおばさんに苦笑いされたりとか(^^;

  
せっかくなので花のアップ(左)もパチリ。ここだけ見たら区別がつかんね。
ふわりとクロコノマチョウ(右)なんかも登場してくれました。

  
シチョウゲもたくさん植えてありました。そういえば高知には自生地があるんだっけ。
次は、晴れた日に渓流沿いに咲いている姿を見てみたいもんで。

  
ここでも花芽をたっぷりぶらさげているタキユリ(左)なんぞ見てると、
なんか怪しい物体(右)が植えてあるのを発見。これってもしかして…

  
おお、トサオトギリじゃないですか。こちらも地元ではしばらく撮ってないので
なんか嬉しい出会い。久しぶりに逢いにいっとかなきゃいけないなぁ…


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